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【和風ファンタジー/誘惑】側近の女軍師は俺の母
written by 松平蒼太郎
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公開日2024年08月06日 13:34 更新日2024年08月06日 13:34
文字数
1311文字(約 4分23秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女軍師
視聴者役柄
将軍
場所
某所
あらすじ
側近の女軍師は、表向きは忠実な家臣として振る舞っているが、裏では貴方の母であることを自認していて…?
本編
残党のお片づけは終わったようですね、将軍…本日の指揮もお見事でした。


いいえ。わたしは大したことはしていませんよ。軍師として貴方に知恵を授けただけ…


…そうですか。お役に立てたのなら、何よりです。


それで将軍…この後のご予定ですが…


……えぇ。戦の勝利を記念して、宴(うたげ)を開き、軍の士気を高めた方がよろしいかと。


はい…全軍に通達して参りますので、将軍は今一度お休みになられてください。ずっと立ちっぱなしで指揮をされていたでしょうから。


それでは、わたしは一旦、下がらせていただきます。失礼します…


(宴を開催、酔っ払った将軍を介抱するために別室へ連れて行く)


将軍…どうやら少々飲みすぎたようですね?こちら、わたしの膝に頭をお乗せください。


いえいえ、迷惑などとは…わたしは貴方の軍師ですので。軍師ならば、将軍を補佐することなど当然のこと。さぁ、どうぞ?


(将軍が彼女の膝に体を横たえる)


ふふ…なんだか、身体の大きな子どもみたい。こんなに無防備にゴロンってして…


あら、あら…将軍ったら、随分甘えん坊さんですのね。少し幼児退行していらっしゃる?


仕方ありませんね…でしたら、わたしがヨシヨシして差し上げます。よしよーし…


(彼の頭を優しく撫でる)


…本当にお疲れ様でした。今日の戦の勝利は将軍の的確な指揮があってこそ…誇っていただいて、よろしいんですよ?


えぇ…将軍の頑張りは、わたしが認めます。貴方のことは誰よりも間近で見てきましたから。


将軍の陰口を叩く不埒な輩もいるようですが…そういった輩もわたしが裏ですべて説き伏せました。無能な輩ほど、悪口や文句だけは一丁前というのはどうやら本当のようです。


苦労?いいえ、わたしはこれっぽっちも苦労など致しておりませんよ?将軍のためを思えば、これくらい当然かと。


はい…わたしは貴方の軍師であり、母でもあります。無論、血は繋がっていませんが、貴方のお世話をするという意味では間違ってはいないでしょう?


ふふっ、嬉しいことをおっしゃってくださるのね?このわたしにもっと甘えたい…その望み、叶えて差し上げますね。


(彼の頭を抱き抱える)


ギュー…いかがです?母の温もりは…


そう…なら、しばらくこのままで。今の貴方は一軍の将ではなく、一人の息子…母にたっぷり甘えてよろしいんですよ?


はい…はい…えぇ、そうですね。それはたしかに…


…成り上がり者でもよろしいではありませんか。出自がどうであれ、貴方は一軍の将として然るべき成果を出しているのですから。


もし、成果を出せなくなったら?そうですね…その時はわたしの元で小間使いでもして働きますか?将軍でなくなった貴方のことも、可愛がってあげますよ?


そう…遠慮しなくていいのに。お酒に酔っても、そういうところはしっかりしているんですね。


(耳元に顔を近づけて囁く)


けど、わたしは貴方を甘やかす準備はいつでもできているから…夜伽だって、貴方が望むならいつだってシてあげますよ?特にここ数日は戦続きで、溜まるものも溜まっているでしょう?


…どうします?もしよければ、遊んであげてもよろしいですよ?貴方を気持ち良くさせる策はすでに用意してありますが…


…左様でございますか。ですが、気が向いたらこっそりわたしの寝屋にお越しくださいませ。将軍のご来訪、いつでも心待ちにしておりますから…ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【和風ファンタジー/誘惑】側近の女軍師は俺の母
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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