- 耳かき
- 俺様
- 耳吹き
- 主人
- 癒し
- 耳マッサージ
公開日2023年05月26日 09:31
更新日2023年05月26日 09:31
文字数
2141文字(約 7分9秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
主人
視聴者役柄
召使い
場所
お屋敷
あらすじ
召使いである貴女は、俺様な主人に徹底的に道具扱いされていた。ところが、貴女は満更でもない様子でいて…?
本編
[プロローグ]〜ナンパ撃退〜
おい、そこの兄ちゃんたち。なに俺のモンに手ェ出してくれてんの?
俺?俺はそいつの所有者。つーか、つべこべ言ってねえで、その手離せよ。な?
(男たちが彼女の手を離すと同時に、彼が彼女を抱き寄せる)
おい、テメェら!よぉく覚えとけ!
コイツは俺だけのモンだ!テメェらが勝手に触っていいもんじゃねぇ!
はっ…分かったらとっとと失せな。クズどもがよ。
(男どもが退散する)
ハァ…ったく、なにナンパされてんだよ。バカ女。
オメェはもっと俺のモンだって自覚持て。
そ。よく分かってんじゃねえか。お前は俺の道具。俺に使われるために生まれてきた存在なんだよ。
んじゃあ、帰るか。帰って俺のために夕飯を作ってもらうぜ。
はっ、バカが…道具風情が礼なんて言ってんじゃねえよ。
所有者が道具を大事にすんのは当たり前だろーが。
おら、つまんねーこと言ってねえで帰んぞ。俺はお腹ぺこぺこなんだよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[本編]〜道具の手入れ〜
はぁ〜、食った食った!ごっそさん!
お前、なかなか美味いモン作れるようになったじゃねえか。
おう。俺の道具としては、いい仕上がりになってきた。流石だな。
あ?なに言ってんだ、片付けは俺がやる。
たりめーだろ。道具風情に全部任せてられっか。無駄に疲れが溜まっちまうだろーが。
つーことで、食器は流しにつけとけ。あとは俺が洗っとくからよ。
……おい、ちょっと待て。
さっきからなに指で耳をほじってやがる?
あぁ⁉︎ 耳が痒いだぁ⁉︎ 中、ちょっと見せてみろや!
お前これ…耳垢溜まってんじゃねえか!
くそっ…!俺としたことが今の今まで、道具の不具合に気づかねえとはよ…!
ちょっとそこで待ってろ!耳かき棒取ってくる!
(引き出しを漁り、耳かき棒を取り出す)
へへっ…見つけたぜ。道具を手入れするための道具、耳かき棒…!
よし!じゃあお前、俺の膝に寝転がれ!
そうだよ!膝枕してやるっつってんだよ!いいから、来いっての!
(膝枕をする)
おーし…俺に手入れされる覚悟はいいな?
安心しろ…痛くねえように、きっちり掃除してやっからよ…へへへ…
(耳かき)
俺の耳かきテクを甘く見んじゃねえぞ…
道具の手入れは所有者ならできて当然…そうだろ?
耳垢なんてこの俺が根こそぎ取り除いてやるよ…
あぁ?何が迷惑だよ。俺はお前の所有者だぞ?
道具の不調は所有者の責任。当たり前だよなぁ?
そうだ…お前に面白い例え話をしてやる。
二人のスナイパーの話だ。
あるスナイパーは碌に掃除も整備もせず、適当に銃を扱っていた。
もう一人のスナイパーは毎日銃の手入れをし、使用後にはカバーをかけて大切にしていた。
そんな二人が依頼者からそれぞれ暗殺任務を引き受けた。
この二人のうち、任務に成功したのはどちらか?
当然、銃を大切に扱っている方のスナイパーだ。
つまりはそういうこった。道具は所有者のために存在してんだよ。
分かったら、一々口ごたえしねえで、大人しく耳かきされろってんだ。
耳の奥にある大物も今から取ってやるからよ…クククッ…
……なかなかしつけえ汚れだな。この俺を舐めてんのかぁ?
俺様の大切な道具にへばりついてんじゃねえよ、この木偶の坊が…
…取れた!やってやったぜ!バーローめ!
大物を討ち取った時の快感は最高だなぁ、おい!
