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公開日2023年04月30日 08:10
更新日2023年04月30日 08:10
文字数
1776文字(約 5分56秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
風紀委員長
視聴者役柄
生徒会副会長
場所
風紀委員室
あらすじ
ある日、生徒会副会長の男子生徒は、風紀委員長の女子生徒に呼び止められる。そのまま風紀委員室に連れてこられた彼は、彼女にギャル生徒会長と不純異性交遊をしていたのではないかと問い詰められてしまって…?
本編
ちょっと、貴方。少しお話があるのですが。
いえ、服装のことではありません。もっと大事な話です。
えぇ…ここではなんですので、少し場所を変えましょう。ついてきてください。
(委員会室に移動、扉を閉める)
ここなら、誰の目も気にすることなく、ゆっくり話せるでしょう。
問題ありません。今はわたし以外の風紀委員全員、校内の巡回に出てますから。
それでは単刀直入に聞きます。
貴方が学校で生徒会長とふ、不純異性交遊をしたというのは本当ですか?
なぜ、と言われましても…生徒会の副会長である貴方と、あの校則違反な服装ばかりしている会長との距離があまりにも近すぎます。
えぇ、ばっちり見ましたよ。校内で仲睦まじく手を繋いだり、お弁当をアーンして食べさせ合いっこしたり…
しかもこの間は、生徒会の仕事を二人で遅くまで残ってやっていたというではありませんか。
その時は二人きりだったのでしょう?そして、その日を境に二人の距離が今までの比ではないくらい近くなったと、他の生徒会役員からも報告が上がっています。
状況証拠は揃っています…正直に吐きなさい。
彼女とそういうことをシたのでしょう?どちらが強要したかまでは知りませんが。
…はぁ?付き合ってない?真っ昼間からあれだけ堂々といちゃついておきながら?
嘘をつくのは自身のためになりませんよ。
さぁ、早く本当のことを言いなさい。今ならまだ穏便に済ませてあげられますよ?
えぇ、どうしてもです。この学校の風紀を乱す可能性のある芽は早めに摘んでおかねばなりませんから。
大体、普段から風紀を乱すような格好をしている彼女と二人きりでいて、何もなかったという方が無理でしょう。
どれだけ注意しても、全く校則違反を正す気配がない…そんな彼女を庇い立てしても、貴方に何のメリットもないと思うのですが?
あぁ、やっと言う気になりましたか?では……ッッ⁉︎
(腕を掴まれて身体を壁に押し付けられる)
なっ…⁉︎ な、何の真似ですか…⁉︎
貴方、こんなことをしてただで済むと思って…⁉︎
…?え、えぇ…貴方と生徒会長が不純異性交遊をしているとは思っていますが…?
…はっ?じ、実践…?わたしに…?
ちょ、待ってください!それはどう考えてもおかしいでしょう⁉︎
当たり前です!どうして彼女にシたことを直接わたしの身体に教えるという話になるのですか!
貴方が大人しく吐けば全て丸く収まる話です!どうしてそれが分からないのですか!
き、気に入らない…?何がです…?
で、ですが…!彼女が服装やアクセサリーに関する校則違反をしているのは事実でしょう⁉︎
そっ、それは…たしかに、確実な証拠というものは何もありませんが…ですが!
(さらに壁に強く身体を押し付けられる)
かはっ…!貴方、まさか本気でわたしを襲うつもり…⁉︎
…!わっ、わかりました!もう彼女に関してとやかく言いません!
言いませんから…これ以上はやめてください…お願い、します…
貴方と彼女との関係性について言及するのもやめますっ…!だからどうか…!
や、やだ…やめて…本当にこれ以上は…ッ!
(押さえつけていた彼女の身体を解放する)
えっ…?な、何…?
そ、それってつまり、最初からわたしを襲う気はなかったってこと…?
(へたり込む)
はぁぁ〜…驚かせてすみませんでした、じゃありませんよ…
えぇ…怖かったですよ、ホントに…
貴方にこのまま襲われるんじゃないかって…すごく、怖かったです…
いえ…こちらこそすみませんでした。
生徒会長はたしかに校則違反の常習犯ですが…貴方と不純異性交遊していたということとはまた別問題でしたね。
えぇ…どうやらわたしは彼女の見た目で、「ヤッたに違いない」と決めつけていたようです。本当に申し訳ありませんでした…
いえ、彼女にはまだ…貴方に吐かせてから、彼女を問い詰めようと思っていましたから…
はい…これ以上詮索はしません…約束します。
えっ…?い、いえ!その、お気遣いなく!
全然大丈夫ですから。一人で立てます…
…あっ?た、立てない…?腰が抜けて…
ちょ、笑わないでください!大体、誰のせいだと思って…!
…貴方ってよく分からない人ですね。どっちが本当の貴方なんです?
いえ…さっきわたしを脅していた貴方と、今の貴方があまりに違うので…
演技…まぁそういうことにしておきます。
(手を取って立ち上がらせてもらう)
あ、ありがとうございます…手、意外とおっきい…
な、何でもありません!気にしないでください!
