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好色なリザードマンに敗北し、くっころと言わされてしまう
written by 松平蒼太郎
  • からかい
  • ファンタジー
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  • 拘束
  • 人外 / モンスター
  • リザードマン
  • ドラゴニュート
  • わからせ
  • 戦闘
  • 美青年
  • 変身能力
公開日2022年12月01日 20:35 更新日2022年12月01日 20:35
文字数
1711文字(約 5分43秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
リザードマン
視聴者役柄
女騎士
場所
魔王城付近
あらすじ
騎士の貴女は魔王を討つべく、単身魔王城に乗り込もうとするが、魔王直属の配下であるリザードマンに行く手を阻まれてしまう。ところが彼は突如、戦闘態勢を解いて貴女の前から逃げ出してしまった。彼の目的が分からぬまま、貴女は進軍を続けるが、再び目の前に現れたリザードマンに仲間を討たれたことを知ってしまって…?
本編
待ちな。そこの女騎士さん。
こっから先は通行禁止だ。


俺か?俺は魔王直属の配下の
リザードマンだ。よろしくな。


やる気か?こいよ。
ちょうど暇してたんだ。
相手してくれると助かるぜ。はははっ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(剣を打ち合う)


いいねぇ、アンタ!
なかなか歯応えがある!


おっと…今のは危なかったな。
死ぬとこだったぜ。


あ?誰がトカゲ男だって?
まぁ間違ってねえけど。


つーかアンタ、何で魔王を倒したいんだ?
騎士としてのお仕事ってやつか?


へー…世界に平和を、かぁ…くくく…


本当に世界に平和をもたらすために
手っ取り早い方法が一つあるぜ。
教えてやろうか?


それはな…人間が一人残らず
滅びることなんだよぉっ!


(斬りかかる)


ははっ!いい反射神経してんな!
さすが騎士様!遊び甲斐があるぜ!


はぁ?事実を言ったまでだろ?


大体の争いは人間が勝手に
引き起こしてることだろーが。


むしろ俺ら魔族は、その争いの余波を
受けてる被害者なんだぜ?


慎ましく静かに暮らしてたところを
人間とかいう横暴な連中に侵略されて
やむを得ず戦ってるっつーわけだ。


おいおい、濡れ衣が過ぎんぜ。
人を襲ってんのはごく少数。


それをひとまとめにして悪認定すんのは
いささか乱暴すぎねえか?


頭固いねぇ。そんなんじゃ
いくら顔が良くてもモテねえよ…っと!


(リザードマンが逃げ出す)


あばよ、騎士さん!
ちょっくら用事思い出したから
この辺で失礼するぜ!じゃあな!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あ〜…野郎ばっかかよ。
やる気出ねぇ…


パーティに女いなかったから、
マジで男臭くなってんぞ、俺…


どっかに美少女落ちてねえかな〜…
女不足で死にそうだぜ…


あ?……おっ、さっきの騎士様じゃん。
寂しくて俺に会いに来たか?


ははっ…血気盛んだなぁ。
俺との戦いがよっぽど楽しみと見える。


俺もちょうど女成分が不足してたんだ。
歓迎するぜ。


ははっ!何のことだか。
お前の仲間なんぞ知らん。
どっかでお昼寝してんじゃねーの?


ん?……あ、バレた?
お前の仲間殺したの…


てか、俺の鱗が現場に落ちてたなんてなぁ…
失敗失敗。


まぁそんなカッカすんなよ。
可愛い顔が台無しだぜっ!


(斬り合い開始)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(荒い息)

やっぱ強えなぁ、アンタ。
今の俺じゃちょっと無理だわ。


いや?諦めるなんて一言も言ってねえけど?


『今の俺』なら無理って言っただけだぜ?


俺、アンタのこと気に入ったからさぁ…
ガチで手に入れるわ。


(ドラゴニュートに変身)


どうだ?これが俺の進化体。
リザードマン改めドラゴニュートって
名乗らせてもらうわ。


…無駄だ。もうお前の攻撃は
通用しねえ。とっとと俺に屈しろ!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


よぉ。気がついたか?


ここか?ここは俺のアジト。
つっても、単に寝泊まりするだけの
場所だけどな。


あー、わりぃな。
抵抗されると面倒なんで
縛らせてもらったわ。


はははっ!なに?仲間んとこに行きてえの?


「くっ…殺せ!」って、騎士が敵に捕まった時に吐くセリフってのは聞いてたけどよぉ、まさか生で聞けるとは…


なぁ…アンタ、ホントに死にてえって
思ってんの?足、震えてんぜ?


くくく…無理すんなって。
抵抗できない状態にされて、
しかもこんなトカゲ野郎に迫られてんだ。
怖くねえわけねえだろ?


やっと上物手に入れたんだ…
存分にヤらせてもらうぜ。


あー、安心しろ。このままの姿では
ヤらねえから…


(美男子に変身)


どうだ?結構イケてる感じの
人間に変身してみたんだが…


へぇ…その反応、俺をイケメンだと
思ってるってことでいいんだよな?


ふふ…なぁ、お姫様?
俺、アンタに惚れちまったみたいなんだ。
俺のモンになってくれる?


ん?どーした?
断り方がイヤに弱々しいな。
そんなんで、この俺が諦めるとでも?


さーて…囚われのお姫様は
どこ触ったら俺に堕ちてくれるかなぁ…?


ここか?それともここ?


ははっ…!ちょっとその声はエロすぎるぜ。
俺も一瞬、ビクってなっちまった。


いいねぇ、その強気の反応。
いきなりメス堕ちされるよりは
よっぽどいい。ぶっちゃけ興奮する。


剣を持たない女騎士なんざ、ただの女。
俺がたくさん可愛がってやるよ。


大丈夫だって。危害は加えねえ。
むしろ気持ちいいことするだけだから。


騎士の使命だとかそんなくだらねえことは
とっとと忘れて俺に集中しろ…な?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
好色なリザードマンに敗北し、くっころと言わされてしまう
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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