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【BL】幼馴染の彼はヤキモチ妬き
written by 松平蒼太郎
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公開日2023年06月21日 16:24 更新日2023年06月21日 16:24
文字数
1120文字(約 3分44秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幼馴染
視聴者役柄
幼馴染
場所
学校
あらすじ
幼馴染の彼と貴方は密かに恋人として付き合っていた。貴方が放課後の教室でクラスの女子二人に勉強を教えていると、彼はヤキモチを妬いてきて…?
本編
(教室の扉が開く)


あ〜、疲れた。悪りぃな、待っててもらっ、て…?


いや、お前…何してんの?女子二人に挟まれて…


へ、へぇ〜…勉強教えてんのか。なるほど…


お前、一応秀才だもんな…女子に勉強教えるくらいわけないか…


…なぁ、二人とも。今日は俺、コイツに用事あるからさ、悪いけど勉強教えんのはまた今度でいい?


サンキュー。じゃ、俺らはこれで。またな。


(彼と共に教室を出る)


…なぁ。お前さぁ、なんであの二人に勉強教えることになったわけ?


いいから答えろって。じゃねえと俺、納得しねえから。


(クソデカため息)


やっぱり…いつもの空気読めないお節介焼きが発動したか…


お前さぁ…あの二人ができてるの、見てて分からなかった?


いや、勉強じゃなくて!恋人としてできてるってこと!そんくらい分かれ!


そうだよ!アイツら、女の子同士だけど付き合ってんの!二人とも若干、お前のこと煙たそうにしてたぞ!


あ、いや、まぁ、お前に悪気がなかったのは分かってるけど…ちょっとは空気を読めって話。


あ〜、もう…落ち込むなって。善意からの行動なのはわかってるから…


つーかさ…あの二人じゃなくて、俺に勉強教えてくれよ。俺、成績下から数えた方が早いし。


いや、俺に関しては余計なお世話じゃない。俺からお願いしてんだし。


それに…俺らだって付き合ってんじゃん?恋人としてさ…


女子より俺を優先しろって…これでも結構妬いてんだからな?


いいよ、許す。別に浮気してたわけじゃないし。ただちょっと空気が読めないだけで。


空気の読み方?んー…それに関してはおいおい教えるわ。今こうだって言えるもんじゃないし。


ん?何?あの二人、なんか言ってた?


ぶっ…!マジ?俺とお前が付き合ってるって?


なんで分かるんだよ…そしてお前もあっさりバラすんじゃねえよ…


あ、そう?応援してくれてた?へぇ〜…


アイツら、二人とも腐女子なんかな?今度聞いてみよ。


(手を繋がれる)


ど、どうしたんだよ…急に手ェ繋いできて…


あ、わり。妬いちゃった?あの二人に一瞬興味向けたから?


へぃへぃ…気をつけますって。てか、お互いヤキモチ妬きっぽいの、なんかおもしろいな。


ははっ、そうかも。似た者カップルだな、俺ら。お似合いってことにしとくか。


大丈夫だよ…家着くまでずっと握っててやる。


周りから見られたら?その時はその時。正直に開き直っちゃおうぜ。


俺ら幼馴染だし…これからもずーっと一緒だもんな?


へへっ、さーんきゅ。帰って勉強して…その後はいっぱい遊ぶか。


え?あ〜…どっちにするかなぁ。受けと攻め…


じゃあ今からジャンケンして、勝ったほうが攻め、負けた方が受けってことでどう?


よーし、決まりな。最初はグー、ジャンケン、ポン!


あ、俺の負けかぁ…今日は勝てる気したんだけどなぁ…


ん…まぁ、約束だしな。今日はお前が攻めな。


俺のこと、気持ち良くしてくれよな…頼んだぞ?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【BL】幼馴染の彼はヤキモチ妬き
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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