- 嫉妬
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- ダウナー
公開日2024年02月09日 03:05
更新日2024年02月09日 03:05
文字数
1381文字(約 4分37秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
いじめっ子幼馴染
視聴者役柄
パシられる僕
場所
学校
あらすじ
幼馴染のヒロインにパシリとして扱われていたあなたは、彼女ができたことでヒロインを突き放します。
しかし、なぜか突然彼女に別れを告げられます。
どうやら、その原因を作ったのは幼馴染のようで……
しかし、なぜか突然彼女に別れを告げられます。
どうやら、その原因を作ったのは幼馴染のようで……
本編
あんた、購買のパンとお茶買ってきてよ
どうせ暇でしょ?
いつも休み時間は、一人でしみったれた顔して弁当つついてるんだから、ちょっとくらい私のためになることしたっていいじゃん。
むしろ私に使ってもらえるなんて、感謝しなさいよね。
……ほら、いつも通りのやつでいいから、早く買ってきなよ。
お金?このくらいの額も出せないの?
……はあ、しょうがないわね。
(お金を投げ渡す)
(SE:チリーンと小銭の音)
ほら、これでいい?
ふん、あんたは私みたいな美少女と幼馴染なんだから、ありがたく思いなさいよ?
そんな不機嫌そうな顔してないで、もっと幸せそうにしてなさい。
ふふ、今後も私がずーっと、あんたをパシりとして使ってあげるわ。
***
(翌日)
(SE:チャイムの音)
じゃ、今日もいつも通り、おつかいよろしく~。
……断る?
は、どういうこと?
私の言うことが聞けないってこと?
一緒にお弁当食べる相手ができたから、無理……って。
はは、また見え透いた嘘をつくのね。
あんたにそんな相手がいるわけないじゃない。
それに、もし事実だったとしても、私の方が優先でしょ?
ぐだぐだ言ってないで、ほら、早く買ってきてよ。
嘘じゃない?
その子と付き合うことになったから、今後は私の言うことは聞けない……?
……え、ちょっと待って?
付き……あう?
あ、あんたには私がいるんじゃ……私はあんたの幼馴染なんじゃないの……?
あのとき、ずっと、一緒にいてくれる……って……
え、ちょっと待って! 行かないで、ねえっ!
そんな……許さない……
あいつは私だけのものなんだから……
***
……あら、久しぶり。
あんたが私に何か用?
なんだか随分と苛立っているようだけど、何か悪いことでもあったのかしら。
突然、彼女が別れを告げてきた?
浮気を疑われて、否定したけど信じてもらえなかったんだ……。
あはははっ!
私のことを避けるようになった罰が当たったのね。
やっぱり、あんたみたいな情けない男が彼女をつくるなんて無理だったのよ!
……ん、何が言いたいの?
まさか、その別れ話の原因を作ったのは私、なんて言い出すんじゃないでしょうね。
例えそうだったとして、一体何が問題なの?
私はあなたの幼馴染よ?
小さい頃からずっとずっとずーっと、あんたのそばにいたというのに、今さらあんな女が彼女になるなんて許せないじゃない?
本当のことを話せ? ……いいよ。
……そう、確かにあんたの言う通り、その女に嘘の浮気を指摘したのは私。
でもね、「私の方が前から付き合ってた――」って言ったら、彼女、泣きそうになりながら逃げ帰っていったわ。
あの程度の『愛』であんたの彼女になろうだなんて、ほんと、浅はかだと思わない?
……は? 彼女に謝れ?
な、何で私が謝らなくちゃいけないの?
むしろ、私はあんたに感謝されるべきだと思うんだけど。
あんな女より、もっと相応しい相手がいると思わない?
あんた、私と付き合いなさいよ。
私みたいな完璧な彼女がいれば、最高だと思わない?
私はあんたのことを誰よりも幸せにできるし、あんたのことをたくさん愛してあげる。
だからさ、ほら、あんな女のこと忘れちゃおーよ。
断るなんて選択肢はないからね。
もしそんなことしたら、あの女がどんな目に合うか、私にもわからないんだから……
ふふ、そう、それでいいのよ。
私があんたを幸せにしてあげる。
昔、誓ったでしょ?
