かつては気心知れた男友達、今は恋人であるあなたの元へ、
誰かにほめられて喜んでる恋人が訪ねてきます。
嬉しそうにしているその人に、あなたは一緒になって喜んであげます。

へぇ、褒められたのか。
良かったじゃねぇか！
確かにそこがお前の良いところだし、魅力だもんな。

ははっ、照れてんのか？
分かるやつには分かるんだよ！
自信持てって。
ちゃんとお前のこと見てる奴が、近くにいて良かったな。

え？　俺？
そりゃ……イイと思ってるに決まってんだろ。
他の奴らはお前の良さに今頃気付いたのかも知んねぇけど、
そんなの俺は前から知ってるし。

……つか、そこに惚れてんだし。

言っとくけど俺が本気を出せば、お前の良いトコ、
そいつの言った10倍は挙げられる自信あるからな。
なんなら１時間……、いや３時間、それ以上だって語り続けられるぜ。

……って、何をムキになってんだ俺は。

嬉しいんだよ。
お前の良さを周りの人間が褒めてくれることは、素直に。
でも、今まで俺だけの知っていたお前が
みんなのものになっちまったようで。
ちょっとだけ、なんかこう……、モヤッとするっつーか……。

だー、みっともねぇ。
お前が周囲の人間から褒められたんだ。
一緒に喜ばなくちゃな。

それに、お前が褒められたことはやっぱ嬉しいし！
なにせお前は俺の自慢の……、自慢の……。
ははっ、なんでもねぇ。

今日の褒め言葉は素直に受け取っときゃいい。
そんで自信を持て。
お前は、最高なんだから。

お前の良さの分かるやつがもっともっと増えるといいな！

・台本（ゆるボイ！）
ケア男子・気心知れた男友達風彼氏編　ほめほめボイス『誰かにほめられた時』
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
香久乃このみ