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幼馴染に帰り道で待ち伏せされる
written by ねむりはり
  • ヤンデレ
  • ボーイッシュ系
  • 告白
公開日2026年05月14日 00:06 更新日2026年05月14日 00:06
文字数
3954文字(約 13分11秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ボーイッシュ系幼馴染
視聴者役柄
幼馴染
場所
学校帰り
あらすじ
「待ち伏せじゃないよ? ……まあ、ちょっと待ってたのは認めるけど」
帰り道で突然現れた幼馴染。
何気ない会話のはずが、少しずつ本音が溢れていく
本編
■ パート1:帰り道の遭遇(目安:約3分)

(夜の住宅街、足音が聞こえる。少し急いでいるような雰囲気)

……あ。

(足を止める音)

いた。

(小走りに近づく足音)

おーい、待って待って。……ちょっと、無視すんなって。

(息を整えながら)

やっと追いついた。……もう、なんで急いで帰ってんの? 今日、部活なかったじゃん。

……そんな顔しないでよ。驚かせた? ごめん、ごめんって。

(少し得意げに)

待ち伏せじゃないよ? ……まあ、ちょっと待ってたのは認めるけど。

うちの学校から駅まで、このルートが一番早いじゃん。お前、いつもここ通るだろ。だから、まあ……なんとなく。

(少し照れたように視線をそらすような間)

……なんとなく、待ってた。それだけ。別に深い意味はない。

(切り替えるように明るく)

せっかくだし、一緒に帰ろ。ね? どうせ帰る方向同じなんだから。

(歩き始める足音)

ほら、行くぞ。遅くなると親が心配するだろ、お前んち。

……あたしのこと? あたしは大丈夫。うちの親、そのへんうるさくないし。

(ふっと笑って)

でもまあ、お前と帰れるなら、多少遠回りしてもいいかなとは思ってる。

……聞こえてた? 今の。

(慌てたように)

あー、聞こえてたか。……まあ、いい。別に取り消さないし。

---

■ パート2:何でもない会話のはずが(目安:約4分)

(歩きながら、のんびりした空気)

そういえばさ、今日の数学の小テスト、どうだった?

……そっか、できた? いいな。

あたしは……まあ、なんとか。ちょっと最後の問題、時間なくてさ。

(少しむくれて)

笑わないでよ。計算ミスじゃなくて、問題の意味を取り違えたんだって。全然違うじゃん。

……まあ、結果は同じか。

(切り替えて)

でもさ、あたしって数学だけは苦手で。他はそこそこ得意なのに。なんか悔しくない? 一個だけ穴があるの。

お前に勉強教えてもらえたりする? ……そう、数学。

(すかさず)

やった。じゃあ今度の週末、うちか図書館かどっちかで。

……ん? なに、そんな顔して。

(少し照れながら、でも強がって)

あたしが勉強できないのが意外? そりゃそうだよ、運動ばっかりやってたから。勉強は……お前みたいに真面目じゃないし。

(少し間を置いて、柔らかく)

……お前ってさ、昔から真面目だよな。

小学校のとき、あたしが石段から落ちたとき、すぐ保健室連れてってくれたじゃん。覚えてる?

あたし、泣きそうになってんのに強がってたら、お前が黙って手貸してくれてさ。

(ふっと遠い目で)

あのときから、なんかずっと……お前のことが気になってたのかもしれない。

(ハッとして)

……あ、いや。なんでもない。急に何言ってんだろ、あたし。

(誤魔化すように早口で)

えーと、そうだ、図書館ね。土曜の午後とかどう? 混んでる時間避けたいんだけど。

(そわそわしたように)

……さっきの話は聞かなかったことにして。

---

■ パート3:公園のベンチで(目安:約5分)

(ふいに立ち止まる音)

あ、ちょっと待って。寄ってもいい?

(公園の入り口らしき音)

ここ、小学校のとき毎日来てたじゃん。懐かしくない?

