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公開日2025年04月17日 06:46
更新日2025年04月17日 06:49
文字数
1092文字(約 3分39秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
龍神
視聴者役柄
村娘
場所
廃神社
あらすじ
大きな山火事が発生し、その山の麓に住む貴女は、今や誰からも忘れ去られた龍神の男に助けを求める。最初は渋っていた彼だが、貴女の覚悟を聞き、山火事を鎮めることを決意してくれて…?
※1 龍神様…オンボロの廃神社に住む神様。元々の地力が強かったせいか、人々からの信仰が失われても、神力が失われることはなかった。山の麓に住む村娘と軽く世間話する程度の親交はあり、彼女のことをおもしれー女だと思ってる。御歳1200くらい。
※2 村娘…龍神を視認できるとかいう、何気にとんでもない能力を持つ女。自分の大切な居場所を守るため、(見た目だけ)軽薄そうな龍神様に頭を下げる。自らを生け贄として差し出す覚悟もあったが、肝心の彼からは小娘としてしか扱われなかった模様。
※1 龍神様…オンボロの廃神社に住む神様。元々の地力が強かったせいか、人々からの信仰が失われても、神力が失われることはなかった。山の麓に住む村娘と軽く世間話する程度の親交はあり、彼女のことをおもしれー女だと思ってる。御歳1200くらい。
※2 村娘…龍神を視認できるとかいう、何気にとんでもない能力を持つ女。自分の大切な居場所を守るため、(見た目だけ)軽薄そうな龍神様に頭を下げる。自らを生け贄として差し出す覚悟もあったが、肝心の彼からは小娘としてしか扱われなかった模様。
本編
(山火事を遠目から眺める)
おいおい…ありゃヤベーんじゃねぇの?
これ以上燃え広がると、麓(ふもも)の村まで焼け野原になったりして〜…
(息を切らした少女が現れる)
…あん?よぉ、どした?こんな寂れた神社まで、わざわざ走ってきたのか?ご苦労さん。
…あの山火事を?なに?俺の手でどうにかしろって?めんどくせ〜…
いや、だって…俺が手を下そうが下そうまいが、山火事なんてどうせそのうち消えるだろ?だから、別にいいかなって。
え〜…村が燃えても、俺は困らねえしなぁ。
つーか、村の連中もこんなとこに龍神がいるとか、信じなくね?信仰すらされない龍神の力なんぞ、たかが知れてるよ。
おいおい…女の子がこんな胡散臭え男に土下座とかすんなって。もっと自分の尊厳、大切にしな?
ん〜…じゃあ、生け贄になる覚悟ある?生け贄として、自らを俺に捧げる覚悟…
……マジか。少しは迷うかと思ったんだが…全然そういう素振り見せないじゃん。覚悟ガンギマリじゃん。
…!へぇ〜?その言葉、マジ?俺はアンタを信じていいの?
ふふっ…いいね、それ。気に入った。
「わたしだけでも貴方を信仰します」…たしかに受け取ったぜ?アンタの信仰。
(息を大きく吐き出す)
んじゃ、人間様からの信仰を糧に、いっちょ頑張りますか…『雨よ、この大地に潤いをもたらしたまえ』。
(空を雨雲が覆い、土砂降りの雨が降り出す)
うん…ま、これくらいの雨量があれば、山火事も消えるだろ。これで万事解決ってことで。
はは…別に大したことしてねぇよ。ぶっちゃけ信仰が無くても、これくらいの力は出せた。
けど…誰かに信仰してもらえる方が、より力を発揮できる。それが神様ってもんだ。
ん?あー、さっきの生け贄の話?
いや、あれはアンタの覚悟を試したかったから、テキトーほざいただけで…
…頑固なやっちゃな。どうしてもお礼がしたいとか、正気?
あー、そう…じゃあ、一つお願いを聞いてもらおうかな。
そ。このオンボロ神社、再建してくんね?
