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【ストーカー/ヤンデレ】年末に自称彼女の後輩がやって来た
written by 松平蒼太郎
  • 告白
  • 色仕掛け
  • 後輩
  • 学生
  • ヤンデレ
  • 敬語
  • 年下
  • ストーカー
  • 年末
公開日2024年12月08日 22:25 更新日2024年12月08日 22:34
文字数
1739文字(約 5分48秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
後輩女子
視聴者役柄
先輩男子
場所
男子宅
あらすじ
年末の寒い夜に家に帰ってくると、そこには普段から自分を付け回している後輩の姿があった。彼女はどうやら本格的に貴方と交際すべく、貴方の親に挨拶していたようで…?
本編
(家に帰ってきた彼を出迎える)


あ、こんばんは、せんぱーい。


いや、この場合はおかえりなさいの方が適切でしょうか?おかえりなさい、先輩。


えっと、今はお義母さんと一緒に夕飯作ってるんで、ちょっとだけ待っててください。


あ、お風呂沸いてるんで、先に入ってきてもいいですよ?


まぁまぁ、細かいことはいいじゃないですか。


とりあえず、ほらっ!外、寒かったでしょう?お家に入って、ゆっくりあったまってください。


(彼を家に招き入れ、諸々を済ませて、部屋で二人きりになる)


は〜…ご飯、ちょっと作りすぎましたかね?結構お腹いっぱいです…


…へ?何ですか、いきなり…


わたし、先輩の彼女ですよ?家で先輩をお出迎えするのは、当たり前のことじゃないですか。


おかしくないですって〜…というか、彼女に向かってストーカー呼ばわりは酷くない?


事実じゃないですー。ただ気になる男の子をちょっと追っかけてるだけの、年頃の女の子ですー。失礼しちゃいますね、まったく。


……あはっ♪ 流石ですね、先輩♪ まさかそこまで気付いていたなんて…


…えぇ、そうです。学校で女の影が無くなったのも、たまに先輩の私物が無くなるのも、全部わたしの仕業です。


もちろん、こうして年末に家を訪ねたのも、先輩にもっとわたしを見てもらうため…幸い、先輩のお母さんには気に入っていただけましたし♪


はい。「バカ息子とこれからも仲良くしてやってください」って頼まれちゃいました♪ もうこれ、親公認のカップルですよね♪


…へぇ?いいんですか?先輩…そんなに頑なだとわたし、次は何をしでかすかわかりませんよ?


(上の服を脱いで、下着姿になる)


ほら…/// 見てください、先輩…/// わたしの下着姿…///


ね、このお腹にある青あざ…ずっと前に元カレにつけられたモノなんですけど、これを先輩につけられたって言ったらお義母さん、どんな反応するでしょうね?


「うちの息子がそんなことするわけないでしょう!」って言ってくれる方に賭けますか?


でも先輩ってたしか、中学時代は元ヤンなんでしたっけ?地元では結構やんちゃしてたとか何とか…


お義母さんなら当然、自分の息子の暴力性についてはよくご存じですよね?


となれば一体、どちらの言い分を信じるんでしょうねぇ…?


あはは…先輩、目つき怖いですよ?本当にヤンキーみたいです♪


…構いませんよ?殴りたいなら、殴ればいいじゃないですか。


わたしは逃げも隠れもしません…先輩からの愛の拳なら、いくらでも受けてみせます。


だって先輩は元カレとは違うから…気分で人を殴ったり蹴ったりするような人じゃないって、信じてますから。


(そっと彼の腰に手を回す)


ギュー…/// ほら、どうです?これが女の子の温もりですよ?///


優しくて不器用で誤解されやすい先輩は、わたしがこうして包み込んであげます…///


…誤解、されてますよね?普通にしてるつもりなんでしょうけど、元ヤンだって雰囲気でバレバレです。


けど…そんな先輩を本当の意味で理解しているのはわたしだけ。上っ面の先輩を見て、忌避してるような連中とは違う。


先輩にどれだけ嫌われようが、わたしは追いかけるのをやめません…わたしの先輩への想いは本物だから。


……目を覚ませ?目を覚ますのは先輩の方じゃないですか?


だって考えてもみてくださいよ…年末とかいうクソ忙しい時期に、どうでもいい男の家をわざわざ訪ねると思います?しかもすでにお義母さんには挨拶まで済ませちゃってますし。


わたしのこの行動こそが先輩を好きであるという証…ちゃんと現実を見た方がいいですよ?先輩…


えぇ、今日は先輩のお家に泊まります。もちろん、部屋は先輩と同じです。


ご心配なく。お義母さんからすでに許可は取ってあります。


「節度をわきまえた上でヤるなら大丈夫」とのお言葉をいただきましたので…先輩が気にすることは何もありませんよ?


…もうわたしのこと、拒否しませんよね?


学校では基本ボッチで、外堀もほとんど埋められている…そんな状態の先輩に、果たして逃げ場はあるでしょうか?


ズルくないです…どうせ力では勝てないんですから。頭を使って追い落とすのは、当たり前でしょう?


先輩に残された選択肢は一つだけ…わたしと、恋人として付き合って?


ふふ…沈黙は肯定の返事と受け取りますね。ンッ…///


(キス)


フゥ…/// ご馳走様です、先輩♡


女の子にここまでさせた以上、責任は取ってもらいますから…/// 据え膳、きちんと食べてくださいね♡
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ストーカー/ヤンデレ】年末に自称彼女の後輩がやって来た
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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