(ベンチに座る音)

ほら、座ろ。少しだけ。

(深呼吸して、リラックスした声)

……夜の公園って、なんか好きなんだよな。人少なくて、静かで。

昼間とは全然違う顔してるじゃん、同じ場所なのに。

(隣に座る気配)

……お前はどう? 夜、好き?

(答えを受けて、少し嬉しそうに)

そっか。あたしも好き。

(間)

ねえ、一個聞いていい?

……最近さ、クラスの奴に告白されたって話、本当?

(少し声が低くなる)

……隠さなくていい。あたし、聞いてたわけじゃないけど、耳に入ってきたから。廊下で誰かが話してた。

(平静を装いながら、微妙に緊張した口調)

どうするつもり?

……付き合う?

(間、少し息をのむ)

……そっか。まだ考えてる段階か。

(低く、静かに)

正直に言う。

……あたし、それ聞いて、ちょっと、動揺した。

(ふっと自嘲気味に笑って)

「ちょっと」じゃないな。めちゃくちゃ動揺した。

(落ち着かせるように深呼吸して)

あたしさ、ずっと言えなかったんだけど。

……お前のことが、好きだ。

(静かに、でも確かに)

ずっと好きだった。中学に上がってから、ずっと。いや、もっと前から気づいてたのかもしれない。

(少し苦く笑って)

でも言えなくてさ。なんか、あたしがこういう感じじゃん。ボーイッシュっていうか、友達みたいな感じで長く一緒にいすぎて。

……告白とか、なんかこっぱずかしくて。

(俯くように少し声を落として)

だけど、他の誰かに取られるって考えたら、それの方が全然無理だった。

(顔を上げて、まっすぐに)

だから言う。あたしを選んでほしい。

……返事は、すぐじゃなくていい。でも、真剣に考えてほしい。

(少しだけ、いつものポンコツな感じに戻って)

……なんか、うまく言えなかったな。格好悪いな、あたし。

---

■ パート4:ヤンデレの片鱗(目安:約5分)

(少し間があって、空気が変わる)

……ごめん、もう一個だけ聞かせて。

(声が少し低くなる、静かに)

あいつのこと、どう思う? 告白してきたやつ。

……いい人、だと思う?

(答えを聞いて、小さく笑う)

そっか。

……あたし、そいつのこと、あんまり好きじゃない。

別に悪い人じゃないんだろうけど。

(静かに、でも感情がにじんでいる)

お前に近づいてくる人って、なんか……ちゃんと見ちゃうんだよな、あたし。

誰と話してるかとか。休み時間、どこにいるかとか。

(少し間)

……気持ち悪い、と思った?

(自分でも少し驚いたような声で)

あたしも、自分でわかってるよ。ちょっとやばい、なって。

でも止められなくて。

(ゆっくりと)

お前が笑ってるとこ見ると、安心して。お前が誰かと仲良さそうにしてると、胸がざわつく。

授業中、ふとお前の方見てしまったり。帰りのルート、自然と合わせてたり。

(苦笑いするように)

……自覚はあるんだよ? ストーカーっぽいな、とは思ってる。

でも、

(静かに、でも真剣に)

お前のことが好きすぎて、どうしたらいいかわかんないんだ。

誰にも渡したくない、って思ってる。それだけは確かで。

(ふっと頭を抱えるように)

……あー、引いた? 引いたよな。

(少し情けなそうに笑って)

こんなこと言うキャラじゃないんだけどな、あたし。

(でも、すぐに真顔に戻って)

でも、嘘はつきたくない。お前には。

ちゃんと全部知った上で、判断してほしいから。

(小さく)

……あたしって、こういう奴だよ。

---

■ パート5:帰り道、再び(目安:約4分)

(立ち上がる気配、歩き出す足音)

……行こっか。遅くなりすぎた。

(歩きながら、少し明るく取り繕って)

なんか今日、色々しゃべりすぎたな。

普段こんなにしゃべんないのに。お前の前だと、なんかつい。

(困ったように)

昔っからそうなんだよな。お前の前だと、あたし、ちょっとおかしくなる。

(少し笑う)

おかしくなる、って悪い意味じゃなくて。

なんか……素になれるっていうか。

(間)

ねえ、一個だけ言っていい?