気分がいいから、オマケも追加してやるぜ。
(耳吹き)
バーカ…これしきのことで、いちいち動揺してんじゃねえよ。
反対の耳もやるから…身体の向き変えろ。
よし…じゃあ、こっちも綺麗さっぱり取り除いてやるからな。
(耳かき)
いいねぇ…こっちにも取り除き甲斐のある大物がいるじゃねえか…
あぁ、俺に任せろ…お前の汚れは隅から隅まで取っ払ってやるからよぉ…
コイツもなかなかしつけぇ汚れだなぁ、おい…!
この俺を手こずらせんじゃねえよ…!
舐めんな、このっ、クソボケが…!
は、はははっ!取ってやったぜぇ!ザマァみろ!
この調子で残りのカスどももお掃除してやんよぉ…!
カリカリ、カリカリってなぁ…!
いいねぇ、最っ高!道具の手入れにかけては天下一品!
どーよ?つか、痛くねえか?痛かったら、ちゃんと言えよ?
そうかぁ、気持ちいいかぁ。なら言うこたぁねえな。
うし、耳かきはこんくらいにして…最後に耳揉みマッサージをやっていくぜぇ。
両耳同時にやってやっから、仰向けになれ。
見てろよぉ?俺のマジックハンドで、お前を熟睡の境地に至らせてやるぜぇ…
(両耳マッサージ)
かかか…!どーだ?もうウトウトしてきたろ?
しっかり安眠しろよぉ…疲労は今日のうちにとって、明日からまたガンガン働いてもらうからな。
おら、おら…!ここかぁ?ここがいいのかぁ?
あぁ?声がふにゃふにゃして、なんて言ってっか分かんねえ。
ま、どーでもいいけどな…今のお前は手入れされるだけの道具。自分で考える道具じゃねぇ。
今は癒されてるって自覚だけ持っときゃいいんだよ。
そうだ。お前が万全の状態で働けるように、俺がこれからもケアしてやるっつってんの。
妙な責任とか感じてんじゃねえぞ?道具のケアは所有者として当然の責務。こんなのやって当たり前なんだよ。
へっ…分かってきたじゃねえか。
お前にもだいぶ俺の道具としての自覚が芽生えてきたようだなぁ。いい傾向だ。
もう寝そうじゃねえか…いいぜぇ、そのままおねんねしな。
俺が寝付くまでずーっと見守ってやるからよ…
明日からも俺の道具として存分に働いてくれよなぁ…召使いちゃんよぉ。くくく…
おい、そこの兄ちゃんたち。なに俺のモンに手ェ出してくれてんの?
俺?俺はそいつの所有者。つーか、つべこべ言ってねえで、その手離せよ。な?
(男たちが彼女の手を離すと同時に、彼が彼女を抱き寄せる)
おい、テメェら!よぉく覚えとけ!
コイツは俺だけのモンだ!テメェらが勝手に触っていいもんじゃねぇ!
はっ…分かったらとっとと失せな。クズどもがよ。
(男どもが退散する)
ハァ…ったく、なにナンパされてんだよ。バカ女。
オメェはもっと俺のモンだって自覚持て。
そ。よく分かってんじゃねえか。お前は俺の道具。俺に使われるために生まれてきた存在なんだよ。
んじゃあ、帰るか。帰って俺のために夕飯を作ってもらうぜ。
はっ、バカが…道具風情が礼なんて言ってんじゃねえよ。
所有者が道具を大事にすんのは当たり前だろーが。
おら、つまんねーこと言ってねえで帰んぞ。俺はお腹ぺこぺこなんだよ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
[本編]〜道具の手入れ〜
はぁ〜、食った食った!ごっそさん!
お前、なかなか美味いモン作れるようになったじゃねえか。
おう。俺の道具としては、いい仕上がりになってきた。流石だな。
あ?なに言ってんだ、片付けは俺がやる。
たりめーだろ。道具風情に全部任せてられっか。無駄に疲れが溜まっちまうだろーが。
つーことで、食器は流しにつけとけ。あとは俺が洗っとくからよ。
……おい、ちょっと待て。
さっきからなに指で耳をほじってやがる?
あぁ⁉︎ 耳が痒いだぁ⁉︎ 中、ちょっと見せてみろや!
お前これ…耳垢溜まってんじゃねえか!
くそっ…!俺としたことが今の今まで、道具の不具合に気づかねえとはよ…!
ちょっとそこで待ってろ!耳かき棒取ってくる!
