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公開日2025年02月13日 17:19
更新日2025年02月13日 17:19
文字数
1488文字(約 4分58秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
メイド
視聴者役柄
主人
場所
某所
あらすじ
都を滅ぼさんとする妖魔の軍勢に単騎で立ち向かおうとした男は、すんでのところで、メイドに助けられる。男の屋敷に住み込みで働いている彼女は、彼が厄介ごとに巻き込まれたのを察していたようで…?
本編
(敵の攻撃を刀で弾く)
ご無事ですか?ご主人様…お怪我は?
左様でございますか…それなら一安心、といったところでしょうか。
それにしても…なんですか?この魑魅魍魎(ちみもうりょう)の大軍は…ご主人様がお一人で相手できる数ではありませんよね?
(ため息)
…後でお説教ですからね、ご主人様。
いくら都を守るためとはいえ、やりすぎです。
最初からわたしに一声かけてくだされば、すぐに応援に駆けつけましたのに…
まぁ、いいです…細かい話は彼らをお掃除してからにしましょう。ご主人様は下がっていてください。いいですね?
(男を下がらせてから、敵に向き直る)
さて、都を滅ぼそうとしたこともそうですが…よくもわたしのご主人様をよってたかってボコボコにしてくれましたね?
彼をボコしていいのは、専属のメイドであるわたしだけ…勝手に手を出されては困ります。
聞く耳持ちませんか…まぁ、よくよく考えれば、ゴミが人語を理解できるはずもありませんでしたね。
さっそくお掃除を始めましょうか…ゴミは手早く、片付けねばいけませんからね。
(妖魔の軍勢を残らず斬り刻む)
…ふぅ。終わりましたよ、ご主人様。
顔が引きつっておいでのようですが…何かありました?
おや、失礼なご主人様ですね…わたしのような瀟洒(しょうしゃ)で美しいメイドを、まるで羅刹(らせつ)のようだったとは。
そんなことより、さっさと帰りましょうか…お説教はきちんと畳の上で行うのが作法ですからね。もちろん、ご主人様は正座しながら。
ダメです。わたしに死ぬほど心配をかけた罰です。甘んじて受けてください。
ほら、いつまでも駄々をこねてないで行きますよ。世話の焼けるご主人様なんですから…
(男を引きずるように連れて帰り、長々と説教)
…と、いうわけです。いつもいつも考えなしに突っ込んでは死にそうな目に遭って…
今日だってわたしがいなければ、なぶり殺しにされていたに違いありません。そんな情けない死に様、わたしとて見るに耐えません。
ですので今後、ご主人様がお外に出かける場合は必ずわたしが護衛として付き添います。よろしいですね?
…は?今さら何をおっしゃっておいでで?
男の見栄など、有事の際にはなんの役にも立ちません。
たしかに、一人必死に戦っているご主人様がカッコよくないと言えば嘘になりますが、それとこれとは話が別です。
(抱きしめる)
貴方は大馬鹿者です、ご主人様…!
どれだけわたしが心配したと思っているんですか…!
いつもいるはずの場所にご主人様がいなくて…!そしたら、いつの間にやら、妖魔の軍勢に取り囲まれてて…!
弱いくせに無茶しすぎなんですよ、貴方は…!
ご自身が弱いことが分かってるなら、わたしを頼ってください…!わたしはご主人様を守るために雇われたメイドなんですから…!
でも…ご無事で何よりです。今回も間に合ってよかった…
…べ、別に泣きたくて泣いたわけじゃありません/// 全部、貴方のせいですからね?///
そ、それよりこれからお風呂にしましょう。お背中はわたしが流しますので。
はい。お説教の続きは背中を流しながら、ということで。異論はありませんね?
「は?」ではありません。先ほど、ボソッと「これだから、戦うのが取り柄の脳筋メイドは…」と呟きましたよね?
ダメです、許しません。お説教は継続です。
女性に対する口の利き方もみっちり教育しますので…覚悟はよろしいですね?
