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人に嫌われるのが苦手な僕は、彼女に嫌われたかもしれないと怖くなって……
written by チョンマー
  • 喧嘩
  • カップル
  • ラブラブ
  • 彼女
  • 仲直り
  • 甘やかし
公開日2026年07月20日 00:15 更新日2026年07月20日 00:15
文字数
1782文字(約 5分57秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
同棲している家
あらすじ
今日も彼女とくだらない喧嘩をしてしまった。
原因は自分で、怒るのも仕方がない。

喧嘩の後、彼女は少し出かけると家を出て行った。
もしかしたら、愛想をつかされたかもしれない……そう考えた僕は。
本編
だから、いつも言ってるじゃない。
飲み終わったら捨てるって。机の上に置きっぱなしにしないって。


そう言って、いつもやらないじゃない。
結局、作った料理の置き場がないって、私が代わりに捨ててるんだから。
いつもひと手間増やされる、私の身にもなってよね。


……はぁ、もういい。
少し出かけてくる。夜には戻ってくるから。



ただいま……あれ、いい匂い。
何か頼んだの?


えっ、作ったの? 君が?
ちょっと、見せて。


わぁ……おいしそう。
一人でよくこんなもの作れたね。


お詫び……。
そういうことね。

いいよ。もう気にしてないから。
次から気を付けてくれたら、それでいいから。

それよりもさ、その匂いをかいでいたらお腹すいちゃった。
早く食べよっ。
私、机を拭くね。


えっ、もう拭いてある?
それどころか、机の上、めっちゃ整理されてる……。
これも、君がやったの?


ふーん、ずいぶんと反省したみたいで。
なーんて。ありがとうね。
確かに、醤油とかソースとかドレッシングとか、きちんと整理しないとなって思ってはいたんだ。代わりにしてくれて、助かります。

なら、もう料理並べるだけだね。


それも、君がしてくれるの?
それじゃ、お言葉に甘えて。
ふふっ、君の料理、楽しみ。



んー。
なーんか、気になるんだよね。

料理はすっごく美味しかった。
皿洗いは自分がやるっていったけれど、結局あの子がすることになって。
それに、よくよく見たら家がすごくきれいになってる。
私のいない間、掃除してくれたんだろうな。
普段、こんなことしないのに。

反省、してくれてるんだろうけれど、にしては、やりすぎというか。
何かあったのかな……。


あっ、皿洗い終わった?
それなら、こっちに来て。
話したいことがあるんだ。


いやいや、そんな神妙な顔しなくても。
大したことないから。おいで。


ねえ、今日はいったいどうしたの?
私のために料理も、掃除もしてくれて、すごくありがたいんだけど……。

なんというか、いつもの君らしくないっていうか。


えっ、なんで謝るのさ。
いやいや、そんな謝らなくてもいいって。
言ったじゃん、もう気にしてないって。


別れたりしない、しない!
こんなことでぐらいで、愛想つくなんてないから。


捨てられるって、思った?
私が出て行ったから?

いやいや、私、ちゃんと夜には帰るって伝えたし。
それに、あれは冷静になるために、一人になりたかっただけで……。

そっか、そういうことだったんだ。
私のために料理を作ったのも、家じゅう掃除をしてくれたのも。
私に反省の気持ちを示したかったというのもあるんだろうけれど。

一番は、怖かったんだね。
嫌われたんじゃないかって、愛想付かされたんじゃないかってそう考えるのが怖くて。
少しでも現実逃避して、少しでも気持ちを取り戻そうって、そのためにしたんだ。


ううん。別に悪いこと、じゃないよ。
君が、人から嫌われることを何よりも怖がっていることは、知ってる。

君と一緒に暮らしてきて、君の過去話を聞いて。そういう人なんだろうなーって、想像はついてた。
それを知ってたのに、こういうことして、本当にごめんね。

私に嫌われたって思ったんでしょ?
ほんと、怖かったよね。ごめんね。

いいよ。ぎゅーってしてあげるから。


よしよし。
こんなになるまで、思い詰めていたんだね。
ごめんね。

ちゃんと言っておくと。
私、君のこと、大好きだからね。

優しいところ、私のために尽くしてくれるところ、時々、だらしない一面も、全部すきだから。
それに、私にもダメなところあるから。
だって、私、よく忘れものするでしょ?
それをいつも君が声かけてくれる。

私だって、君に愛想付かされないか、不安になる時があるんだから。


そんなことないって。
ふふっ、嬉しい。
それが、私が君に抱いている気持ちだよ。

こんな風に喧嘩になったとしてもさ、すぐ仲直りできる、そんな二人になろうね。
だから、今はたっくさん泣いていいから。
ずっとぎゅーってしててあげる。君から離れていかないって、伝わるように。


うん、うん。
よしよし。よしよし。
大丈夫だからね。離れて行ったりしないよ。
君のことが大好きだよ。



もう、泣き止んだ?
ふふっ、ひどい顔だ。


ごめんって。
それじゃ、仲直りの印に。

一緒にお風呂、はいろっか。
そして、今日はぎゅーしたまま、一緒に寝よう?

なんか、こんなにいちゃつくの、久しぶりだね。
それに、こんなに君が甘えんぼなのも。


いいよ。
今日はたっくさん、甘やかして、安心させてあげるから。ねっ?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
人に嫌われるのが苦手な僕は、彼女に嫌われたかもしれないと怖くなって……
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
チョンマー
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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