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- 執事
- 戦闘
公開日2022年08月23日 19:57
更新日2022年08月23日 19:57
文字数
3472文字(約 11分35秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
執事
視聴者役柄
お嬢様
場所
お屋敷→某所
あらすじ
名家の跡取りである貴女が、二人の人外執事に取り合われるお話。
真面目だけど求めれば甘やかしてくれる健全な吸血鬼執事か、少し強引だけど俺様なインキュバス執事か…貴女はどちらを選びますか?
真面目だけど求めれば甘やかしてくれる健全な吸血鬼執事か、少し強引だけど俺様なインキュバス執事か…貴女はどちらを選びますか?
本編
A.吸血鬼執事 B.インキュバス執事
【Aパート】
[勉強シーン]
A.ん…パーフェクトです、お嬢様。全問正解です。
A.はい。流石お嬢様です。この家の跡取りとしてふさわしい成績かと。
A.えぇ。わたしの作った難問を全て解いてみせたのですから。
A.さ、お勉強はここまでにして、夕食に致しましょう。この時間に作り終わるように手配してありますので。
[食事シーン]
A.お嬢様?食事に手をつけていないようですが…いかがされました?
A.まさかこの中に嫌いなものが…?いえ、お嬢様のお口に合うようなレシピを料理人に伝えているはずですが…
A.あぁ、なるほど。そういうことでしたか。お嬢様もまだまだ年相応なところがあるのですね。
A.ではお口を開けてください…アーン。
A.しっかり噛んでから飲み込んでくださいね。
A.では次も…アーン。
A.お嬢様?お風呂は沸いておりますが…何か不具合でも?
A.…今日は珍しく、甘えたがりですね。
A.いえ、嫌ではございません。ただ珍しいなと思いまして。
A.かしこまりました。ではお背中、お流ししますね。すぐ準備しますので、先にお風呂に入ってお待ちください。
[お風呂シーン]
(背中を洗う)
A.力加減はこれくらいで大丈夫ですか?
A.はい。ではこのまま続けさせていただきますね。
A.…お嬢様?今日は本当に珍しいですね。添い寝までせがんでくるなんて…
A.えぇ、もちろん構いませんよ。お嬢様の願いを叶えることこそ、執事の務めですから。
A.はい?何かおっしゃいました?
A.そうですか…何かあればいつでもおっしゃってください。わたしにできることであれば、何でもいたしますので。
A.さ、背中を流しますので、そのままでいてくださいね…
[就寝シーン]
A.お嬢様…お隣、失礼します。
(布団に潜り込む)
A.少し近いですが…問題ありませんか?
A.そうですか…ならいいのですが…
A.え……いえ、それは…なんというか、お嬢様のご迷惑になりますから…
A.はい…お嬢様は受験を控えた身ですので。吸血して体調を崩されたらいけないでしょう?
A.何が「多分大丈夫」ですか…変なところでお気楽なんですから…
A.味見、ですか…まぁ味見程度なら…
A.すみません…首筋、失礼しますね…
(吸血)
A.ふぅ…ありがとうございます。満足しました。
A.いえ、大丈夫です。これくらいで十分ですから。
A.さ、明日もありますし、そろそろ寝ましょう。
A.おやすみなさい、お嬢様…
【Bパート】
[夜這いシーン]
B.よう、嬢ちゃん。 遊びに来たぜ。
B.あ?俺が隣にいるのがそんなに不思議か?
B.吸血鬼のダンナなら、嬢ちゃんを寝かしつけた後、そっと布団を抜け出していったぞ。隙だらけだよな、あいつ。
B.あ?もしかして嬢ちゃん、ぼーっとしてる?
B.吸血されて数時間くらいしか経ってないからか?
B.頭働いてなさそうだな…でもそんな嬢ちゃんもなかなか可愛いな。
B.そんな可愛い顔されたらよぉ…キス、したくなるじゃねぇか。
(キス)
B.どうだ?使用人にちょっと淫らなことされる気分は…
B.おいおい…もっと?欲しがりさんだなぁ、嬢ちゃんは…
B.もちろん構わねえよ。嬢ちゃんの願いを叶えるのが、執事の務めってもんだからな…
(キス攻め)
B.なぁ、嬢ちゃん…気づいてるか?