と、とにかく!今あったことは他言無用です!分かったら返事!
え、えぇ…わたしと貴方だけの秘密ですから…ね?
いえ、服装のことではありません。もっと大事な話です。
えぇ…ここではなんですので、少し場所を変えましょう。ついてきてください。
(委員会室に移動、扉を閉める)
ここなら、誰の目も気にすることなく、ゆっくり話せるでしょう。
問題ありません。今はわたし以外の風紀委員全員、校内の巡回に出てますから。
それでは単刀直入に聞きます。
貴方が学校で生徒会長とふ、不純異性交遊をしたというのは本当ですか?
なぜ、と言われましても…生徒会の副会長である貴方と、あの校則違反な服装ばかりしている会長との距離があまりにも近すぎます。
えぇ、ばっちり見ましたよ。校内で仲睦まじく手を繋いだり、お弁当をアーンして食べさせ合いっこしたり…
しかもこの間は、生徒会の仕事を二人で遅くまで残ってやっていたというではありませんか。
その時は二人きりだったのでしょう?そして、その日を境に二人の距離が今までの比ではないくらい近くなったと、他の生徒会役員からも報告が上がっています。
状況証拠は揃っています…正直に吐きなさい。
彼女とそういうことをシたのでしょう?どちらが強要したかまでは知りませんが。
…はぁ?付き合ってない?真っ昼間からあれだけ堂々といちゃついておきながら?
嘘をつくのは自身のためになりませんよ。
さぁ、早く本当のことを言いなさい。今ならまだ穏便に済ませてあげられますよ?
えぇ、どうしてもです。この学校の風紀を乱す可能性のある芽は早めに摘んでおかねばなりませんから。
大体、普段から風紀を乱すような格好をしている彼女と二人きりでいて、何もなかったという方が無理でしょう。
どれだけ注意しても、全く校則違反を正す気配がない…そんな彼女を庇い立てしても、貴方に何のメリットもないと思うのですが?
あぁ、やっと言う気になりましたか?では……ッッ⁉︎
(腕を掴まれて身体を壁に押し付けられる)
なっ…⁉︎ な、何の真似ですか…⁉︎
貴方、こんなことをしてただで済むと思って…⁉︎
…?え、えぇ…貴方と生徒会長が不純異性交遊をしているとは思っていますが…?
…はっ?じ、実践…?わたしに…?
ちょ、待ってください!それはどう考えてもおかしいでしょう⁉︎
当たり前です!どうして彼女にシたことを直接わたしの身体に教えるという話になるのですか!
貴方が大人しく吐けば全て丸く収まる話です!どうしてそれが分からないのですか!
き、気に入らない…?何がです…?
で、ですが…!彼女が服装やアクセサリーに関する校則違反をしているのは事実でしょう⁉︎
そっ、それは…たしかに、確実な証拠というものは何もありませんが…ですが!
(さらに壁に強く身体を押し付けられる)
かはっ…!貴方、まさか本気でわたしを襲うつもり…⁉︎
…!わっ、わかりました!もう彼女に関してとやかく言いません!
言いませんから…これ以上はやめてください…お願い、します…
貴方と彼女との関係性について言及するのもやめますっ…!だからどうか…!
や、やだ…やめて…本当にこれ以上は…ッ!
(押さえつけていた彼女の身体を解放する)
えっ…?な、何…?
そ、それってつまり、最初からわたしを襲う気はなかったってこと…?
(へたり込む)
はぁぁ〜…驚かせてすみませんでした、じゃありませんよ…
えぇ…怖かったですよ、ホントに…
貴方にこのまま襲われるんじゃないかって…すごく、怖かったです…
いえ…こちらこそすみませんでした。
生徒会長はたしかに校則違反の常習犯ですが…貴方と不純異性交遊していたということとはまた別問題でしたね。
えぇ…どうやらわたしは彼女の見た目で、「ヤッたに違いない」と決めつけていたようです。本当に申し訳ありませんでした…
いえ、彼女にはまだ…貴方に吐かせてから、彼女を問い詰めようと思っていましたから…
はい…これ以上詮索はしません…約束します。
えっ…?い、いえ!その、お気遣いなく!
全然大丈夫ですから。一人で立てます…
…あっ?た、立てない…?腰が抜けて…
ちょ、笑わないでください!大体、誰のせいだと思って…!
…貴方ってよく分からない人ですね。どっちが本当の貴方なんです?
いえ…さっきわたしを脅していた貴方と、今の貴方があまりに違うので…
演技…まぁそういうことにしておきます。
(手を取って立ち上がらせてもらう)
あ、ありがとうございます…手、意外とおっきい…
な、何でもありません!気にしないでください!
と、とにかく!今あったことは他言無用です!分かったら返事!
え、えぇ…わたしと貴方だけの秘密ですから…ね?
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