(引き出しを漁り、耳かき棒を取り出す)
へへっ…見つけたぜ。道具を手入れするための道具、耳かき棒…!
よし!じゃあお前、俺の膝に寝転がれ!
そうだよ!膝枕してやるっつってんだよ!いいから、来いっての!
(膝枕をする)
おーし…俺に手入れされる覚悟はいいな?
安心しろ…痛くねえように、きっちり掃除してやっからよ…へへへ…
(耳かき)
俺の耳かきテクを甘く見んじゃねえぞ…
道具の手入れは所有者ならできて当然…そうだろ?
耳垢なんてこの俺が根こそぎ取り除いてやるよ…
あぁ?何が迷惑だよ。俺はお前の所有者だぞ?
道具の不調は所有者の責任。当たり前だよなぁ?
そうだ…お前に面白い例え話をしてやる。
二人のスナイパーの話だ。
あるスナイパーは碌に掃除も整備もせず、適当に銃を扱っていた。
もう一人のスナイパーは毎日銃の手入れをし、使用後にはカバーをかけて大切にしていた。
そんな二人が依頼者からそれぞれ暗殺任務を引き受けた。
この二人のうち、任務に成功したのはどちらか?
当然、銃を大切に扱っている方のスナイパーだ。
つまりはそういうこった。道具は所有者のために存在してんだよ。
分かったら、一々口ごたえしねえで、大人しく耳かきされろってんだ。
耳の奥にある大物も今から取ってやるからよ…クククッ…
……なかなかしつけえ汚れだな。この俺を舐めてんのかぁ?
俺様の大切な道具にへばりついてんじゃねえよ、この木偶の坊が…
…取れた!やってやったぜ!バーローめ!
大物を討ち取った時の快感は最高だなぁ、おい!
気分がいいから、オマケも追加してやるぜ。
(耳吹き)
バーカ…これしきのことで、いちいち動揺してんじゃねえよ。
反対の耳もやるから…身体の向き変えろ。
よし…じゃあ、こっちも綺麗さっぱり取り除いてやるからな。
(耳かき)
いいねぇ…こっちにも取り除き甲斐のある大物がいるじゃねえか…
あぁ、俺に任せろ…お前の汚れは隅から隅まで取っ払ってやるからよぉ…
コイツもなかなかしつけぇ汚れだなぁ、おい…!
この俺を手こずらせんじゃねえよ…!
舐めんな、このっ、クソボケが…!
は、はははっ!取ってやったぜぇ!ザマァみろ!
この調子で残りのカスどももお掃除してやんよぉ…!
カリカリ、カリカリってなぁ…!
いいねぇ、最っ高!道具の手入れにかけては天下一品!
どーよ?つか、痛くねえか?痛かったら、ちゃんと言えよ?
そうかぁ、気持ちいいかぁ。なら言うこたぁねえな。
うし、耳かきはこんくらいにして…最後に耳揉みマッサージをやっていくぜぇ。
両耳同時にやってやっから、仰向けになれ。
見てろよぉ?俺のマジックハンドで、お前を熟睡の境地に至らせてやるぜぇ…
(両耳マッサージ)
かかか…!どーだ?もうウトウトしてきたろ?
しっかり安眠しろよぉ…疲労は今日のうちにとって、明日からまたガンガン働いてもらうからな。
おら、おら…!ここかぁ?ここがいいのかぁ?
あぁ?声がふにゃふにゃして、なんて言ってっか分かんねえ。
ま、どーでもいいけどな…今のお前は手入れされるだけの道具。自分で考える道具じゃねぇ。
今は癒されてるって自覚だけ持っときゃいいんだよ。
そうだ。お前が万全の状態で働けるように、俺がこれからもケアしてやるっつってんの。
妙な責任とか感じてんじゃねえぞ?道具のケアは所有者として当然の責務。こんなのやって当たり前なんだよ。
へっ…分かってきたじゃねえか。
お前にもだいぶ俺の道具としての自覚が芽生えてきたようだなぁ。いい傾向だ。
もう寝そうじゃねえか…いいぜぇ、そのままおねんねしな。
俺が寝付くまでずーっと見守ってやるからよ…
明日からも俺の道具として存分に働いてくれよなぁ…召使いちゃんよぉ。くくく…
クレジット
ライター情報
pixivにてフリー台本を投稿しています。
台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
松平蒼太郎 の投稿台本(最大10件)