B.嬢ちゃんの生気、今この瞬間にたくさんもらってんだけどなぁ?
B.見事に俺の策に引っ掛かってくれたようで…チョロい嬢ちゃんだぜ。
B.でもホントはこうされることを望んでたんだよな?
B.毎日勉強に習い事、怖〜い両親への気遣い…やることが多くて大変だな。
B.もしよかったら、俺が楽にしてやろうか?
B.あぁ。なんせ俺は悪魔だからな。
B.嬢ちゃんを快楽に陥れるなんざ朝飯前。
B.嬢ちゃんが望むなら…ソウイウコト、してやってもいいぜ?
B.ははっ…躊躇わなくても平気だって。全部この俺が上手くやってやるからよ…
B.んじゃ、鬼の居ぬ間に…俺たちだけの愛の巣に飛ぶか。ほら、俺に掴まれ。
[誘拐シーン]
B.着いたぞ、嬢ちゃん。ここが俺とお前の新しい住処だ。
B.あぁ。ここは俺の元根城。まだ嬢ちゃんの執事になる前に住んでた所だ。
B.しばらくご無沙汰にしてたから、ちょっと埃っぽいけど、我慢しろよ?
B.ま、そんなことも気にならなくなるほど、これから俺と濃厚な時間を過ごしてもらうわけだが。
B.なぁ、嬢ちゃん…?ホントはあの家から抜け出したかったんだろ?
B.たまたまあの家の長女として生まれたからってだけで、嬢ちゃんは両親からがんじがらめにされてきた。
B.嬢ちゃんは奴らの言うことに従い、その期待に応えてきた。
B.でも…もう限界だろ?心も身体も疲れ切ってんだろ?
B.見ててわかんぞ。今日なんて特に分かりやすかったし。
B.あの家で嬢ちゃんを唯一甘やかしてくれるあの吸血鬼のダンナ…たまたま両親がいない日を選んで、奴に甘えた。
B.けどアイツも両親の意向に賛成する使用人。嬢ちゃんの本当の味方とはなり得ねぇ。
B.だからこその俺だよ。嬢ちゃんをあの家の呪縛から解き放てるのは、悪魔として絶大な力を誇るこの俺だけ。
B.可哀想にな…こんなに疲れちまってよぉ。
B.今俺が助けてやるからな…
【ABパート】
[対峙シーン]
A.待て。今、お嬢様に何をしようとした?
B.あ?尾けてたのかよ。みみっちい男だな。俺と嬢ちゃんの大人の時間を邪魔すんなよ。
A.そうはいかない。お前は己の私利私欲のためにお嬢様を都合よく使おうとしている。お嬢様、どうかこちらへ。彼の甘言に乗せられてはなりません。
B.おいおい、酷ぇ言い草だな。俺はただ可哀想な嬢ちゃんのためを思って、こうして外に連れ出してるだけだが?
A.堂々と不純異性行為を行おうとして、よくもそんなことが言えるな。本当はお嬢様に自らの子どもを孕ませる気満々のくせに。
B.そりゃあ、インキュバスだしな。自分が選んだ女に種付けをすることの何が悪い?あ、もしかしてヤキモチか?冷静に見えて意外と女々しいとこあるんだな。
A.ご両親も、お前のような不出来な使用人を雇うべきではなかったな…今すぐぶち殺してやる。
B.はぁ?できんのか?人間の生き血を吸うことしか脳がない吸血鬼くんよぉ?
A.あぁ。お前のような女を食い物にするしか脳がない淫乱悪魔に負ける道理はないからな。覚悟しろ…!
[戦闘シーン]
B.はははっ!どうしたどうしたぁ⁉︎ 随分立派なナイフ持っといて、全然当たらねえぞ⁉︎
A.小賢しい奴…くだらない目眩しの幻術ばかり使って…今度はこれで殺してやろうか?
(Aが拳銃を構える)
B.あ?拳銃?そんなチャチなもんで、この俺を殺せると思ってんのかぁ?
