- 監禁
- お姉さん
- ヤンデレ
公開日2021年07月25日 18:30
更新日2021年07月25日 18:28
文字数
2239文字(約 7分28秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
お隣さん(運命?)
視聴者役柄
普通の青年
場所
あなたの家
あらすじ
あなたの家の隣に引っ越してきた女性は前の家のお隣さん!?
本編
(インターホン)
「こんにちは。
あの、私、今日隣に引っ越してきた者なんですけども。
……って、あれ、あなたは?
そうですよね!
数か月前までお隣さんでしたよね!
いやー、こんな偶然ってあるものなんですね!
確かに、あなたはこっちに引っ越したって言うのは聞いていたので、もしかするとどこかで会ったりするかも、とは思っていましたが、またお隣さんになるとは、運命、感じちゃいますね。
でも、これじゃあ引っ越したって感じ、しませんね。
慣れない場所で見知った人がいるというだけで、私としてはかなり助かるのですが、それだとすぐあなたに頼ってしまうような気がします……
ありがとうございます。ただ、いっぱい頼っちゃっても迷惑だと思いますし、程々にさせていただきますね。
それでは、今後ともよろしくお願いします。
あとこれ、手土産のクッキーです。
前の場所の近くに、有名なところがあったのですが、あなたは知ってますよね。
え? 丁度食べたかった?
それならよかったです。是非、召し上がってください。
では、いろいろと迷惑をかけると思うのでその時はすみません」
(ドアを閉める)
「……あ、早速食べてくれた。早く準備しないとね」
「……おはようございます、目覚めの気分はいかがですか?
こっち見てください。
目が覚めていろいろとよくわからないことになってるのはわかりますが、ひとまず冷静になりましょうか。
どうしたんですか? そんなに怯えるように私を見て。
取り敢えず、ゆっくりと状況を整理していきましょうね。
まず、私は誰でしょうか。わからないわけありませんよね?
お隣さん? 正解です。
ですけど、正確に答えるのならば、運命のお隣さん、ですからね。
運命以外の何物でもありませんよ。
だって、こんなことって普通、あり得ないじゃないですか。
私達の関係は、運命なんです。
次は、今あなたの手足がどうなっているか、確認しましょう。
そうです、ベッドに括り付けられてます。
あ、無駄ですよ。それ、絶対に解けないようにしたんですから。
というか、私の目の前でそんなことして、逃げられるわけがないじゃないですか。
もー、そういうところ、賢くないですね。
かと言って、今のあなたでは逃げることは不可能なはずですけど。
ということで、今あなたの置かれている状況、理解できましたよね?
といっても、どうやらあなたは聞きたいことがまだありそうですね。
え? 私がこんなことをする人には見えなかった?
ふふふ、そうでしょうね。あなたが引っ越すまでは、こんな一面、隠してましたから。
家を出る時間が一緒で、毎日のように挨拶を交わしてはいましたけど、それだけで人の本性なんて当てようがありませんよ。
ほら、よく聞く話でしょ?
ニュースでは、事件の報道がある度に近所の人が、犯人はいつも優しくて愛想の良い人でした。まさか、こんなことをするようには見えませんでした。なんて言ってるんですから。
知ろうともしないで、あなたは私の何を知った気になってたんですか?
あ、もちろんあなたのことは私、よーく知ってますよ。
家族構成、誕生日、身長、体重、血液型、学歴、勤務先、人間関係、趣味、日々の生活サイクル、好きな食べ物、好きな動物、好きな女性。
気になったものは何でも調べました。
そうですね、お隣さんもののビデオを見てたなんて知った時には、興奮しすぎて死ぬかと思いましたよ。
それで、あなたはそこまで知って私をこんなことなんてしない人だって見ているわけじゃないんですよね?
そうですよね。普通、仲のいい隣人のことを深く調べたりしませんでしょうから。
心の底から、好きで好きでたまらない人じゃないのならば、ですが。
お気付きの通りです。
ただ、その一言で片付けるにはあまりにも狂った現状にあなたは身を置かされていますよね。
私も、あなたにもっと私を知ってほしい。
知らないのならば、教えてあげるまで、ですよね。
ここまで来ると、あなたも気付いてるはずです。
この引っ越しには意図的なものがあると。
自分の住所を調べて、その隣が空いたから引っ越してきたんだと。
まさにその通り、ですか。
甘いですね。私の愛はそんな運任せじゃないですよ。
最高の結果は、自分自身で努力しないとやって来ないんです。
いやー、あなたの元お隣さん、弱みが多くて助かりました。
証拠突き付ければすぐに言いなりになっちゃうんですから。
そこで私は、どこでもいいから今の住まいから出ていけと言ってこの隣を空けてもらったんです。
幻滅するような事言っちゃいますけど、こんなの運命でも何でもありません。
だって、必然なんですから。
私はどんな手を打ってでも、あなたとお近づきになるつもりでした。
あなた、この家に何度か女を入れていましたよね。
あなたがこの街に引っ越す前から、怪しいとは思ってたんですよ。
私、あんな女なんかよりあなたを愛している自信ありますよ。
あんな女なんかよりあなたをよく知っている自信ありますよ。
あんな女なんかよりあなたを幸せにする自信ありますよ。
だから、私でいいじゃないですか。
むしろ、私しかありえません。
ダメです。いい加減諦めてください。
私に愛されるのがあなたの運命なんですから、彼女とかいう女なんか忘れてください。
私が愛しているのはあなた。
あなたが愛しているのは私。
よく覚えておいてください。
あ、そうでした。
これからは、あなたを監禁した私が面倒を見ないといけませんよね。
ですから、私、もう隣人やめます。今日からここに住みますので。
ということで、これからもずっと、よろしくお願いします」
「こんにちは。
あの、私、今日隣に引っ越してきた者なんですけども。
……って、あれ、あなたは?