大きくなったら結婚してくれるって、約束したもんね?
大好き……あんたはもう私のものだから……誰にも渡さない……
これからもずーっと、一緒だね。
どうせ暇でしょ?
いつも休み時間は、一人でしみったれた顔して弁当つついてるんだから、ちょっとくらい私のためになることしたっていいじゃん。
むしろ私に使ってもらえるなんて、感謝しなさいよね。
……ほら、いつも通りのやつでいいから、早く買ってきなよ。
お金?このくらいの額も出せないの?
……はあ、しょうがないわね。
(お金を投げ渡す)
(SE:チリーンと小銭の音)
ほら、これでいい?
ふん、あんたは私みたいな美少女と幼馴染なんだから、ありがたく思いなさいよ?
そんな不機嫌そうな顔してないで、もっと幸せそうにしてなさい。
ふふ、今後も私がずーっと、あんたをパシりとして使ってあげるわ。
***
(翌日)
(SE:チャイムの音)
じゃ、今日もいつも通り、おつかいよろしく~。
……断る?
は、どういうこと?
私の言うことが聞けないってこと?
一緒にお弁当食べる相手ができたから、無理……って。
はは、また見え透いた嘘をつくのね。
あんたにそんな相手がいるわけないじゃない。
それに、もし事実だったとしても、私の方が優先でしょ?
ぐだぐだ言ってないで、ほら、早く買ってきてよ。
嘘じゃない?
その子と付き合うことになったから、今後は私の言うことは聞けない……?
……え、ちょっと待って?
付き……あう?
あ、あんたには私がいるんじゃ……私はあんたの幼馴染なんじゃないの……?
あのとき、ずっと、一緒にいてくれる……って……
え、ちょっと待って! 行かないで、ねえっ!
そんな……許さない……
あいつは私だけのものなんだから……
***
……あら、久しぶり。
あんたが私に何か用?
なんだか随分と苛立っているようだけど、何か悪いことでもあったのかしら。
突然、彼女が別れを告げてきた?
浮気を疑われて、否定したけど信じてもらえなかったんだ……。
あはははっ!
私のことを避けるようになった罰が当たったのね。
やっぱり、あんたみたいな情けない男が彼女をつくるなんて無理だったのよ!
……ん、何が言いたいの?
まさか、その別れ話の原因を作ったのは私、なんて言い出すんじゃないでしょうね。
例えそうだったとして、一体何が問題なの?
私はあなたの幼馴染よ?
小さい頃からずっとずっとずーっと、あんたのそばにいたというのに、今さらあんな女が彼女になるなんて許せないじゃない?
本当のことを話せ? ……いいよ。
……そう、確かにあんたの言う通り、その女に嘘の浮気を指摘したのは私。
でもね、「私の方が前から付き合ってた――」って言ったら、彼女、泣きそうになりながら逃げ帰っていったわ。
あの程度の『愛』であんたの彼女になろうだなんて、ほんと、浅はかだと思わない?
……は? 彼女に謝れ?
な、何で私が謝らなくちゃいけないの?
むしろ、私はあんたに感謝されるべきだと思うんだけど。
あんな女より、もっと相応しい相手がいると思わない?
あんた、私と付き合いなさいよ。
私みたいな完璧な彼女がいれば、最高だと思わない?
私はあんたのことを誰よりも幸せにできるし、あんたのことをたくさん愛してあげる。
だからさ、ほら、あんな女のこと忘れちゃおーよ。
断るなんて選択肢はないからね。
もしそんなことしたら、あの女がどんな目に合うか、私にもわからないんだから……
ふふ、そう、それでいいのよ。
私があんたを幸せにしてあげる。
昔、誓ったでしょ?
大きくなったら結婚してくれるって、約束したもんね?
大好き……あんたはもう私のものだから……誰にも渡さない……
これからもずーっと、一緒だね。
クレジット
ライター情報
2024年からフリー台本を書き始めた、新米のフリー台本書くマンです。
pixivでもフリー台本を投稿しています。
まずは100本を目標にいろいろなジャンルの台本を書こうと思っています。
読む人が読みやすく、いい台本をたくさん作りだせるように頑張ります!
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