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美青年の怪盗がわたしを盗みにやってきた
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • 美青年
  • 怪盗
  • 媚薬
  • 敬語
  • 口説き
  • 優男
  • 誘拐
  • 甘美
  • 人攫い
公開日2022年07月28日 12:36 更新日2022年07月28日 12:36
文字数
1065文字(約 3分33秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
怪盗
視聴者役柄
場所
姫の居室→某所
あらすじ
王室の財宝を盗むと予告状を出した怪盗の男が、なぜか姫である貴女の居室に現れた。
目的を問いただすと、彼は貴女を盗みに来たと言い出したのだった。
本編
(窓から侵入)

よっ…と。お迎えにあがりましたよ、姫様。

なぜって…決まっています。貴女を盗みに来たからです。

いいえ。王室の財宝を盗むという予告状はブラフ。本命は貴女です。

納得されませんか?お顔、失礼…

(顎クイ)

綺麗だ…とても美しい。金銀財宝などとは比べ物にならない。

貴女を一目見たときから、貴女を奪いたくなった…怪盗としての、悲しい性ですね。

しーっ…男が女に求愛している時に叫ぶのはご法度ですよ?

それとも…わたしは貴女の好みの男性にはなり得ませんか?

わたしはその辺のただのコソ泥とは違う。

貴女を愛し、盗み、そして大切にしようと思っています。

貴女も本当は窮屈に感じているのではありませんか?この王室に身を置くことに…

わたしなら貴女の軛を取り外すことができる。

貴女を王室という、狭くて息苦しい場所から解放することができる。

わたしと一緒に来ませんか?自由な世界をその目で見たくはありませんか?

迷わなくてもよろしいのです。貴女自身の心を解放してください。

ふふっ…まだ踏ん切りがつきませんか?ではお口、失礼します…

(媚薬口移し)

今飲んでいただいたのは、快楽と興奮を同時に感じられるお薬です。

きっと今の貴女には必要なものでしょう。さ、わたしの手を取って。

いいんですよ、抗わなくても。このまま興奮と快楽の海に溺れてしまえばいいんです。

はい。一人の女としての貴女を受け入れる男ならここに。

貴女はわたしにとっての大切な宝です。そんな貴女を盗ませてはいただけませんか?

はい、もちろんです。貴女だけを一生大事にしますよ。

えぇ…それでは行きましょう。本当に二人きりになれる場所へ。



着きましたよ。ここなら誰の邪魔も入りません。

ふふ、媚薬が本格的に効いてきましたか?

構いませんよ…わたしはすでに準備万端ですから。

(ディープキス)

思った以上にがっついてこられますね…今までこういったことを我慢されてきたご様子で…

まぁ貴女も年頃の娘ですし、無理もありません。性欲、溜まっているでしょう?

えぇ、もちろん。溜まったもの、このわたしにすべてぶつけていただいて構いません。

貴女の愛、その身体で感じさせてください…

(ディープキス)

貴女の身体も…このまま盗ませていただきますね。

ふふふ…あぁ、すみません。その綺麗なお身体を独占できると思うとつい…

はい…きっと後悔はさせませんから。

わたしのモノになっていただいた暁には、色んな所に連れて行って差し上げます。

貴女の望んだ自由な世界というものを、見せてあげますので。

今はご自身の快楽と…このわたしに身を委ねてください。

世界でたった一つしかない、わたしだけの宝…大切に手元に置いておきますから…ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
美青年の怪盗がわたしを盗みにやってきた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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