0
【極道×任侠】ヤクザから足を洗いたい男に救出されて…
written by 松平蒼太郎
  • シリアス
  • 極道
  • 逃走
  • 任侠
公開日2024年10月05日 12:37 更新日2024年10月05日 12:41
文字数
894文字(約 2分59秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ヤクザの男
視聴者役柄
カタギの女性
場所
ヤクザの事務所→某所
あらすじ
とあるヤクザの事務所に監禁されていた貴女は、そこの組員である男に助け出される。ヤクザをやめたいという彼は、貴女を担ぎ上げたまま、追手から必死に逃げてくれて…?
本編
(ドアを開ける)


おぅ、嬢ちゃん…生きてっか?生きてんなら、返事しろ。


……意識はあるみてぇだな。おら、行くぞ。


(拘束具を外す)


あ?なんでって、何がだよ…拘束具を外したことか?


バカ、あたりめぇだろ。俺も足を洗うんだよ、このヤベェシノギからな。


おぅ。足洗うついでに、嬢ちゃんのことも解放しようと思って。悪く思うなよ?


(彼女を担ぎ上げる)


軽っ…アホみてえに痩せてんな。てか、いくら何でも痩せすぎだろ。


まぁ、こんなストレスだらけの環境じゃ、仕方ねえか…おらっ、行くぞ!


(彼女を担ぎ上げたまま、走り出す)


はぁ、はぁ……やっべ、死ぬ…!


でもまぁ…ここまで来りゃ、なんとか……ッ!


(彼女の口を押さえて、物陰に隠れる)


おい……声、出すんじゃねえぞ。バレたら、終わりだからな…


あぁ…組員が近くをうろついてる。


十中八九、俺らを探してんだろーぜ。


見つかったら?そりゃあ、拷問されて最後は山に埋められるか、海に沈められるか…どっちにしろ、ろくな最期は迎えねえな。


嬢ちゃんは女だから…そうだな、死ぬほどレイプされて、最後はポイだな。ヤクザってのはそういう生きモンだ。


もう無駄口叩くな…マジで近づいてきやがった…


(しばらく息を潜める)


………はぁ。行ったか…


ったく、危うく死ぬとこだったぜ。


まーな…とりあえずは、助かった。まだまだ組の縄張りだから、油断ならねえけど。


あん?俺一人で逃げた方がよかったってか?


あぁ、そうだな…たしかに嬢ちゃんの言う通りだ。


俺一人の方がもっと早く、もっと遠くに逃げられた。


けどよ…なんつーか、アレだよ。男のプライドってやつ?死にかけの女置いて、一人で逃げられるかってんだ。


おぅ…赤の他人だったとしても、だ。


たしかに俺ぁ、これまで褒められねえことばっかしてきたけどよ…今以上のクズに落ちぶれるのはごめんだ。


うるせぇな…バカなのは自分が一番よくわかってるよ。


でも今この瞬間だけは譲れなかった…俺がこのシノギから足を洗うってことと、アンタを解放するってことの両方をやろうって、本気で思ったんだ。だから後悔は、ねぇ…


はっ…どーいたしまして。こっから先もたぶん地獄だが、ついて来れるか?


上等…んじゃ、行くか。


ここまで連れ出した以上は、アンタのこたぁ、最後まで責任もってやるよ…俺の命に代えてもな。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【極道×任侠】ヤクザから足を洗いたい男に救出されて…
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
 pixivにてフリー台本を投稿しています。
 台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
松平蒼太郎 の投稿台本(最大10件)