- ファンタジー
- ウロボロス
- 鈍感
- 堅物系
- 無限迷路
公開日2025年05月22日 22:57
更新日2025年05月22日 22:57
文字数
975文字(約 3分15秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ウロボロス
視聴者役柄
盗賊
場所
ウロボロスの居住する城
あらすじ
盗賊の貴女は財宝目的で、竜が棲むと言われているお城に足を運ぶ。しかし、そこはあまりにも複雑な迷路となっており、脱出は不可能かに思われた。それでも貴女は(財宝の確保は諦めたが)決して諦めず、ついに迷路を脱出するための突破口を見出すことに成功。そこに一人の男が立ち塞がって…?
【キャラ紹介】
①ウロボロス
→侵入者対策用に迷路を作っていた張本人。魔力で中の構造を自由自在に操れるので、その気になれば、侵入者を一生そこに閉じ込めることも可能。いい意味で腹の座った人間が好き。
②盗賊少女
→財宝に目がない、欲の皮を突っ張った少女。財宝の奪取率は極めて低いのだが、非常時には冷静な判断ができるため、大体命拾いしている。後にウロボロスの眷属となることを、今の彼女は知る由もない。
【キャラ紹介】
①ウロボロス
→侵入者対策用に迷路を作っていた張本人。魔力で中の構造を自由自在に操れるので、その気になれば、侵入者を一生そこに閉じ込めることも可能。いい意味で腹の座った人間が好き。
②盗賊少女
→財宝に目がない、欲の皮を突っ張った少女。財宝の奪取率は極めて低いのだが、非常時には冷静な判断ができるため、大体命拾いしている。後にウロボロスの眷属となることを、今の彼女は知る由もない。
本編
ふーむ…なかなかやりおるな、あの小娘。まさか我が無限迷路の攻略法を自力で見出すとは…
どれ、そろそろワシも出張るか…一度、話もしてみたいことだしな。
(彼女の前に姿を現わす)
そこの小娘…よくぞ、ここまでたどり着いた。褒めてつかわす。
ワシか?ワシは竜種のウロボロス族に属する者。この迷路を支配する張本人よ。
うむ…その怒りはもっともだが、ここに迷い込んだのはそちらにも責任があろう?
なんせ、人の財宝を勝手に盗んでいこうとしたのだからな。盗賊の娘よ?
(ため息)
まぁ、よい…ずっと上から見ておったが、お主のその頭の回転の早さには、感服した。初級編とはいえ、我が無限迷路を攻略しかけたのだからな。
うむ…ただの盗人ではないことはわかった。そこでお主に質問がある。
…ここから先、本当に出口があると思うか?お主の率直な意見を述べよ。
言ったであろう。ここは無限迷路だと。そしてワシは無限を司るウロボロス族の一員。出口がなくてもおかしくないとは思わんか?
出口がないとは一言も言っておらん。ただ、お主の意見が聞きたいだけだ。
今一度問うぞ、小娘…ここから先に、出口はあると思うか?
くっ、ふふふ…はは、ははは…!
いやぁ、すまんすまんw 予想の斜め上の答えを返されたもので、思わず笑ってしまったw 気を悪くせんでくれw
ふっ…なぁに、今の問いに客観的な正解などない。もし、正解があるとするなら、それはお主の導き出した答えそのものだ。
先ほど自分で言ったではないか…「わたしがあると思えば、そこにはお宝も出口も存在する」とな。
己自身を信じる心…それこそ、お主がこの無限迷路を脱出できる、唯一の方法よ。
面白い見世物を見せてもらった…たかが人間の小娘と侮っておったが、存外やるではないか。見直したぞ。
ははは…コイツめ、なかなかに図々しい性格をしておる。
よかろう…その肝っ玉のデカさに免じて、ワシが直々に褒美を授けてやる。手を貸してみろ。
(手の甲にキス)
これでお主とワシとの間には魔力パスができた…もし、ワシの力が必要であれば、いつでも使うといい。きっとお主の力になるはずだ。
…?何を固まっておる?身動きを制限するような、デバフをかけた覚えはないが…
む、そうか。なんでもないなら、いい。
では、さっさとこの先へ行け。お主の望む出口とやらがあるはずだからな。
うむ、達者でな。いつでも己の信念を曲げず、まっすぐに進むがよい。影ながら、応援しているでな。
どれ、そろそろワシも出張るか…一度、話もしてみたいことだしな。
(彼女の前に姿を現わす)
そこの小娘…よくぞ、ここまでたどり着いた。褒めてつかわす。
ワシか?ワシは竜種のウロボロス族に属する者。この迷路を支配する張本人よ。
うむ…その怒りはもっともだが、ここに迷い込んだのはそちらにも責任があろう?
なんせ、人の財宝を勝手に盗んでいこうとしたのだからな。盗賊の娘よ?
(ため息)
まぁ、よい…ずっと上から見ておったが、お主のその頭の回転の早さには、感服した。初級編とはいえ、我が無限迷路を攻略しかけたのだからな。
うむ…ただの盗人ではないことはわかった。そこでお主に質問がある。
…ここから先、本当に出口があると思うか?お主の率直な意見を述べよ。
言ったであろう。ここは無限迷路だと。そしてワシは無限を司るウロボロス族の一員。出口がなくてもおかしくないとは思わんか?
出口がないとは一言も言っておらん。ただ、お主の意見が聞きたいだけだ。
今一度問うぞ、小娘…ここから先に、出口はあると思うか?
くっ、ふふふ…はは、ははは…!
いやぁ、すまんすまんw 予想の斜め上の答えを返されたもので、思わず笑ってしまったw 気を悪くせんでくれw
ふっ…なぁに、今の問いに客観的な正解などない。もし、正解があるとするなら、それはお主の導き出した答えそのものだ。
先ほど自分で言ったではないか…「わたしがあると思えば、そこにはお宝も出口も存在する」とな。
己自身を信じる心…それこそ、お主がこの無限迷路を脱出できる、唯一の方法よ。
面白い見世物を見せてもらった…たかが人間の小娘と侮っておったが、存外やるではないか。見直したぞ。
ははは…コイツめ、なかなかに図々しい性格をしておる。
よかろう…その肝っ玉のデカさに免じて、ワシが直々に褒美を授けてやる。手を貸してみろ。
(手の甲にキス)
これでお主とワシとの間には魔力パスができた…もし、ワシの力が必要であれば、いつでも使うといい。きっとお主の力になるはずだ。
…?何を固まっておる?身動きを制限するような、デバフをかけた覚えはないが…
む、そうか。なんでもないなら、いい。
では、さっさとこの先へ行け。お主の望む出口とやらがあるはずだからな。
うむ、達者でな。いつでも己の信念を曲げず、まっすぐに進むがよい。影ながら、応援しているでな。
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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