正月の朝、目を覚ますと隣にいきなり彼氏の顔が。ビックリしすぎて、変な声を出してしまう貴女。彼に大笑いされた貴女は拗ね散らかすが、彼に甘やかされることで少し機嫌を直したのだった…

よー、寝正月女。俺とのデートすっぽかして、昼まで寝るたぁ、どういう了見だ？


バカ、時計見ろ。12時だよ、12時。


(大慌ての彼女を見て大爆笑)


バーーーカッｗｗｗ 慌てすぎなんだよ、寝坊助女ｗｗｗ すっぴんだから、余計面白いんじゃｗｗｗ


(しばらく大笑い)


あー、やべｗ 笑いすぎて腹痛いｗ マジでツボッたｗ


いやー、朝から良いモン見せてもらったわｗ ありがとなｗ


いや、だってさぁ…普段クールで隙の一つ見せないお前が、すっぴんで寝ぼけ眼さらした挙句、俺が隣にいるだけで大慌てするからさぁ、そりゃ笑うよねって話。


あー、ごめんごめん。そこまで怒らなくていいじゃん。そりゃ、正月くらいゆっくり休みたいもんな？


(抱き寄せる)


ほい、ギュー…これで機嫌直してくれる？


えー…うちの彼女さんは厳しいですなぁ。どうすりゃいいのさ～…


いやー、俺バカだし？超絶賢い彼女さんがバカな俺にして欲しいことなんて、想像もつかないなー？


ん…じゃあ顔上げて？おはようのチュー、しようか？


(キス)


…目、覚めた？そろそろ起きれそう？


へー、そっか。じゃあ先に顔洗ってきな。メシの用意はしてっから。


ん？あー、デートのこと？いいよ、さっきの冗談だから。お前と一緒に居られるなら、別に出かけなくてもいいし。


うん。お前が年末ギリギリまで忙しかったの、知ってるから。疲れてたんなら、昼まで寝ちゃうのも仕方ねえよ。


あー…俺はアレだよ、愛しの彼女のためなら頑張れる的な？ちょっとくらい、年末が忙しくても問題ないっていうか？


おい、こら。いきなりマウントとってくんじゃねえ。怒るぞ？


ん…まぁ、ホントに無理はしてないから大丈夫。心配する必要ナッシングだからな。よし、よし…


(頭を撫でる)


へへ…バーカ。お前が俺の心配なんて百年はえーよ。俺みたいなお気楽人間は、そうそう無理なんてしねーんだよ。覚えとけ～？


はいはい…そうだよな、もうお腹ペコペコだよな。すぐ準備する。


(布団から出る)


さーてと…彼女成分も堪能できたし、美味い飯でも作ってやるか！楽しみにしとけー？

・台本（ゆるボイ！）
【寝正月】正月の朝からカッコつける彼氏が愛おしい
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