A.ただの拳銃じゃない。魔族だけに有効な銀の銃弾が込められているからな。お嬢様を誑かすお前のような不埒者を倒すために持っていたんだ。
B.へー…じゃあ当ててみろよ。当てられるもんならな。
A.言われなくても。お前の実体の匂いは先ほどの戦闘で把握した。動かなければそのまま楽に殺してやるが?
B.ははっ!堅物執事くんもそんな面白い冗談言えんだな。じゃあ俺はその銃弾が外れたら、テメェの身体に取り憑いて魔力を根こそぎ奪ってやるよ。
A.どこまでも自分のことしか頭にないんだな…執事として少しはできると思ってたんだが…所詮は低俗な悪魔だったというわけか。
B.俺も残念だな。テメェなら嬢ちゃんを本当の意味で助けられると思ってたんだが…所詮は従順なだけが取り柄の召使いだったってことだな。
A.ふん…なんとでも言ってろ。どちらにせよお前はここで終わりだ。
B.終わるのはどっちだろうな?試してみっか?
(主人公、乱入)
A.…っ⁉︎ お嬢様⁉︎ ︎ 何を…⁉︎
B.おい、嬢ちゃん…どうした?そこに立ってっと危ねえぞ?
A.いえ、しかし…己の子を孕ませるためにお嬢様を誘惑したこの男を許すわけにはいきません。
B.へーきへーき。俺らの仲を邪魔する男はここでぶちのめしといてやるからよ。嬢ちゃんは何も気にしなくていいんだぞ?
A.…ッ、そうですか…お嬢様の気持ちは分かりました。しかし、わたしたち両方を大切に思ってくれてるのでしたら、尚のこと選んで頂かなくてはなりません。
B.そうだな。ここまできて、これまで通り仲良く〜ってわけにもいかねえし。
A.選んでください。わたしとお屋敷に戻り、お家の跡取りとして、正しい道を歩んでいくか…
B.それとも、俺と一緒に快適で何者にも縛られない、自由で幸せな生活を送っていくか…
(Aがすり寄る)
A.お嬢様…わたしは信じています。いかなる困難があろうとも、お嬢様は人として正しく在れる強さを持っていると…辛くなったらまた今日みたいにわたしに甘えてくれていいですから。
(Bがすり寄る)
B.な、嬢ちゃん…自分の心に嘘なんてつくな。ホントはあの家から抜け出して、俺と気持ちいいことしたいんだろ?俺なら嬢ちゃんの本当の望みを叶えてやれるからよ。
A.お嬢様はわたしを選んでくれますよね?
B.嬢ちゃんは俺を選んでくれるよな?
【Aパート】
[勉強シーン]
A.ん…パーフェクトです、お嬢様。全問正解です。
A.はい。流石お嬢様です。この家の跡取りとしてふさわしい成績かと。
A.えぇ。わたしの作った難問を全て解いてみせたのですから。
A.さ、お勉強はここまでにして、夕食に致しましょう。この時間に作り終わるように手配してありますので。
[食事シーン]
A.お嬢様?食事に手をつけていないようですが…いかがされました?
A.まさかこの中に嫌いなものが…?いえ、お嬢様のお口に合うようなレシピを料理人に伝えているはずですが…
A.あぁ、なるほど。そういうことでしたか。お嬢様もまだまだ年相応なところがあるのですね。
A.ではお口を開けてください…アーン。
A.しっかり噛んでから飲み込んでくださいね。
A.では次も…アーン。
A.お嬢様?お風呂は沸いておりますが…何か不具合でも?
A.…今日は珍しく、甘えたがりですね。
A.いえ、嫌ではございません。ただ珍しいなと思いまして。
A.かしこまりました。ではお背中、お流ししますね。すぐ準備しますので、先にお風呂に入ってお待ちください。
[お風呂シーン]
(背中を洗う)
A.力加減はこれくらいで大丈夫ですか?
A.はい。ではこのまま続けさせていただきますね。
A.…お嬢様?今日は本当に珍しいですね。添い寝までせがんでくるなんて…
A.えぇ、もちろん構いませんよ。お嬢様の願いを叶えることこそ、執事の務めですから。
A.はい?何かおっしゃいました?
A.そうですか…何かあればいつでもおっしゃってください。わたしにできることであれば、何でもいたしますので。
A.さ、背中を流しますので、そのままでいてくださいね…
[就寝シーン]
A.お嬢様…お隣、失礼します。
(布団に潜り込む)
A.少し近いですが…問題ありませんか?
