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ヤンデレ竜人先輩と決闘
written by 松平蒼太郎
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
  • 年上
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
804文字(約 2分41秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
本編
へえ、静かでいいところじゃない。よく見つけたね、こんなところ。夜景がすごく綺麗…

それで?お姉さんをこんなところに連れてきて何が目的?もしかして…お姉さんに愛の告白でもしてくれるのかな?

え?しらばっくれるのもいい加減にしろって?わたし、君が何言ってるのか全然わからないんだけど。

…あーあ、そっか、気づいちゃったか、わたしの正体に。そう、わたしは竜人。ドラゴニュートってやつだね。

で、いつからわたしの正体に気付いてたの?もしかしてわたしに近づいたのって、最初からわたしのこと倒すつもりだったから?

…ふふっ、そっか、そういうことね。最初は仕事も気配りもできる先輩だから尊敬してたけど、裏で悪さをしてるから倒すことにした、と。

あっははは!面白いこと言うね、君は。わたしがどんな悪さをしたっていうの?そこまで言うからには、証拠はあるんだよね?

…あー、撮られちゃってたか。抜け目ないね。さすがわたしの見込んだ後輩くんだ。

なんでこんなことをしたのかって?そりゃわたしだけの後輩くんに色目を使ったからだよ。

君、けっこうモテるからね。君に言い寄る女が多すぎて、全員排除するのに時間がかかったよ。

おっと、いきなり斬りかかるのはよくないなぁ。わたし、君をそんなふうに教育した覚えはないんだけど。

ま、刃物のたぐいは大体効かないんだけどね。どう?竜のウロコ、すごく硬いでしょ。

これでもまだわたしのことを倒すって言える?

…そっかー、君ならそう答えると思ったよ。異種族の中でも最強の部類に入る竜を倒すことができるかな?

あ、一応勝ち負けの取り決めはしておこうか。君が勝ったら、わたしは君のことをあきらめるし、君の周りの人にも手は出さない。

ただし、わたしが勝ったら君は永遠に私のモノ。君に女なんて近づけさせないし、君がわたしのそばから離れるのも許さない。

さぁ、かかっておいで。君からの愛、受け取ってあげる。その代わり、わたしからの愛もちゃんと受け取ってね…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ竜人先輩と決闘
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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