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飄々とした竜剣士は女剣士と番いになりたい
written by 松平蒼太郎
  • ファンタジー
  • 剣士
  • 竜人
  • 求婚
  • お持ち帰り
  • 戦闘
公開日2023年09月09日 09:34 更新日2023年09月09日 09:34
文字数
1030文字(約 3分26秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
竜剣士
視聴者役柄
女剣士
場所
湖のほとり
あらすじ
とある湖のほとりに竜人の剣士がいて、数多の剣士から挑戦を受けていた。そんな時、彼に挑む一人の天才剣士がいて…?
本編
…誰だ?また新しい挑戦者、か…?


…こいつは驚いた。まさか女が来るなんてな。


いや、悪くねえさ。ただ、女に挑戦されんのは初めてだから、驚いただけ。


いいぞ、勿論。女だからって差別はしねぇ。相手んなってやる。


(静かに抜刀)


いざ尋常に勝負といこうか…お嬢さん?


(斬り合い)


むっ…!や、やるな…!


アンタ、本当に人間か…?ここまで俺と打ち合える奴は珍しいぞ…?


ふーん…面白えな、アンタ。じゃあその奥義とやらを見せてくれよ。俺のバカ硬え鱗、傷つけれる?


(女剣士の奥義炸裂、切り傷をつけられる)


…!すげ…!マジで斬りやがった…!


ははっ…!最高だ、アンタ…!


お礼に、俺のも見せてやるか…ふっ!


(竜剣士の奥義炸裂、女の剣を打ち落とす)


ここまでだな…俺の勝ちだ。


まぁ、そう悔しがんな。また挑戦する権利はくれてやる。ほら…


(もう一振りの剣を渡す)


俺のもう一振りの剣…大切に扱えよ?


それ、使いこなせるようになったら、また挑戦しに来い。いつでも待ってるからな。


(目の前から姿を消す)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


…来たか。待ってたぜ。


前に渡した剣、使いこなせるようになったか?


そっか…じゃあ安心してアンタを叩きのめせるな。


(静かに抜刀)


いい構えじゃん…お互い、存分に楽しもうぜっ…!


(斬り合い)


おおっ…!重て…!流石、俺の剣…!


いや、マジでやるな…!女だからって実は甘く見てたのは、謝るわ。すまん。


ははっ…そうカッカすんなって。もう油断はしてやらねえから、よっ!


(竜剣士の奥義炸裂、女を吹き飛ばす)


ふぃ〜…とりあえず俺の勝ちでいいか?


どーした?腰、抜けて立てないか?


ははっ…身体がおかしい?どういうことだ、そりゃ?


いや、俺は何もしてねえよ?ただ、布石は最初から打っといた。


そ。俺の剣、受け取ったろ?それ、俺が今持ってる剣の番いなの。どういう意味か分かる?


分かった?俺が番いと認めた相手に渡すもんなの、それ。


それを受け取ったら最後、相手は俺のことを求めざるを得ない身体にされんのさ。


まぁ、分かりやすく言えば、一種の呪いか。大体そんな感じ。


ぶふっw ちょ、マジ?w くっころってw


いや〜、ビックリした…リアルに「くっ…殺せ…!(裏声)」って言う奴がいるとは思わなかったw


アンタ、本当に面白いな…嫁としてめちゃくちゃ可愛がりたい。


強いアンタも好きだけど…可愛いアンタも見てみたくなった。ダメ?


ふざけてない。本気だよ、俺は。よっ、と…


(お姫様抱っこ)


帰るか…俺らの愛の巣に。


そ、お持ち帰り。いいだろ?どうせもう、番いになるんだから。


アンタのこと、もっと教えてくれ。代わりにいっぱい気持ち良くしてやるから…な?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
飄々とした竜剣士は女剣士と番いになりたい
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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