A.そうですか…ならいいのですが…
A.え……いえ、それは…なんというか、お嬢様のご迷惑になりますから…
A.はい…お嬢様は受験を控えた身ですので。吸血して体調を崩されたらいけないでしょう?
A.何が「多分大丈夫」ですか…変なところでお気楽なんですから…
A.味見、ですか…まぁ味見程度なら…
A.すみません…首筋、失礼しますね…
(吸血)
A.ふぅ…ありがとうございます。満足しました。
A.いえ、大丈夫です。これくらいで十分ですから。
A.さ、明日もありますし、そろそろ寝ましょう。
A.おやすみなさい、お嬢様…
【Bパート】
[夜這いシーン]
B.よう、嬢ちゃん。 遊びに来たぜ。
B.あ?俺が隣にいるのがそんなに不思議か?
B.吸血鬼のダンナなら、嬢ちゃんを寝かしつけた後、そっと布団を抜け出していったぞ。隙だらけだよな、あいつ。
B.あ?もしかして嬢ちゃん、ぼーっとしてる?
B.吸血されて数時間くらいしか経ってないからか?
B.頭働いてなさそうだな…でもそんな嬢ちゃんもなかなか可愛いな。
B.そんな可愛い顔されたらよぉ…キス、したくなるじゃねぇか。
(キス)
B.どうだ?使用人にちょっと淫らなことされる気分は…
B.おいおい…もっと?欲しがりさんだなぁ、嬢ちゃんは…
B.もちろん構わねえよ。嬢ちゃんの願いを叶えるのが、執事の務めってもんだからな…
(キス攻め)
B.なぁ、嬢ちゃん…気づいてるか?
B.嬢ちゃんの生気、今この瞬間にたくさんもらってんだけどなぁ?
B.見事に俺の策に引っ掛かってくれたようで…チョロい嬢ちゃんだぜ。
B.でもホントはこうされることを望んでたんだよな?
B.毎日勉強に習い事、怖〜い両親への気遣い…やることが多くて大変だな。
B.もしよかったら、俺が楽にしてやろうか?
B.あぁ。なんせ俺は悪魔だからな。
B.嬢ちゃんを快楽に陥れるなんざ朝飯前。
B.嬢ちゃんが望むなら…ソウイウコト、してやってもいいぜ?
B.ははっ…躊躇わなくても平気だって。全部この俺が上手くやってやるからよ…
B.んじゃ、鬼の居ぬ間に…俺たちだけの愛の巣に飛ぶか。ほら、俺に掴まれ。
[誘拐シーン]
B.着いたぞ、嬢ちゃん。ここが俺とお前の新しい住処だ。
B.あぁ。ここは俺の元根城。まだ嬢ちゃんの執事になる前に住んでた所だ。
B.しばらくご無沙汰にしてたから、ちょっと埃っぽいけど、我慢しろよ?
B.ま、そんなことも気にならなくなるほど、これから俺と濃厚な時間を過ごしてもらうわけだが。
B.なぁ、嬢ちゃん…?ホントはあの家から抜け出したかったんだろ?
B.たまたまあの家の長女として生まれたからってだけで、嬢ちゃんは両親からがんじがらめにされてきた。
B.嬢ちゃんは奴らの言うことに従い、その期待に応えてきた。
B.でも…もう限界だろ?心も身体も疲れ切ってんだろ?
B.見ててわかんぞ。今日なんて特に分かりやすかったし。
B.あの家で嬢ちゃんを唯一甘やかしてくれるあの吸血鬼のダンナ…たまたま両親がいない日を選んで、奴に甘えた。
B.けどアイツも両親の意向に賛成する使用人。嬢ちゃんの本当の味方とはなり得ねぇ。
B.だからこその俺だよ。嬢ちゃんをあの家の呪縛から解き放てるのは、悪魔として絶大な力を誇るこの俺だけ。
B.可哀想にな…こんなに疲れちまってよぉ。
B.今俺が助けてやるからな…
【ABパート】
[対峙シーン]
A.待て。今、お嬢様に何をしようとした?
