0
【殺し屋/俺様】女という名の道具は使い様
written by 松平蒼太郎
  • 罵倒
  • 俺様
  • 戦闘
  • 殺し屋
  • 裏社会
  • 現代
  • ファンタジー
公開日2024年08月10日 19:00 更新日2024年08月10日 19:00
文字数
1151文字(約 3分51秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
殺し屋
視聴者役柄
クノイチ
場所
某所
あらすじ
殺し屋の男に狙われた貴女は、忍びとしての技術を駆使して、生き残りを図ろうとするお話。男との戦闘で敗北した貴女は、自身の身体を売り込むことで、彼の優位に立とうとして…?
本編
(舌打ち)


どこに隠れてる…二度と逃がさねぇっつったはずだが…


…そこか。隠れても無駄だっての。


(何発か発砲)


…?どこに消えた……ッ!


(突如、死角から飛び出してきた女に刺し殺されそうになる)


…っぶねぇな。直前まで全く気配を感じなかったが…


…忍びの末裔、か。ったく、厄介な女を相手にさせられたもんだな。あとでクライアントには、きっちり報酬振り込んでもらわねえと…


…あ?知るか。俺はただ、俺の仕事をこなすだけ…クライアントがなんでお前を狙ってるかなんて、俺の知ったことじゃない。


さて…俺もいつまでもお前の忍者ごっこに付き合ってる暇はねぇ。とっとと終わらせる…!


(彼女が再び姿を消す)


……また隠れやがって。でももうタネは割れてる…そこ、だろっ…!


(女の居たところを銃撃、彼女が怯んだところを捕まえる)


当たりだな…「隠れ身の術」とやらは、二度と通用しない。どういう原理か知らねえが、要するに、周囲の景色と同化する手品だろ?カメレオンみてえな真似しやがって…


(逃げようとする彼女の胸ぐらを掴む)


…逃がさねえっつったろ?俺ぁ、手間かけさせられるのがこの世で一番嫌いなんだよ。面倒ごとは全部、嫌いだ…面倒ごとを増やす輩も、全員…


(彼女から乱暴に手を放す)


…あぁ、そうだな。ここでぶっ殺しちまった方が、手っ取り早い。殺し屋なら間違いなくそうすべきだ…


でも、お前ってそれなりに使えそうだからな…ここまで隠密行動に長けた奴は、そうはいねえ。お前、俺に使われてみる気あるか?


問題ねぇ。金なら払う。クライアントには始末したって報告をテキトーにでっちあげりゃいい。もし死体確認を求められたら、影武者を使えばいいだけだしな。似たような死体なんぞ、その気になりゃいくらでも用意できる。


…あ?使えそうだからっつったろ?逆にそれ以外に何があんだよ?


…くだらねぇ。何が性奴隷だよ…いつの時代の話をしてんだ?テメェは…


黙れ、このスケベ忍者。お前の頭ん中は真っピンクか?ふざけたこと言うのも大概にしろ。


(ため息)


お色気の術、ねぇ…それで俺を籠絡して、優位に立とうってか?


上等…お前のくだらねえ挑発に敢えて乗ってやるよ。上下関係はハッキリさせないといけねえもんなぁ?


問題ねぇ…いくらでも相手シてやる。俺もそういう経験がないわけじゃねえからな。


…さぁな。ただ、相性が良かったら、そういう使い道も検討はする。あくまで検討、な?


図太い性格してやがる…よっぽど自分の女としての商品価値があるって思ってんのな。


そこまで言うなら、俺をがっかりさせてくれんなよ?悪りぃが、俺は使えねえ奴は容赦なく捨てるタチだから…覚悟はできてんな?


ハッ…生意気な奴。けどまぁ、それくらいじゃねえと、この裏社会は生きてけねえのかもな…


(彼女の手を取る)


…行くか。ここではドンパチしすぎたからな…人が来ねえとこに移動すっぞ。


言ってろよ、変態クノイチが…俺に色仕掛けしたこと、後悔しても知らねえからな?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【殺し屋/俺様】女という名の道具は使い様
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
 pixivにてフリー台本を投稿しています。
 台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
松平蒼太郎 の投稿台本(最大10件)