インキュバスである貴方の元に、教皇の補佐役である枢機卿が訪れた。どうやら彼は、貴方が女を食い散らかしているのを見かねて、直々に成敗しに来たようで…？

さてさて…ここが例の淫魔の棲家ですか…なんと穢らわしい…


おや、そんなところに居ましたか。ずいぶん探しましたよ。


えぇ。貴方に会いたくて会いたくて、夜も震えて眠れませんでした。


ふふ…相変わらず人間を下等生物扱いしますか。その傲慢な態度、実に愚かで滑稽ですねぇ…


これだからインキュバスなどという、顔とエロテクしか取り柄がない淫乱な種族は嫌いなのですよ。見ているだけで反吐が出ます。


あぁ、そういえば自己紹介が遅れましたね。これは失敬。


わたしはこの近くの教会で教皇様を補佐する役割を承っております枢機卿です。以後、お見知り置きを。


ここに来た用件はですね…貴方のような、神をも恐れぬ輩に正義の鉄槌を下すためですよ。


えぇ。貴方は常日頃から、若い女の純潔を食い物にしているというじゃありませんか。


全くもって許し難い…彼女らが貴方の毒牙にかかる様は、とても見ていられるものではありません。


麗しいお顔をした彼女たちが、貴方の小汚い手によってアヘ顔を晒す…この世で最もあってはならないことの一つです。まさに大罪ともいうべき事象でしょう。


その大罪の根源たる貴方をここで消し去るのは、天の理にかなっているというもの。そうでしょう？


(クソデカため息)


あぁ、これだから淫魔というやつは…自分の罪すら全く理解できない、可哀想な種族ですね。


仕方ないので、これからわたしがわからせて差し上げます…貴方がいかに罪にまみれた存在であるかを…ね？


(インキュバスの攻撃を全て反魔法バリアで防ぐ)


おや？この程度なのですか？インキュバスともあろうものが、大したことありませんねぇ。


ふふっ…引っかかりましたね？ふんっ…！


(反魔法の結界にインキュバスを閉じ込める)


ふふふ…いいザマですねぇ。お得意の魔法が使えない気分はいかがですか？


わたしの安い挑発に乗って、魔法の使えない結界地点まで飛び込んでくるからですよ。


こんな知能指数の低い男に麗しき乙女たちの貞操が穢されていたと考えると…全くもって吐き気がします。


大体何ですか？人間の女性を独り占めしようとするなど、卑怯の極みというものでしょう？


ただでさえモテないというのに…貴方のようなゴミカスに世の女性たちを掻っ攫われてしまったら、もはやわたしの立つ瀬がないではありませんか。


(結界の中に足を踏み入れて、押し倒す)


ふふふっ…魔法の使えないインキュバスなど、ゴミ同然。こうして押し倒すのも容易い…


決まっています。貴方のような脳内真っピンクで愚かな男には身体で分からせるんです。


あぁ、そういえば言ってませんでしたか？わたし、男もイケる口なんですよ、これでも。


えぇ。こうして押し倒されてる貴方を見ていると背筋がゾクゾクします。男淫魔のくせに、わたしを興奮させるなど、なんて罪深い…


本気ですよ、もちろん…男でも犯してみせましょう。今ここで神に誓ってもかまいません。


愚かで傲慢で…女を犯すことしか脳がない、そんな貴方をわたしの慰みモノにしてあげます。


とても光栄なことなので、もっと喜んでくれてもいいのですよ？わたしと交わることは、神の御心にも叶うのですから…


貴方には特別にわたしが直々に罪を洗い清める儀式…『洗礼』を施して差し上げますね？


幸い、貴方は顔と身体だけは綺麗ですから…とても楽しくヤれそうです。


おっと、これは失礼…はしたない欲望がはみ出てしまいました。わたしとしたことが…ふふ…


まぁ、貴方が望むというのであれば…わたしにメス堕ちしていただいても構いませんよ？


その時はもっとたくさん可愛がってあげられるかもしれませんね？


さぁ、始めましょう…楽しい楽しい『洗礼』のお時間です…ふふふ♪

・台本（ゆるボイ！）
【ファンタジーBL】両刀使いな枢機卿のわからせ洗礼
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