B.あ?尾けてたのかよ。みみっちい男だな。俺と嬢ちゃんの大人の時間を邪魔すんなよ。
A.そうはいかない。お前は己の私利私欲のためにお嬢様を都合よく使おうとしている。お嬢様、どうかこちらへ。彼の甘言に乗せられてはなりません。
B.おいおい、酷ぇ言い草だな。俺はただ可哀想な嬢ちゃんのためを思って、こうして外に連れ出してるだけだが?
A.堂々と不純異性行為を行おうとして、よくもそんなことが言えるな。本当はお嬢様に自らの子どもを孕ませる気満々のくせに。
B.そりゃあ、インキュバスだしな。自分が選んだ女に種付けをすることの何が悪い?あ、もしかしてヤキモチか?冷静に見えて意外と女々しいとこあるんだな。
A.ご両親も、お前のような不出来な使用人を雇うべきではなかったな…今すぐぶち殺してやる。
B.はぁ?できんのか?人間の生き血を吸うことしか脳がない吸血鬼くんよぉ?
A.あぁ。お前のような女を食い物にするしか脳がない淫乱悪魔に負ける道理はないからな。覚悟しろ…!
[戦闘シーン]
B.はははっ!どうしたどうしたぁ⁉︎ 随分立派なナイフ持っといて、全然当たらねえぞ⁉︎
A.小賢しい奴…くだらない目眩しの幻術ばかり使って…今度はこれで殺してやろうか?
(Aが拳銃を構える)
B.あ?拳銃?そんなチャチなもんで、この俺を殺せると思ってんのかぁ?
A.ただの拳銃じゃない。魔族だけに有効な銀の銃弾が込められているからな。お嬢様を誑かすお前のような不埒者を倒すために持っていたんだ。
B.へー…じゃあ当ててみろよ。当てられるもんならな。
A.言われなくても。お前の実体の匂いは先ほどの戦闘で把握した。動かなければそのまま楽に殺してやるが?
B.ははっ!堅物執事くんもそんな面白い冗談言えんだな。じゃあ俺はその銃弾が外れたら、テメェの身体に取り憑いて魔力を根こそぎ奪ってやるよ。
A.どこまでも自分のことしか頭にないんだな…執事として少しはできると思ってたんだが…所詮は低俗な悪魔だったというわけか。
B.俺も残念だな。テメェなら嬢ちゃんを本当の意味で助けられると思ってたんだが…所詮は従順なだけが取り柄の召使いだったってことだな。
A.ふん…なんとでも言ってろ。どちらにせよお前はここで終わりだ。
B.終わるのはどっちだろうな?試してみっか?
(主人公、乱入)
A.…っ⁉︎ お嬢様⁉︎ ︎ 何を…⁉︎
B.おい、嬢ちゃん…どうした?そこに立ってっと危ねえぞ?
A.いえ、しかし…己の子を孕ませるためにお嬢様を誘惑したこの男を許すわけにはいきません。
B.へーきへーき。俺らの仲を邪魔する男はここでぶちのめしといてやるからよ。嬢ちゃんは何も気にしなくていいんだぞ?
A.…ッ、そうですか…お嬢様の気持ちは分かりました。しかし、わたしたち両方を大切に思ってくれてるのでしたら、尚のこと選んで頂かなくてはなりません。
B.そうだな。ここまできて、これまで通り仲良く〜ってわけにもいかねえし。
A.選んでください。わたしとお屋敷に戻り、お家の跡取りとして、正しい道を歩んでいくか…
B.それとも、俺と一緒に快適で何者にも縛られない、自由で幸せな生活を送っていくか…
(Aがすり寄る)
A.お嬢様…わたしは信じています。いかなる困難があろうとも、お嬢様は人として正しく在れる強さを持っていると…辛くなったらまた今日みたいにわたしに甘えてくれていいですから。
(Bがすり寄る)
B.な、嬢ちゃん…自分の心に嘘なんてつくな。ホントはあの家から抜け出して、俺と気持ちいいことしたいんだろ?俺なら嬢ちゃんの本当の望みを叶えてやれるからよ。
A.お嬢様はわたしを選んでくれますよね?
B.嬢ちゃんは俺を選んでくれるよな?
クレジット
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