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【ヤンデレパーティーシリーズ第3話】後方支援が得意な聖女は力ずくで貴方を拉致したい
written by 平 朝臣
  • 嫉妬
  • シリアス
  • ファンタジー
  • 敬語
  • 睡眠導入
  • 寝かしつけ
  • ヤンデレ
  • シスター
  • 聖女
公開日2026年05月14日 19:49 更新日2026年05月14日 19:49
文字数
1783文字(約 5分57秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
聖女
視聴者役柄
勇者
場所
夜の森の中
あらすじ
勇者はビーストテイマーに押し倒されるも、アサシンと聖女の到着によって難を逃れる。
しかし、女戦士はアサシンと聖女の交戦で、既に命を落としていた。
逃走したビーストテイマーの追跡をアサシンに任せる一方、勇者は聖女にその真意を問いかけて―――。
本編
(夜、魔王城へと向かう旅路の途中)

(聖女と2人で夜営をしていると…)


SE:焚き火が燃える音(指示があるまでずっと)

#心配そうな様子で

ハァ…アサシン様、大丈夫でしょうか…?

逃走したビーストテイマー様を追いかけてから、既に半日以上は経っていると思うのですが…。

とはいえ、勇者様をお一人にするわけにもいかないですし、やはり彼女に任せる他は…っ。

…え?

わたくしもグルになって、勇者様を陥れたのがそもそもの原因…って…。

#慌てふためきながら

そ、それは誤解ですわ!

確かに、ビーストテイマー様とアサシン様と共謀して、勇者様と女戦士様を分断したのは事実です…。

#うつむきながら

しかし、実際は、成り行きで巻き込まれただけに過ぎませんでした…。

むしろ、わたくしは、反対してたんです…。

魔王と戦う前に、仲間割れで自滅しては元も子もないではないか…と…。

ですが、彼女達に脅されて、仕方なく加担せざるをえませんでした…。

ネクロマンサー様の時も、そうです!

勇者様の見えない所で、彼女を虐げる他のメンバーを咎めたりもしましたが、まるで聞く耳を持たず…。

最終的には、偶然を装って、彼女を崖下の川へ突き落とすのを黙って見ている他ありませんでした…。

#涙を浮かべながら

ぐすっ…申し訳ありません、勇者様…。

わたくしにもっと力があれば、ネクロマンサー様も、女戦士様も、失わずに済んだはずなのに…。

全ては、わたくしの責任です…。

なので、どうか、他の方々の罪はお赦しください…。

十字架を背負うのは、わたくし1人で十分でございますから…。

なにとぞ…なにとぞ、ご慈悲を…っ。

#ハッと顔をあげて笑顔になりながら

…ぁ…勇者様…!

あぁ…なんと、寛大な…!

やはり、わたくしの目に狂いはございませんでした…。

あなたは、救世主に相応しきお方です…。

…持ち上げすぎ?

いえ、そんなことはありませんわ!

聖女であるわたくしが、神の名の下に保証いたします。

あなたこそが、魔王を倒し、平和をもたらす真の勇者であると…。

故に、わたくしも、そのお力添えになろうと決めたのです。

この戦いを、一刻も早く終わらせるために…。

そして、人間と魔族が、再び手を取り合える世が訪れるように…。

…ふふっ…お褒めいただき、ありがとうございます。

わたくしも、勇者様と同じく、争いごとは嫌いですから…。

…あら?

どうなさいましたか、勇者様?

なにやら、眠そうなご様子ですが…。

くすくす…無理に気張らなくてもよろしいですよ。

ここ最近、心労が嵩む出来事ばかりでしたからね…。

さぁ…こちらへ、どうぞ。

わたくしが、膝枕をしてさしあげます。

SE:衣服が擦れる音

SE:優しく頭を撫でる音

#右耳 10cm 小声 甘やかすように

ふふふ…よしよし…。

そのまま、寝ちゃってもいいですよ…?

わたくしが、見守っててあげますからね…。

#あやすように 15秒

よしよし…よしよし…。

SE:頭を撫でる音が止まる

…ふぅ…完全に効いたようですね…。

わたくしがかけた催眠魔法は…。

これなら、しばらくは目が醒めないはずです…。

SE:衣服が擦れる音

#正面 通常距離

#一変して酷薄な笑みを浮かべながら

くすっ…それにしても、可愛らしいですわね、勇者様は…。

あんな見え見えの嘘を、何の疑いもなく信じてくださるなんて…。

本当に、単純なお方です。

他のメンバーが都合よく潰し合ってくれたのも、まさに僥倖でした。

これなら、誰にも邪魔されることなく、作戦を実行できそうです。

以前から温めていた、勇者様の拉致計画を…。

そもそも、魔王討伐なんて、最初から興味ありませんでした。

わたくしのことを聖女と持て囃しながら、その力を好き勝手利用してきた教会の命令であれば、尚のこと…。

彼らがこの遠征を聖戦と称したのも、わたくしの活躍を喧伝して、かつての威光を取り戻すためでしょうからね。

そんなくだらない政争に巻き込まれて、血や涙を流す必要はありません。

特に、純粋過ぎるがあまり、権謀術数渦巻く世界を知らないあなたが…。

だからこそ、わたくしが守ってあげないといけないんです。

そう…どこか遠くの、素朴な田舎で、2人きりで暮らしながら…。

#妄想でニヤニヤしながら

うふっ…うふふふ…!

あぁ…もうすぐで、その夢が叶います!

あとは、事前に仕掛けておいた、転移用の魔法陣を起動すれば…っ!

SE :刃が閃く音

SE:血が飛び散る音

#吐血

がはっ…!?

#あり得ないといった表情で 苦しそうにだんだん声が消え入るように

そ、そんな…なぜ、貴女が…生きて…っ!

SE:聖女が地面に倒れる音

SE:焚き火の燃える音がフェードアウトして終了
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ヤンデレパーティーシリーズ第3話】後方支援が得意な聖女は力ずくで貴方を拉致したい
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・台本制作者
平 朝臣
ライター情報
タイラ トモオミ
 初めまして。
 平朝臣と申します。
 ヤンデレを題材にしたシリアスな作品が多めですが、耳かき系も少数ながらありますので、どうぞお楽しみください。
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