貴女は自分の病気を治してくれた闇医者のもとに通っていた。今日も貴女は彼に触診を頼み、身体中をお触りされてしまって…？

おや、貴女ですか。今日はいかがされました？


どこかお身体の調子が悪いのですか？


ほぅ…すこぶる良好とは。それはよかった。


念の為、身体検査を？


やれやれ…仕方ありませんねぇ。


貴女、もしやわたしに触られるのがクセになりました？


いけませんねぇ、それは…


患者が医者に依存すると碌なことになりませんよ？


それでも検査を望むというのであれば…それ相応の覚悟をしていただかなくては。


わかりました。それでは服を脱いで、そちらの台に寝転がってください。


(女が服を脱いで寝転がる)


では、始めていきましょうか。いつものように触診を…


(女の身体をあちこち触り始める)


ふむ…特に悪いところは無いようですね。


あれから後遺症、薬の副反応といった症状はございませんか？


なるほど、それはそれは…


いえ、貴女を精神的にわたしに依存させたのは、悪いとは思っていますよ？


ですが…わたしとしては非常に都合がいい。


なんせ、貴女の身体はとてもわたし好みですから。


えぇ、そうです。この慎ましやかな胸、滑らかな肌、すらっとした脚…全てがわたし好みのボディです。


貴女の身体は端的に言って素晴らしい。


わたしの治療で病気が完治したとはいえ、貴女は未だに痩せ細ったまま…


今の貴女の身体はわたしにとって最高に触診し甲斐がある…！


ふふふ…お礼を言われるまでもありません。


わたしは医者としての職務を全うしただけですから。


これまでさぞお辛かったでしょう？


病院をたらい回しにされて…挙句、名医と呼ばれる医者からも匙を投げられて…


そして貴女はわたしの元に辿り着いた。


闇医者と呼ばれるこのわたしの元に…ね？


これには何か運命的なものを感じませんか？


少なくともわたしは感じておりますが…貴女は？


そうですか…貴女もわたしとの運命を…


それはそれは…お褒めの言葉、素直に受け取っておきましょう。


あぁ、お金のことなら心配要りません。


貴女の親族の元に請求書を送っておきましたので。


一括払いは厳しいとのことなので、きちんと分割で払っていただけると…


まぁ、貴女には直接関係のない話でしょう。どうかお気になさらず。


それより…先ほどから身体が小刻みに震えておりますが？


わたしの触診で、感じてしまわれましたか？


ふふふ…全く、正直な身体だ…


わたしまで興奮してきてしまうではないですか…


何ですか？いつものお薬が欲しいと？

またですか…あれはかなり強烈なお薬ですので、そう簡単に処方するわけには…


…どうしても？なら、一つ条件を……ッ！


(女にキスされる)


やれやれ…いつからそういう男の堕とし方を覚えたのやら…


えぇ、仕方ありません。今回は特別ですよ？


(媚薬を取り出す)


こちらがお薬になります。


それでは、先ほどのお返し、させていただきましょうか。ンッ…


(媚薬口移し)


ハァ…とても強力なお薬ですので、すぐに興奮してきてしまいますが…って、言ってるそばから。


今の貴女、まるで発情期の犬のようです…


本当にどうしようもない娘ですねぇ、くくく…


まぁ、わたしとしては願ったり叶ったりなので、文句はありませんが。


えぇ、構いませんよ？いくらでも相手をシて差し上げます。


雌犬は雌犬らしく、せいぜい良い鳴き声を上げてくださいね？

・台本（ゆるボイ！）
変態紳士な闇医者のセクハラ触診
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