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冒険の一環で幽霊船に乗り込んだら、年上の綺麗なお姉さんに童貞と命を奪われた
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • ホラー
  • お姉さん
  • 人外 / モンスター
  • ヤンデレ
  • 年上
  • ボーイッシュ
  • 幽霊
公開日2022年07月26日 14:16 更新日2022年07月26日 14:16
文字数
1260文字(約 4分12秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幽霊のお姉さん
視聴者役柄
冒険家の青年
場所
幽霊船
あらすじ
冒険家である貴方は、未だに海を彷徨っているという幽霊船を発見し、それに乗り込む。
中を探索して、ある部屋に入ると、そこには貴方より年上の綺麗なお姉さんがいて…?
本編
君。そんなところでうろついて、何をしてるのかな?

どうした?そんな固まって…まるでお化けに出会った時のような反応だな。

ふふ…なるほど、幽霊船か。面白いことを言うね。君は。

まぁ立ち話もなんだし、そこに座りたまえ。一緒にワインでも飲もう。




どうだ?美味いだろ?ここの料理とワインは…

ふふ、よくがっつくな。まぁたくさん食べるといい。料理はまだまだあるからな。

ん?……おいおい、人をいきなり幽霊呼ばわりとは、失礼だな。わたしはれっきとした人間だよ。触れてみるか?

そうか。女性に気軽に触れないところはチキンというか、紳士というか…ふふ…

それで?この船で君は一体何をしていたのかな?

探索…そうか。それで何かお目当てのものは見つかった?

ぷっ…あはは!上手いこと言うねぇ、君は。

そうかそうか…ふふ、美味しい料理と綺麗な女性か。君の口はよく回るな。女性を泣かせた経験は一度や二度じゃないだろう?

はは、そうか。ナンパして全戦全敗か。つまり君は未だに童貞というわけだな?

ふーん…冒険家で今は世界各地をまわっているのか、君は。

この船に無賃乗車したのもその一環というわけだな。

ふふっ、まぁいいよ。ここには君とわたし以外、誰もいないんだ。好きに過ごせばいい。

わたしか?わたしは……そうだな、君が旅先で会った謎の女性Aということにしておいてくれ。

ふふ、そうさ。女性には秘密がつきものなんだ。その方がミステリアスでなんだかドキドキするだろう?

ほー…君は童貞という割には、女性の口説き方をよく心得ている。面白いね。

ふふ、たしかに。言うだけならタダだな。

でも…もし、その言葉を本気にした女性に迫られたら、君はどうする?

へぇ…ならその言葉、嘘じゃないって証明してもらおうか。そこでじっとしてて。

(キス)

君の童貞という言葉を信じるなら…わたしは君の初めての相手ということになるな。

君も嬉しいだろう?こんな美人に迫られて…

男の人はこういうのが好きなんだろう?もっとシてあげようか?

いい子だ…そのままでいて。

(ディープキス)

なすがままにされる男の子って、こんなに可愛いんだな…初めて知ったよ。

ボーッと熱に浮かされたみたいになって…今の君はとても素敵だ。さ、わたしに今の正直な気持ちを聞かせておくれ?

そうか…ふふふ、このわたしに抱かれたいか。いいだろう。その望み、叶えてあげる。

(押し倒す)

そうだ…わたしを受け入れてくれたお礼に、この船のことを教えてあげる。

ここは君がさっき言ってた幽霊船という認識で間違いないよ。

そしてこのわたしも、生きた人間じゃない。死人だ。

ずっとこの部屋で誰かが来るのを待ってた…わたしを受け入れてくれる誰かが来るのを、ね?

君はもう戻れないよ…だってここのワインを飲み、料理を食べたんだから。

そしてわたしとも熱い口づけを交わした。だから君は一生、わたしと一緒だ。

だけど後悔はさせない。わたしは死人だが、君とこうして抱き合える。温もりを与えてあげられる。

今まで冒険して楽しいことも苦しいこともいっぱいあったろう?

でもそれも今日で終わり…わたしが君を幸せにしてあげる。

君の童貞と…その命はわたしがもらうね…?

(ディープキス)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
冒険の一環で幽霊船に乗り込んだら、年上の綺麗なお姉さんに童貞と命を奪われた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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