そうですよね!
数か月前までお隣さんでしたよね!
いやー、こんな偶然ってあるものなんですね!
確かに、あなたはこっちに引っ越したって言うのは聞いていたので、もしかするとどこかで会ったりするかも、とは思っていましたが、またお隣さんになるとは、運命、感じちゃいますね。
でも、これじゃあ引っ越したって感じ、しませんね。
慣れない場所で見知った人がいるというだけで、私としてはかなり助かるのですが、それだとすぐあなたに頼ってしまうような気がします……
ありがとうございます。ただ、いっぱい頼っちゃっても迷惑だと思いますし、程々にさせていただきますね。
それでは、今後ともよろしくお願いします。
あとこれ、手土産のクッキーです。
前の場所の近くに、有名なところがあったのですが、あなたは知ってますよね。
え? 丁度食べたかった?
それならよかったです。是非、召し上がってください。
では、いろいろと迷惑をかけると思うのでその時はすみません」
(ドアを閉める)
「……あ、早速食べてくれた。早く準備しないとね」
「……おはようございます、目覚めの気分はいかがですか?
こっち見てください。
目が覚めていろいろとよくわからないことになってるのはわかりますが、ひとまず冷静になりましょうか。
どうしたんですか? そんなに怯えるように私を見て。
取り敢えず、ゆっくりと状況を整理していきましょうね。
まず、私は誰でしょうか。わからないわけありませんよね?
お隣さん? 正解です。
ですけど、正確に答えるのならば、運命のお隣さん、ですからね。
運命以外の何物でもありませんよ。
だって、こんなことって普通、あり得ないじゃないですか。
私達の関係は、運命なんです。
次は、今あなたの手足がどうなっているか、確認しましょう。
そうです、ベッドに括り付けられてます。
あ、無駄ですよ。それ、絶対に解けないようにしたんですから。
というか、私の目の前でそんなことして、逃げられるわけがないじゃないですか。
もー、そういうところ、賢くないですね。
かと言って、今のあなたでは逃げることは不可能なはずですけど。
ということで、今あなたの置かれている状況、理解できましたよね?
といっても、どうやらあなたは聞きたいことがまだありそうですね。
え? 私がこんなことをする人には見えなかった?
ふふふ、そうでしょうね。あなたが引っ越すまでは、こんな一面、隠してましたから。
家を出る時間が一緒で、毎日のように挨拶を交わしてはいましたけど、それだけで人の本性なんて当てようがありませんよ。
ほら、よく聞く話でしょ?
ニュースでは、事件の報道がある度に近所の人が、犯人はいつも優しくて愛想の良い人でした。まさか、こんなことをするようには見えませんでした。なんて言ってるんですから。
知ろうともしないで、あなたは私の何を知った気になってたんですか?
あ、もちろんあなたのことは私、よーく知ってますよ。
家族構成、誕生日、身長、体重、血液型、学歴、勤務先、人間関係、趣味、日々の生活サイクル、好きな食べ物、好きな動物、好きな女性。
気になったものは何でも調べました。
そうですね、お隣さんもののビデオを見てたなんて知った時には、興奮しすぎて死ぬかと思いましたよ。
それで、あなたはそこまで知って私をこんなことなんてしない人だって見ているわけじゃないんですよね?
そうですよね。普通、仲のいい隣人のことを深く調べたりしませんでしょうから。
心の底から、好きで好きでたまらない人じゃないのならば、ですが。
お気付きの通りです。
ただ、その一言で片付けるにはあまりにも狂った現状にあなたは身を置かされていますよね。
私も、あなたにもっと私を知ってほしい。
知らないのならば、教えてあげるまで、ですよね。
ここまで来ると、あなたも気付いてるはずです。
この引っ越しには意図的なものがあると。
自分の住所を調べて、その隣が空いたから引っ越してきたんだと。
まさにその通り、ですか。
甘いですね。私の愛はそんな運任せじゃないですよ。
最高の結果は、自分自身で努力しないとやって来ないんです。
いやー、あなたの元お隣さん、弱みが多くて助かりました。
証拠突き付ければすぐに言いなりになっちゃうんですから。
そこで私は、どこでもいいから今の住まいから出ていけと言ってこの隣を空けてもらったんです。
幻滅するような事言っちゃいますけど、こんなの運命でも何でもありません。
だって、必然なんですから。
私はどんな手を打ってでも、あなたとお近づきになるつもりでした。
あなた、この家に何度か女を入れていましたよね。
あなたがこの街に引っ越す前から、怪しいとは思ってたんですよ。
私、あんな女なんかよりあなたを愛している自信ありますよ。
あんな女なんかよりあなたをよく知っている自信ありますよ。
あんな女なんかよりあなたを幸せにする自信ありますよ。
だから、私でいいじゃないですか。
むしろ、私しかありえません。
ダメです。いい加減諦めてください。
私に愛されるのがあなたの運命なんですから、彼女とかいう女なんか忘れてください。
私が愛しているのはあなた。
あなたが愛しているのは私。
よく覚えておいてください。
あ、そうでした。
これからは、あなたを監禁した私が面倒を見ないといけませんよね。
ですから、私、もう隣人やめます。今日からここに住みますので。
ということで、これからもずっと、よろしくお願いします」
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ライター情報
ヤンデレとか書きます。
Twitterアカウントは@yorugi_suu以外一切関与しておりませんのでご了承ください。
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