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わたしの同棲彼氏は世話焼きすぎてもはや聖人
written by 松平蒼太郎
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  • 世話焼き
  • 家事
公開日2021年12月15日 22:18 更新日2021年12月15日 22:18
文字数
1292文字(約 4分19秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼氏
視聴者役柄
彼女
場所
自宅
本編
おかえり。今日もお疲れ様。

ほら、上着。預かっておくから着替えてきな。

あ、その前に…

お風呂とご飯、どっちにする?

どっちも用意できてるけど。

僕?参ったな…

敢えてその選択肢は用意してなかったんだけど…

ん、わかった。ご飯だね。

もうできるから、その間に手洗っておいで。



あ、いいよ。食器は僕が流しにつけとくから。

君は先にお風呂に入っておいで。

追い焚きはさっき済ませたから。

あと、着替えもこっちで用意しておくね。

え?背中?

目隠ししながらでいいなら、流すけど。

見られても平気?

ふふ、そっか。

けどダメ。僕も男だからね。

邪な考えがよぎって、君にセクハラしてしまうかもしれない。

それにこれから洗い物しなきゃだから。

ほら、お湯が冷める前に入ってきて。



髪乾かしてあげる。こっちおいで。

(ドライヤー)

うん、こんなものかな。

お布団敷いてあるから、いつでも寝て大丈夫だよ。

…?どうしたの?なんか不満そうだけど。

あ、何かやること忘れてたかな?

え、そうじゃなくて?

このままじゃダメ彼女になるって…どういうこと?

あ、そういうことか。

いいんだよ、気にしなくて。

僕がやりたくてやってることだから。

君は外で仕事頑張ってるんだから、むしろこれくらいはさせてよ。

僕は在宅ワークだからね。家事なんていつでもできる。

え、そんなことないと思うけどなぁ…

僕は君が玄関でただいまって言ってくれるだけで嬉しいよ。

君が家に帰ってくる以上のことは何も望まない。

え、だってそうだろ?

こんな可愛い彼女が、僕みたいな平凡な男と一緒に居てくれるんだよ?

不満なんてあるはずない。

むしろそんなものあったら、罰当たりだよ。

君は何も気にせず、ここで好きなように過ごしていればいい。

え?それは……うん、もちろん嬉しいよ。

君のそばに居れること以上の幸せはないと思ってるから。

あはは、お礼を言うのはこっちの方だよ。

添い寝、誘ってくれてありがとう。

僕もシャワー浴びたら寝室行くから。

少しだけ待ってて。

あ、眠かったら寝ていいからね?

ははっ、そっか。じゃあ早めに上がるとするよ。



お待たせ。隣、失礼するね。

ん?……あ、そっか。じゃあ失礼して…

(抱きしめる)

こんな感じでいい?

ははっ、合格か。よかった。

ううん、照れ臭いっていうより、気安く触れていいのかなって…

うん、まあ君の彼氏なんだけどね。

君、最初は男嫌いだったから、こういうことしてもいいのかなって思って…

貴方だけは特別、か。そっか……

ははっ、ごめんね。嬉し過ぎてニヤケちゃったみたいだ。

うん…僕も君だけが特別。

僕も女性不信…ってほどじゃないけど、やっぱり苦手だったから…

ううん。僕は誰にでも優しいわけじゃない。

君だけが特別で、一番に、その…好きだから…

あ、あはは…

ズバッと言い切れればカッコついたんだけどね。

情けない彼氏でごめんね。

うん…ありがとう。

そんなふうに言ってもらえて、僕は幸せ者だよ。

そんな君だから…君のためにできることは全部したいって思うんだ。

え……わ、わかった。いくよ…

(キス)

こ、これでいい?

あ、あはは…今日はこれくらいで勘弁してくれるんだ…

うん…君のことが好きだって行動で示せるように、もっと頑張らないとね。

寝よっか。話し込んでたら時間結構経っちゃったし。

うん…おやすみなさい。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
わたしの同棲彼氏は世話焼きすぎてもはや聖人
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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