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初対面のショタ吸血鬼に懐かれて渋々吸血させたら、クセになってしまった
written by 松平蒼太郎
  • からかい
  • 甘々
  • 現代ファンタジー
  • おねショタ
  • 吸血鬼
  • 年上
  • コメディ
  • 少年
公開日2022年11月27日 19:16 更新日2022年11月27日 19:16
文字数
1721文字(約 5分45秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
吸血鬼
視聴者役柄
成人女性
場所
女性宅
あらすじ
帰っている途中で喫煙していた貴女は、吸血鬼の少年に声をかけられた。彼はどうやら貴女の匂いに惹かれて声をかけてきたようで…?
本編
いたいた…そこのお姉さん。


いきなりで悪いんだけど
僕の遊び相手になってくれない?
ねー、いいでしょ?


えー、冷たいー。
いいじゃん。お姉さんも暇そうじゃん。
タバコ吸ってるだけだし。


いいよ、副流煙なんて。
僕、そういうの全然気にしないから。


…ねー、お姉さん!
いいから、僕にかまってよー!


テキトーにあしらおうったって
そうはいかないんだからねー?


あ、バレた?僕が吸血鬼なの…


えへへ♪ まぁね。
お姉さん、タバコに混じって
なんかいい匂いするからさ。
お願い!吸血させて!いいでしょ?


むー…ここまでお願いしても
許可してくれないなんて…
お姉さん、もしかしてそっちの人?


って、ちょっとー!
無視してどっか行こうとしないでよー!
待ってってばー!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


へー、ここがお姉さんの家なんだ。
入っていい?


何でだよー!お姉さんのケチ!
堅物!ヤニカスおばけ!


あだだ!ちょ、ごめんなさい!
頭ぐりぐりされるの、ホント痛いから!
ごめんなさいってばー!


はぁ…子ども相手に大人げないんだから…
それでも大人?


口悪〜い…でもいい匂〜い…


ね、ちょこっとだけでいいからさ…
お姉さんの血液、ちょうだい?
ホントにちょっとだけ。ね?


あ、わかった!じゃあ僕もお姉さんの
恋活応援する!どんなタイプが好み?


なーんだ、恋活してないのかぁ。残念。
もしかして仕事一筋な人?


…全然僕と会話する気ないね。
返事テキトーすぎるもん。


ていうか、僕のことガキ扱いしすぎ。
これでもお姉さんよりは年上なんだよ?


そうだよ。人間と吸血鬼の
寿命の概念を一緒くたにされちゃ困るよ。


(お腹の音)


はぁ…お腹すいた。
もう空腹で死にそうだよ…


うん…何日も飲んでない。
僕、眷属もいないし…
定期的に吸血できないんだよね…


あ、ホントに!?やったぁ!
ありがとう、お姉さん!


大丈夫!貧血にならない程度にするから!


あと、吸血したら気持ち良くなるから、安心して吸われてよ!


うん!タダで血をもらうわけじゃないよ。


この牙に含まれてる物質が
人間の体内に注入されることで
人間を快楽に落とし込めるんだよ。
覚えておいて損はないかもよ?


ふふっ…それじゃあお姉さん、
そこの柱の影に隠れて…


大っぴらにやってるとこ、
見られると恥ずかしいでしょ?


(柱の影に移動)


うん、この辺ならどこから見ても死角に
なるから問題ないかな。


さて…どこを噛もうかな。
やっぱり王道に首筋?
手首とか腕でもいいよ。


え…足?なんで?
お姉さん、変わったとこ噛まれたいんだ…


ふーん…分かった。
じゃあ足からいただくね。


(吸血)


うん…とっても美味しいよ。
ありがとう、お姉さn…


(足蹴にされる)


いだだ!ちょ、タンマ!
ストップ、ストーップ!


ご、ごめんって!
ていうか、容赦なさすぎだよ!
いだだだだ!


(足蹴ストップ)


はぁはぁ…酷い目にあった。
お姉さん、ホントに大人?
すごい女子中学生っぽかったけど…


あー、ごめん!食べる!
夕飯なら喜んで食べます!
だから一人で帰ろうとしないで!


へへっ…お姉さん、なんだかんだ
いい人だね。吸血させてくれて、
しかもご飯までご馳走してくれるなんて。


あ、もしかして…吸血されてる時、
感じちゃった?ピクンってなってたもんね。


あ、嘘嘘。もうからかいません。
拳振り下ろそうとしないで…


うん!ご馳走になりまーす!えへへっ♪


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


はぁ〜…お腹いっぱい!
こんなに食べたの、久しぶりだー。


普段?普段は…ホ、ホームレス的な?
その辺の食べられそうなモノ漁って
食べてるかな…


あ、ホント!?やったぁ!
じゃあこれからは
そこそこの頻度でお邪魔するね!


お姉さん?ソワソワしてどうしたの?


あ……やっぱり吸血されるの、
クセになっちゃった?


本気で堕とすつもりはなかったんだけどなぁ…


お姉さん、そこのソファーに横になって。


うん。もう一回吸血してあげる。
今度はちょこっとだけサービス多めで。


じゃ、上から失礼しまーす…


(ソファーから覆い被さる)


顔、近いね…ちょっとドキドキする…


あ、でもタバコ臭いから、そんなでも
ないかな。


あはは、ごめんごめん。
こういうのはムードが大事だったよね。


(咳払い)


お姉さん…本気で僕に堕ちちゃってもいいよ?


僕は優しいお姉さんのこと、好きだな…


お姉さんから見たらガキかもしれないけど…
僕だって立派な大人なんだよ?


いくよ、お姉さん…
僕がいっぱい気持ち良くしてあげるからね…


(吸血)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
初対面のショタ吸血鬼に懐かれて渋々吸血させたら、クセになってしまった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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