(立ち止まる気配)

あたし、お前がどんな答えを出しても、友達でいたいとは思ってる。

……でも、正直に言うと、友達だけじゃ無理だなって、もう気づいてる。

(少し困ったような声で)

友達のふりしながら隣にいるのは、もう限界だった。

だから告白した。それだけ。

(また歩き始める音)

……返事、急がなくていい。でも、待ってる。

ちゃんと待てるかどうかは、わかんないけど。

(苦笑いして)

ほら、またポンコツなこと言った。

(少しだけ温かく)

まあ、でも。今日、一緒に帰れてよかった。

---

■ パート6:家の前で(目安:約4分)

(足音が止まる)

あ、着いた。お前んち。

(少し名残惜しそうに)

……早かったな、やっぱり。公園で寄り道したのに。

(間)

……ねえ。

(少し柔らかく、でも真剣に)

今日のこと、夢とかじゃないからね。

ちゃんと現実だから。あたしが言ったこと、全部本気だから。

(小さく笑う)

なんか確認したくなった。夢みたいな気分で忘れられると困るから。

(照れたように)

……変なこと言ったな、あたし。

(少し間があって、真剣な声で)

でも、本当に。

あたし、お前のことずっと見てた。

ずっとずっと、好きだった。

(感情がにじんで、でも抑えて)

それだけは、わかっておいてほしい。

(間)

……じゃあ、また明日。

(歩き出そうとして、止まる)

あ、明日の朝、校門のとこで待ってるから。

(さらっと言い切って)

一緒に登校するのが条件、みたいな感じで。嫌なら断っていいけど、

(ちょっと拗ねた声で)

断ったら少し落ち込む。

(笑う)

……じゃあな。おやすみ。

---

■ パート7:囁きエンディング――夜の独り言(目安:約5分)

(場面転換、夜の静けさ。少し遠い、独り言のような雰囲気)

(囁くように)

……帰ってきた。

(ため息をつくように)

今日、言っちゃったな。全部。

(小さく笑う)

緊張した。あんなに緊張したの、久しぶりかも。

(静かに)

……喜んでくれてたのかな。困らせただけかな。

どっちかな。

(少し不安そうに)

でも、言えてよかった。言わないまま、誰かに取られるの、絶対無理だったから。

(間、少し柔らかく)

お前、今頃何してるかな。

ちゃんとご飯食べた? お風呂入った?

(低く囁く、独り占めするような声で)

……今、何考えてる?

あたしのこと、少しでも考えてたりする?

(間)

……考えてたらいい。

(柔らかく)

お前の部屋、窓から明かりが見えるんだよな、うちから。

……うん、見えてた。ずっと。

(苦笑いして)

やっぱりやばいな、あたし。

でも、消したくない。このきもち。

(深く静かな息)

……ね。

(さらに囁きに近く)

早く答え、聞かせてよ。

待ってるの、苦手じゃないけど、お前のことだけは……

(小さく、温かく)

……苦手かもしれない。

(間)

明日、ちゃんと来てな。校門。

待ってるから。

(少し笑って、やさしく)

……おやすみ。

ゆっくり眠れよ。

(息が静かになっていく)

……あたしも、今日はよく眠れそうだ。

お前の顔、ちゃんと見れたから。

(ほとんど囁きで)

……好きだよ。

ずっと、ずっとずっと、好きだよ。

(静かな呼吸だけが残る)

(フェードアウト)

---
【END】
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
幼馴染に帰り道で待ち伏せされる
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ねむりはり
ライター情報
はじめまして
趣味でただ私が聞きたいフリー台本を書き投稿しているオタクです。
「こういう台本が欲しかった」
「よかった」
と思ってもらえる作品を書けるように頑張っています。
少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

◇フリー台本に関して
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただいて構いません。
性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。

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