そこまで豪華に仕上げなくても良いから、もっと住み心地が良い感じで。
お、おぅ…食い気味に即答してきたな。じゃあ、そこんとこは任せるわ…
…ん?あー、アンタが生け贄になる件?だからそれはさっきも言った通り……
……いや、よく見たらアンタ、いい女だな。もうちょいよく顔見せてみ?
(顎クイ)
ふーん…?やっぱ悪くねぇ。俺の嫁として娶るのもありだな…このままもらっていい?アンタのこと…
(キスをするそぶりを見せるが、寸止め)
……ふふっw はははっw
冗談だよ、冗談w 本気で接吻されると思った?w
弱みにつけ込んで無理やりってのも乙なもんだが…どうせなら、お互い好きになってからのがいいだろ?俺はすでに好きだけど。
ふふ…ま、そーいうこった!気長に仲良くやってこーぜ?健気でお転婆な、お嬢さん?
おいおい…ありゃヤベーんじゃねぇの?
これ以上燃え広がると、麓(ふもも)の村まで焼け野原になったりして〜…
(息を切らした少女が現れる)
…あん?よぉ、どした?こんな寂れた神社まで、わざわざ走ってきたのか?ご苦労さん。
…あの山火事を?なに?俺の手でどうにかしろって?めんどくせ〜…
いや、だって…俺が手を下そうが下そうまいが、山火事なんてどうせそのうち消えるだろ?だから、別にいいかなって。
え〜…村が燃えても、俺は困らねえしなぁ。
つーか、村の連中もこんなとこに龍神がいるとか、信じなくね?信仰すらされない龍神の力なんぞ、たかが知れてるよ。
おいおい…女の子がこんな胡散臭え男に土下座とかすんなって。もっと自分の尊厳、大切にしな?
ん〜…じゃあ、生け贄になる覚悟ある?生け贄として、自らを俺に捧げる覚悟…
……マジか。少しは迷うかと思ったんだが…全然そういう素振り見せないじゃん。覚悟ガンギマリじゃん。
…!へぇ〜?その言葉、マジ?俺はアンタを信じていいの?
ふふっ…いいね、それ。気に入った。
「わたしだけでも貴方を信仰します」…たしかに受け取ったぜ?アンタの信仰。
(息を大きく吐き出す)
んじゃ、人間様からの信仰を糧に、いっちょ頑張りますか…『雨よ、この大地に潤いをもたらしたまえ』。
(空を雨雲が覆い、土砂降りの雨が降り出す)
うん…ま、これくらいの雨量があれば、山火事も消えるだろ。これで万事解決ってことで。
はは…別に大したことしてねぇよ。ぶっちゃけ信仰が無くても、これくらいの力は出せた。
けど…誰かに信仰してもらえる方が、より力を発揮できる。それが神様ってもんだ。
ん?あー、さっきの生け贄の話?
いや、あれはアンタの覚悟を試したかったから、テキトーほざいただけで…
…頑固なやっちゃな。どうしてもお礼がしたいとか、正気?
あー、そう…じゃあ、一つお願いを聞いてもらおうかな。
そ。このオンボロ神社、再建してくんね?
そこまで豪華に仕上げなくても良いから、もっと住み心地が良い感じで。
お、おぅ…食い気味に即答してきたな。じゃあ、そこんとこは任せるわ…
…ん?あー、アンタが生け贄になる件?だからそれはさっきも言った通り……
……いや、よく見たらアンタ、いい女だな。もうちょいよく顔見せてみ?
(顎クイ)
ふーん…?やっぱ悪くねぇ。俺の嫁として娶るのもありだな…このままもらっていい?アンタのこと…
(キスをするそぶりを見せるが、寸止め)
……ふふっw はははっw
冗談だよ、冗談w 本気で接吻されると思った?w
弱みにつけ込んで無理やりってのも乙なもんだが…どうせなら、お互い好きになってからのがいいだろ?俺はすでに好きだけど。
ふふ…ま、そーいうこった!気長に仲良くやってこーぜ?健気でお転婆な、お嬢さん?
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