0
【甘々/イチャイチャ】不良系御曹司のヒモに就職した女の日常
written by 松平蒼太郎
  • ラブラブ
  • 甘々
  • 同棲
  • 癒し
  • 御曹司
  • 飼い主
  • 不良 / ヤンキー
  • ヒモ
公開日2024年09月07日 05:45 更新日2024年09月07日 05:45
文字数
1121文字(約 3分45秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
御曹司
視聴者役柄
女性
場所
御曹司の屋敷
あらすじ
大学を中退し、行き場のない貴女を拾ってくれたのは、ちょっぴりヤンキー気質なおぼっちゃま。彼は貴女をヒモとして屋敷に置いておくことに決めたようで…?
本編
おーい、ヒモ女ァ…飯だぞ、飯。さっさと食おうぜ。


…あぁ?これ?料理長(シェフ)じゃねえよ、俺が作ったんだ。当たり前だろ?


おぅ。ペットの飯を作るのはご主人様の務めだからな。


いいから、気にせず食えって。俺も一緒に食うから。


(ご飯を二人で黙々と食べる)


ごっそさん。皿、片付けてくるわ。


あぁ?何言ってんだ?ヒモ女はその辺でゴロゴロしてろ。


バカ、皿洗いするペットがどこの世界にいんだよ。いいから大人しくしてろって。すぐ戻るから。


(食器を片付けて、部屋に戻ってくる)


待たせたな。おら、食後のコーヒー持ってきたから、一緒に飲もうぜ。


(席につき、コーヒーをすする)


ふぅ…今日は上手く淹れれたみてぇでよかったぜ。日頃の練習の賜物だな。


あ?したよ、練習。ドリッパーとかサーバーとか用意してさ。どうせ飲むなら、美味いコーヒーのがいいだろ?


ははっ…そりゃあ良かった。ま、天才の俺が努力したんだから、これくらい当然だな。


つーかよぉ…最近お前、何かにつけて働こうとするよな?なんで?


いや、ヒモになりてえっつったのはお前だろ?今さら何言ってんだ?


前に言ってたじゃん、「そこにいるだけで存在を肯定されるペットになりたい」って。それを俺が叶えてやったんだろ?


俺もお前のことは気に入ってっからよ…大学中退して、行き場のないお前を拾えて、ラッキーって思ってんぜ?最高の癒し動物である、お前をなぁ?


あぁ、好きだぜ?お前のそのダラーってした雰囲気がよ…近くにいるだけでこっちの気も抜けちまうぜ。もちろん、良い意味でな。


ま、そうだな…お前は俺専用のマスコットっつったところか。


だからよ…余計な気ィ使って、働こうとしなくていい。お前の仕事は、この家でのんびりすることなんだからな。


あぁ?なんだよ、いきなり…俺の結婚相手のことなんざ、心配してどーすんだよ。


邪魔になんかなるかよ…俺が将来、どんな女と結婚しようが、お前の立場は変わらねえ。


俺にとって最高の癒しになるのはお前だけだ。どんだけ頭バカになろうが、それだけは覚えとけ。


…コーヒー、飲み終えたか?飲み終えたら、こっち来い…ギューってしてやんよ。


(ハグ)


あ~~~…これだよ、この感触。


お前のこの抱き心地が、いい…これだけで、お前の存在を全肯定できる…


んだよ、そのだらしねえ声…ますます俺を堕落させる気かぁ?


っとに、生意気なヤローだぜ…おらっ、俺にもっとギューされろ。このヒモ女ァ…!


(強めにハグ)


今日のストレスが緩和されてくなぁ、おい…マジで不思議な気分…


お前、もしかして前世、抱き枕かなんかだったんじゃねーの?それくらい、ハグのし甲斐があんだけど。


はっ…良い心構えだ。ヒモはヒモらしく、俺に大人しく飼われてろよ。んで、愛嬌も惜しみなく振りまけ。わーったか?


ん、それでいい。もうしばらくだけ、このままで…な?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【甘々/イチャイチャ】不良系御曹司のヒモに就職した女の日常
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
 pixivにてフリー台本を投稿しています。
 台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
松平蒼太郎 の投稿台本(最大10件)