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お坊っちゃまからの秘密の癒し耳かき
written by 松平蒼太郎
  • からかい
  • 甘々
  • 耳かき
  • 睡眠導入
  • 癒し
  • 少年
  • ショタ
  • お坊っちゃま
  • オイルマッサージ
  • 梵天
公開日2022年12月27日 18:56 更新日2022年12月27日 18:56
文字数
2624文字(約 8分45秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
お坊っちゃま
視聴者役柄
新人メイド
場所
おぼっちゃまの部屋
あらすじ
新人メイドの貴女は慣れない職場環境で疲労を感じていたが、それを見たお坊ちゃんが貴女に耳かきをしてあげると言ってきて…?
本編
あっ、いた…
メイドさん、ちょっといい?


ごめんね、仕事で疲れてるのに…
でもちょっとだけ付き合ってほしいんだ。


うん。とりあえず僕の部屋に来てくれる?


だ、大丈夫…全然痛いことじゃないし。
むしろ気持ちいいことだから…多分。


ほ、ほら、早く行こ!
他の人に見つかったら面倒だし!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


よし…鍵はかけた。
これでいきなり誰かが
入ってくることは無いはず…


へ?ええっ!?違うよ!?
いかがわしいことはしないから!


えっと、その…メイドさんに
耳かきしてあげようと思って…


うん、これ。耳かき棒もちゃんと
準備してきたんだよ?


あ、あとこれ!マッサージオイル!


これ使って耳をマッサージしてあげる!


そ、それは〜…メイドさん、最近
うちで働き始めたばっかりじゃん?


やっぱり慣れない環境で働くのって
疲れるよね?だから僕が少しでも
癒してあげようと思って…


こ、これでも耳かきとか耳マッサージとか
癒しに関しては色々勉強してきたんだよ?


実践は初めてだけど…メイドさんの
力になれたらなって思って…


その、迷惑だったかな…?
嫌だったら断ってもいいけど…


あ、ホント?やった♪
じゃあ、さっそく僕の膝においで。


ふふっ…メイドさん、
まるで僕の子どもみたい。


あはは、ごめんごめん。
でも可愛くってつい…


さ、まずはオイルマッサージからね。
両手にオイルをつけてっと…


それじゃあいくよー…
お耳、しっかり揉みほぐしていくからねー…


(両耳オイルマッサージ)


ど、どうかな…?
力、強すぎたりしない?


そ、そう?よかった〜…
なら、このまま続けていくね…


モミモミ…モミモミ…モミモミ…


メイドさんの耳、ちっさくて柔らかいなぁ…


強く握りすぎると取れちゃいそう…


ゆっくり、大切なモノを扱うみたいに
丁寧に丁寧に揉んでいかないと…


え?あ、そう?もう少し強めでいい?


わかった…じゃあもうちょっと強く、ね。


グイ、グイ、グリ、グリ、ギュッ、ギュッ…


もっと囁く感じで言ってあげた方がいいかな?


ギュッ、ギュッ、グッ、グッ、グイ、グイ…


あ、そうだ…お耳をギュッ、パッて、
閉じたり開いたりしてみよ。


ギュー…パッ。ギュー…パッ…


ギュッ、パッ、ギュッ、パッ…


緩急つけてやるのも面白いね。
メイドさん的にはどう?


ふふっ、気持ちいい?よかった。


マッサージ初めてだけど、
上手くいったみたいで安心した。


……うん、だいぶ耳はほぐれてきたかな?


そろそろ耳掃除に…って、その前に
耳についたオイル取らなくちゃ。


両耳を拭き拭き〜っと…はい、取れた。


じゃあ体を横に向けて。
好きな向きでいいよ。


んっ…そっちでいい?


オッケー。
じゃあ始めるから
動かないでね〜…


(耳かき)


カリカリ…カリカリ…カリカリ…


メイドさん、大丈夫?痛くない?
痛かったら我慢しなくていいからね?


そ、そう…?あまり僕のこと
甘やかさなくていいからね?


うん…僕、みんなから甘やかされてるから。


お金持ちのお坊っちゃまだから…
みんな僕のことチヤホヤしてくれるんだよね。


メイドさんには、その…
僕のことちゃんと見て欲しいなって…


うん…お坊っちゃまとしての僕じゃなくて
僕としての僕を…って、この言い方じゃ分かりにくいかな?えーと、えーっと…


あ、うん…今ので
理解してくれたの?
ならいいけど…


そう…だね。メイドさんはここに
来たばっかだから、僕のことを
色眼鏡なしで見れるかと思って…


へ、変な期待してごめんね?
その、ちょっとずつでいいからさ…
お願い、できる…?


