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【ヤンデレ/サイコパス】月が綺麗な夜に漂う真っ赤な香り
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • ヤンデレ
  • サイコパス
  • 人斬り
  • 遊郭
  • 処刑人
  • 和風
公開日2025年07月09日 07:58 更新日2025年07月09日 07:58
文字数
1432文字(約 4分47秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
人斬り
視聴者役柄
遊女
場所
遊郭
あらすじ
遊郭に務めている貴女には、常連の客がいた。貴女に対してはべらぼうに優しい彼だが、目的の障害とみなした人間に対しては全く容赦がなくて…?

【キャラ紹介】
①人斬り男
→在野の処刑人。邪魔な奴・気に入らない奴を躊躇なく斬る危険人物であり、当然、体制側に追われる無法者である。旅の途中でたまたま立ち寄った遊郭の女に惚れ、身柄を買い取ろうとするも、すげなく断られ、彼女以外の遊郭の人間をバッサリ斬り捨てる。無音殺人術の達人なので、悲鳴をあげられる前に静かに斬った。イケメン属性のガチサイコパス。

②遊女
→遊郭内でのカーストはかなり下。虐めを常習的に受けており、身体の下には酷いアザやキズが残っている。なぜ彼が、こんな醜い自分を愛してくれるのか、全く理解できない。なぜ?なぜ?なぜ?

③支配人及びその他遊女
→どちらも性格クソ。外部に向けては良い顔するが、実は中身は〜…みたいな、典型的な悪人。通りすがりの人斬り男の機嫌を損ねたため、漏れなく刀の錆にされた。
本編
(襖を開ける)


よぅ…約束通り、遊びに来てやったけど?


あぁ、どういたしまして。隣、座らせてもらうぞ。


(彼女の隣に腰を下ろす)


お…酒、用意してくれたんだ?助かる。


あぁ…ちょうど飲みたい気分だったんだ。それ、おちょこに注いでくれる?


(徳利に入っていた日本酒をお猪口に注いでもらう)


ありがと…いただきます。


(日本酒を口につける)


…うめぇ。働いた後の酒は身体に沁みる…


まぁな…つっても、大したことはしてねぇけど。軽い準備運動みてぇなもんだ。


それより…今夜はお前を迎えに来た。これから俺と一緒に暮らそう。


…いきなり言われても困る?けど、前は「貴方様のおそばに…」とか何とか言ってたじゃん。あの言葉は嘘だったの?


ふーん…でももう、その辺の心配はいらねえと思うぞ。全部終わらせてきたし。


…どうした?急に青い顔して…何か悪いモンでも食ったか?


あぁ、そうだな…今夜は静かだな。二人きりでゆっくり過ごせる静けさで、俺は嬉しいよ。


…言ったろ?全部終わらせてきたって…つまりはそういうことだよ。


刀、あとで研ぎ直さなきゃなー…きちんと手入れしないと、錆びついて使い物にならなくなっちまう。


え?だって邪魔だったし…さっき、ここの支配人にお前の身柄を買い取りたいっつったら、法外な値段ふっかけてきやがってよ。


しかも、周りがうるせぇのなんの…特にお前の同僚、なんつったと思う?「あのブスがいないと、わたしたちの値打ちが下がる」だって。思わず頭にきて、刀の錆にしちまったよ…


酷いよなぁ?こんな可愛いツラの女をブス呼ばわりしてさぁ…女の敵は女ってのが、よーく分かる一言だったわ。


心配すんなって…俺、元々お尋ね者だから。今さら何人斬ったところで、変わらねえよ。


…人殺し?ははっ、そりゃどーも。ただの事実だから、それ。


あ、でも勘違いすんなよ?俺は理由のない人殺しはしない…その辺の快楽殺人鬼と一緒にされちゃ、困る。


そ。俺が斬るのは、俺の目的を邪魔する奴だけ…今回はここの遊郭の奴らがそれに該当した。ただそれだけの話。


大体、最初はこっちが下でに出て交渉してたんだぞ?それを欲の皮突っ張ったカスどもが、上から目線で断りやがって…あんな奴ら、斬られて当然だよな?


それに、ほら…その袖の下、見せな?


(嫌がる彼女の袖を無理やり捲り上げる)


…やっぱり。すげーアザになってる…お前、ここで死ぬほど虐められてただろ?


こんなクソの掃き溜めみたいなとこ、さっさと抜け出そうぜ…俺が連れ出してやるからよ。


(腕を引っ張ろうとするが、彼女に抵抗される)


…なんで嫌がんの?ここで散々虐げられてきたんだろ?もうそいつらもこの世にはいねえんだし、さっさと逃げればよくね?


…俺が怖い?あぁ、そういうこと。


人斬りって、こんなビビられるんだ。参ったな〜…俺はお前のこと、スッゲー欲しいのにな。


けどさ、考えてみろよ…俺みたいなのが近くに居れば、お前はどこに行っても虐められることはない。ブスだって罵られることもない…罵った奴は俺が消すから。


だってさ、悔しいじゃん…自分が好きになった女が悪く言われるの。


しかも相手は発言を全く撤回する気がない…だったらもう消すしかないじゃん、そいつの存在ごとさ。


まぁ、とにかく…これで俺の邪魔をする奴は一人残らず消えた。あとはお前を手に入れるだけ…悪く思うな?


(震える彼女の身体を抱き寄せる)


…どーした?寒いのか?身体、アホみてえに震えてんぞ?


大丈夫…俺がギューってして、あっためてやるよ。


もう二度と辛い思いはさせない…絶対にだ。


あとで空、見てみろよ…月が綺麗だからさ。


そ。月が綺麗な静かな夜…今夜は二人で朝まで飲み明かそうぜ…な?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ヤンデレ/サイコパス】月が綺麗な夜に漂う真っ赤な香り
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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