ん、そうと決まれば、まずはお湯を沸かしてきますので…ご主人様はお部屋でゆっくりお待ちください。
逃げたら、お仕置きが追加されますので、そのつもりで。それでは、失礼します。
(部屋を出て、廊下を歩く)
まさかご主人様の前で不覚にも泣いてしまうとは…わたしとしたことが…///
ホント、あの人は…/// これからは、これまで以上にお世話しなければなりませんね///
ご無事ですか?ご主人様…お怪我は?
左様でございますか…それなら一安心、といったところでしょうか。
それにしても…なんですか?この魑魅魍魎(ちみもうりょう)の大軍は…ご主人様がお一人で相手できる数ではありませんよね?
(ため息)
…後でお説教ですからね、ご主人様。
いくら都を守るためとはいえ、やりすぎです。
最初からわたしに一声かけてくだされば、すぐに応援に駆けつけましたのに…
まぁ、いいです…細かい話は彼らをお掃除してからにしましょう。ご主人様は下がっていてください。いいですね?
(男を下がらせてから、敵に向き直る)
さて、都を滅ぼそうとしたこともそうですが…よくもわたしのご主人様をよってたかってボコボコにしてくれましたね?
彼をボコしていいのは、専属のメイドであるわたしだけ…勝手に手を出されては困ります。
聞く耳持ちませんか…まぁ、よくよく考えれば、ゴミが人語を理解できるはずもありませんでしたね。
さっそくお掃除を始めましょうか…ゴミは手早く、片付けねばいけませんからね。
(妖魔の軍勢を残らず斬り刻む)
…ふぅ。終わりましたよ、ご主人様。
顔が引きつっておいでのようですが…何かありました?
おや、失礼なご主人様ですね…わたしのような瀟洒(しょうしゃ)で美しいメイドを、まるで羅刹(らせつ)のようだったとは。
そんなことより、さっさと帰りましょうか…お説教はきちんと畳の上で行うのが作法ですからね。もちろん、ご主人様は正座しながら。
ダメです。わたしに死ぬほど心配をかけた罰です。甘んじて受けてください。
ほら、いつまでも駄々をこねてないで行きますよ。世話の焼けるご主人様なんですから…
(男を引きずるように連れて帰り、長々と説教)
…と、いうわけです。いつもいつも考えなしに突っ込んでは死にそうな目に遭って…
今日だってわたしがいなければ、なぶり殺しにされていたに違いありません。そんな情けない死に様、わたしとて見るに耐えません。
ですので今後、ご主人様がお外に出かける場合は必ずわたしが護衛として付き添います。よろしいですね?
…は?今さら何をおっしゃっておいでで?
男の見栄など、有事の際にはなんの役にも立ちません。
たしかに、一人必死に戦っているご主人様がカッコよくないと言えば嘘になりますが、それとこれとは話が別です。
(抱きしめる)
貴方は大馬鹿者です、ご主人様…!
どれだけわたしが心配したと思っているんですか…!
いつもいるはずの場所にご主人様がいなくて…!そしたら、いつの間にやら、妖魔の軍勢に取り囲まれてて…!
弱いくせに無茶しすぎなんですよ、貴方は…!
ご自身が弱いことが分かってるなら、わたしを頼ってください…!わたしはご主人様を守るために雇われたメイドなんですから…!
でも…ご無事で何よりです。今回も間に合ってよかった…
…べ、別に泣きたくて泣いたわけじゃありません/// 全部、貴方のせいですからね?///
そ、それよりこれからお風呂にしましょう。お背中はわたしが流しますので。
はい。お説教の続きは背中を流しながら、ということで。異論はありませんね?
「は?」ではありません。先ほど、ボソッと「これだから、戦うのが取り柄の脳筋メイドは…」と呟きましたよね?
ダメです、許しません。お説教は継続です。
女性に対する口の利き方もみっちり教育しますので…覚悟はよろしいですね?
ん、そうと決まれば、まずはお湯を沸かしてきますので…ご主人様はお部屋でゆっくりお待ちください。
逃げたら、お仕置きが追加されますので、そのつもりで。それでは、失礼します。
(部屋を出て、廊下を歩く)
まさかご主人様の前で不覚にも泣いてしまうとは…わたしとしたことが…///
ホント、あの人は…/// これからは、これまで以上にお世話しなければなりませんね///
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