あ…えへへっ。ありがとう。
僕、メイドさんのこと好きだな。


あっ、ちょ…動いたら危ないよ。
ジッとしてなきゃ。


う、うん…気をつけてね?


あの…もしかして僕、
今変なこと言った?


う、う〜…その濁され方は気になる…


ま、まぁいいや…
今は耳かきに集中、集中…


カリッ、カリッ…カリッ、カリッ…
コリッ、コリッ…コリッ、コリッ…


ゆっくり丁寧に…
手前から奥に順に
耳かき棒を潜らせて…


あっ…ちょっと大きいのある。
ゆっくり引っぺがすようにして…


と、取れた…よかった…


って、まだ安心するのは早いか…
全部取り切ってないし…


今まで通り、ゆっくり丁寧にカリカリして…


…こんなものでいいかな?
じゃあ仕上げに梵天やるね…


(梵天)


これで細かい汚れを取って…
メイドさんの耳を完璧に綺麗にするんだ…


コショコショ…コショコショ…
コショコショ…コショコショ…


…できた。梵天もこれでおしまい。


ねぇ…最後にアレ、していい?


えっと…アレといったらアレだよ。
実際にやってみせた方が早いかな?


(耳吹き)


ちょっぴり恥ずかしいね…へへっ。


あ、うん…今のは汚れを吹き飛ばす的な?


あ、あはは…細かいことは
置いといて、反対のお耳も
掃除するよ。身体の向き、
変えてくれる?


ん…ありがとう。


じゃあ同じように
カリカリってやっていくね。
いくよ…


(耳かき)


ふぅ…少しだけ耳かき、慣れてきたかも。


うん…少しだけね。
メイドさんのおかげで
上達できそう。


あ、いや…むしろここまで
付き合わせといて上達しなきゃ
メイドさんに失礼だよね…


え?いいの?いつでも
練習台にしても…


ありがとう…また機会が
あったらお願いするね。


ふふっ…まだ終わってないのに
この会話は早すぎるか。


今はメイドさんの耳垢を
取ることだけに集中して、と…


む…ちょっと頑固な汚れがある。


これは難しいな…
でも頑張って取らないと。


じゃなきゃ、耳かきする意味無いもんね。


カリカリ…カリカリ…カリカリ…


ゴシゴシ…ゴシゴシ…ゴシゴシ…


え?あぁ、声を出してるのは…なんとなく?


うん…その方がなんだか取れそうな気がするし。


あ、そうなんだ…耳元で
囁かれるのも気持ちいいんだ。


ありがとう。そうやって
率直に意見してくれるのは助かるよ。


うん。これからもそんな感じで
意見を言ってもらえると嬉しい。


メイドさんの
できる範囲でいいから…
よろしくね。


んっ…やっと取れた。
ちょっと達成感ある。


ここまできたら…
あとは梵天だね。


うん。コショコショやっていくね。いくよ…


(梵天)


メイドさん…もしかして
梵天の感触が一番お気に入りだったりする?


あ、ううん…なんとなく、ね。
一番気持ちよさそうな顔してるから…


そうなんだ…そんなに気持ちいいなら
僕も誰かにやってもらおうかな…


え、いいの?今度は
メイドさんがやってくれる?


ふふっ、分かった。
楽しみにしてるね。


…梵天もできた。じゃあ最後は…


やだよ、待たない。せーの…


(耳吹き)


イイ声出すよね、メイドさん…
なんかこう、ちょっとエッチな気分になる…


あ、あはは…分かったよ。
みんなには言わない。約束する。


うん、今日は付き合ってくれてありがとね。
メイドさんには頭が上がらないな。


…もしよかったら、僕の部屋に泊まってく?


ふふっ、冗談だよ。そんなに慌てないで。


ごめんごめん。とりあえずもう
下がっていいよ。お疲れ様。


うん…メイドさんの耳かき、
楽しみにしてる。


して欲しくなったら、僕が
こっそり誘うから…ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
お坊っちゃまからの秘密の癒し耳かき
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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