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ヤンデレ妖狐から逃れて数年後
written by 時々那夏詩
  • 切ない
  • 妖狐
  • ヤンデレ
  • のじゃ語尾
  • シリアス
公開日2023年01月21日 02:21 更新日2023年01月21日 02:21
文字数
925文字(約 3分5秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
妖狐
視聴者役柄
人間の男
場所
山の中にある妖狐の屋敷
あらすじ
あなたはかつて妖狐と暮らしてました。しかし日がたつにつれ妖狐の束縛が強くなったと感じたあなたは妖狐から逃げることを計画し、逃げました。その後は普通に暮らし彼女もでき婚約もしました。ある日山に行きたくなったあなたは山に行きました。しかしその山は少しおかしく急に霧が出てきました。そして...
本編
SE:山道を歩く

おかえりなのじゃ。遅かったの。夜には帰ると言っていたがまさかこんなにも待たされるとは思ってなかったわ。もう何回季節が移り替わったかの?

さぁ、妾たちの家に帰ろうではないか。妾はお主に会えなくってずっと寂しかったのじゃぞ?

あぁ...大丈夫じゃ。怒ってないからの。むしろ心配してたんじゃぞ。お主が出かけて行ってから来る日も来る日もお主が帰ってくる気配がないから何かあったのではないかとかいろいろ悪い考えが廻っておかしくなりそうだったのじゃ。

じゃが、もう安心なのじゃ。お主が妾の元に帰ってきてくれたからの。これでまたあの時みたく二人で仲良く暮らせるの。

何をしておる?早く妾たちの家に帰ろうではないか

(少し間を開ける)

(圧かける感じで)
あぁ、あの女か...あの女なら妾たちの家で待っておるぞ。ついてくるがよい

SE:山道を歩く音

ほれ、そこにおるぞ。中を覗いてみるがいいぞ。

SE:チャックを開ける音

おったじゃろ?妾とお主の中を引き裂いた憎き女が...少し細かくなったがの。

あぁ、お主には少しショックであったかの。すまんな、汚らわしいものを見せて...じゃが、これで妾とお主の暮らしは安泰じゃの。

あぁ、愛しい人よ。しばらくぶりに夫婦水入らずといこうではないか。お主が妾の前からいなくなってた間の話でも聞かせてやるぞ。

...どこに行こうと言うのじゃ?せっかく久々に会えたのに...あぁ、厠(かわや)か。それなら前と少し位置が変わっておるからの。そこを出て右側じゃ。すぐに戻ってくるのじゃぞ。

(少し間を開ける)

SE:山道を走る

(ここから怒ってるも平静を装ってる感じ)

お主...どこに行くつもりじゃ?この道は人里へ降りる道じゃよ?あーぁ...お主...妾を裏切ったな...妾とお主は結ばれてるのに...妾にはお主とのややこもできておるのに...

なのに...お主は妾を裏切るのじゃな...やはりお主もあの女と一緒か...

(大きなため息)

...もう、お主も...死ぬか?...妾はお主に永遠の愛を誓ったのに...お主は他の女と関係を持つからの...お主がいけないのじゃぞ。お主がすべて悪いんじゃ。じゃが、お主のことは変わらず愛するからの。安心して黄泉の国に行くがよい。

(少し間を開ける)

(恋人と2人っきりでいるときみたいな穏やかな感じで)
これからはずっと二人っきりじゃの。愛しておるぞ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ妖狐から逃れて数年後
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
時々那夏詩
ライター情報
シチュボが好きでフリー台本書き始めた自称妖狐の時々那夏詩(ときどきななし)です。PIXIVにもフリー台本あげてます。よろしくお願いします!
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