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結婚の世話をしてくれた幼馴染のお坊っちゃまに人生の全てを奪われる
written by 松平蒼太郎
  • 告白
  • 嫉妬
  • 監禁
  • NTR
  • インモラル
  • 拘束
  • 片思い
  • 幼なじみ
  • お坊っちゃま
  • ヤンデレ
公開日2022年09月11日 22:20 更新日2022年09月11日 22:20
文字数
1989文字(約 6分38秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
お坊っちゃま
視聴者役柄
幼馴染
場所
お坊っちゃま宅
あらすじ
新婚旅行から帰ってきた次の日、結婚の世話をしてくれたお金持ちの幼馴染に呼び出された。とりあえずお礼の菓子折り持って、世間話でもしようかと思っていたのだが…
本編
いらっしゃい。よく来てくれたね。

どうだった?カッコいいお婿さんとの新婚旅行は?

そっか。楽しんでもらえたなら、僕も手配した甲斐があったよ。

あ、ご丁寧にどうも。お土産のお菓子、ありがたくいただくね。

へぇ〜…美味しそう。早速、紅茶と一緒に用意させるとするよ。




(咀嚼)

うん、美味しい。なかなか良いものを買ってきてくれたね。

あははっ…たしかにお坊っちゃまだけど、そこまで舌が肥えてるわけでもないよ。庶民のものだってちゃんと食べるし。

え、美味しいのは当たり前でしょ?我が家のメイドが淹れた、自慢の紅茶なんだから。

うちに来たらいつでも飲ませてあげるよ。君は僕の幼馴染なんだし。

え?……ううん、別にいいよ。結婚の費用も旅行の費用も、全部うちがもってあげるから。

うん。お金を返す必要ないよ。元々あげるつもりだったし。

あはは、これくらい大したことないって。そこまで高い買い物ってわけでもなかったし。

よかったね。僕みたいなお金持ちのお坊っちゃまが幼馴染で。

うん。式や旅行を手配したのも全部、幼馴染特権だから。

誰にでもこんなことをするわけじゃないから。感謝してほしいな。

でも良かった。これまで独り身だった君も、腰を落ち着けることができて。

プロポーズ、成功して良かったね。改めておめでとう。

あはは…そうだね。僕もいい年だし、そろそろ結婚相手を見つけないと。

そう思う?でも現実はそうもいかないんだよね。

僕が選り好みしてるというのもあるけれど…ほら、うちのメイド、なかなか女性を見る目が厳しくてね。

そう。彼女がOKサインを出さないと、そもそも僕と直接会うことすらできないんだ。

そうだね。君は幼馴染だし、彼女にも認めてもらえてるから、こうして僕とふつうに会ってるわけだけど。

まあとにかくそういうことだから、僕もいい女性に巡り合う機会がなかなか無いんだよね。

メイドが過保護すぎる?それはそうかもしれないけど…

でも彼女の人を見る目は一流だし、僕も信頼してるからそれでいいんだ。

世の中に女性はゴマンといるんだし、きっといずれは運命の相手くらい現れるって思ってるよ。

あはは、そうだね。いい年になるまでには結婚しないとね。

ん?眠い?旅の疲れが出ちゃった?

いいよ。うちで休んでいって。

…うん、彼女が休憩できるところまで連れて行って。

いいよ、気にしないで。僕と君の仲なんだから。




おはよう。もう夕方だよ。早く帰ったほうがいいんじゃない?

あはは…冗談だよ。動けないでしょ?

だって帰らせる気なんてないもん。

ごめんね?でもこうでもしないと君、僕とエッチしてくれないでしょ?

あはは…!残念ながら、お婿さんとの幸せな結婚生活はもうおしまい。短いけど良い夢だったでしょ?

まだ分からない?君は今日から僕のモノになるの。

じゃないと、紅茶に睡眠薬なんて混ぜないし。

そ。眠ってしまったのは、旅の疲れなんかじゃなくて、薬のせい。

で、眠ったところを縛り上げた。簡単な話でしょ?

なんでって…僕、君のこと好きだもの。

これまで色々お世話してきたのは、最後に君を手に入れるため。

寝取り…巷ではNTRっていうのかな?

とっても背徳的でいい響きだよね。

ダメだよ…彼の元には帰さない。

君は一生ここで僕と暮らすの。

幼馴染で、お金持ちのお坊っちゃまで…そして君の新しいお婿さん。

うん。君が認めないなんて言うのは百も承知。

だからこれから堕としてあげるんだ…僕のところに。

そのためのお薬も用意してあるから飲んで…ほら、飲んで?早く。

意地でも開けないつもり?なら、こうするしかないね。

(媚薬口移し)

あはは♪ 流石に驚いたでしょ?

信頼していた幼馴染から、こんなことされるなんて。

ねぇ…君は僕のことを幼馴染として大切にはしてくれたけど、異性としては一切見てくれなかったよね?

これでもたくさんアピールして、君に尽くしてきたっていうのに、君はそれを親切の延長としてしか受け取らなかった。

僕がそんなに親切なだけの善人に見えた?少しも男としての魅力を感じなかった?

(ため息)

まぁいいや。これから知ってもらえばいいだけの話だし。

積年の想い、全部ここでぶつけちゃってもいい?

って聞くまでもなかったね。君に拒否権なんて一切ないもん。

大丈夫だよ…泣かないで。

これから僕が責任持って君を幸せにしてあげる。

まずはしっかり既成事実を作って、君の元お婿さんにも納得してもらわないと。

あはは!ごめん、間違えた。

納得してもらうんじゃなくて、無理にでも納得させるんだった。

ほら…そこにビデオカメラ、セットしてあるでしょ?

現在進行形でこれらのやり取り、全て録画してあるんだ。

もちろん、これから行う男女の営みも全部あの中に残る。

彼とはもうソウイウこと、したんでしょ?

だったら今からそれ、全部忘れさせてあげる。

あの男が君に刻み込んだ全てを上書きしてあげる。

…って言ってるうちに、媚薬の効果が出てきたみたい。顔、真っ赤だよ?

僕のお嫁さんになる運命、ちゃんと受け入れてね…?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
結婚の世話をしてくれた幼馴染のお坊っちゃまに人生の全てを奪われる
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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