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もっといい人が見つかると告白を突っぱねたけど、納得いかないと再度猛烈に迫ってきて……
written by チョンマー
  • 告白
  • 甘々
  • 学校/学園
  • 青春
公開日2026年05月10日 22:19 更新日2026年05月10日 22:19
文字数
1300文字(約 4分20秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
後輩
視聴者役柄
先輩
場所
空き教室
あらすじ
先日、同じ部活で、ずっと仲の良かった後輩から告白を受けた。
嬉しい気持ちは確かにあったけれど、付き合うことで、関係が崩れてしまいそうなのが怖くて、僕はその告白を断った。

けれど、彼女は断られたのが納得いかなかったみたいで、再度僕に詰め寄ってきて……。
本編
先輩。
ごめんなさい、昼休みに突然教室にやってきて。

お話したいことがあるんです。
ちょっと、来てもらってもいいですか?


ダメです。
今回に限っては、私のわがままを聞いてもらいます。

昨日のこと、ちゃんとはっきりさせておきたいから。
いいですね。


ありがとうございます。
それじゃ、行きましょうか。私、この時間に人がいない場所を知っているので、そこに行きましょう。
人がいない方が、都合もいいでしょう?
鍵なら借りてます。ついてきてください。



さて、改めて、昨日のこと、確認しますね。

私は、先輩に告白しました。
先輩に一目惚れしたんです。私を、彼女にしてくれませんかって。
それはもう、一世一代の大告白です。勇気を振り絞って、先輩を呼び出して、思いを口にしました。
それを、先輩は断りましたよね。「僕なんかよりも、きっといい人が見つかるからって」

あの日はそれを聞いて引き下がりましたけれど、後々になって、ゆっくり考えていると、どうにも納得がいかなくて。
なんなら、むしろむしゃくしゃしだして。

ねえ、先輩。
どうしてあんなこと言ったんですか?


私が可愛いからとか、そんなの関係ないです。
というか、可愛いなら、なおさら先輩には得しかないじゃないですか。


私は本気ですよ。
本気で、先輩のことが好きです。
告白断られて、ちゃんと一日考えたうえで、やっぱり好きなんです。
だから、そんな理由だなんて、納得いかないです。

他にちゃんとした理由があるなら、言ってください。
私のこと、タイプじゃないとか。他に好きな人がいるとか。


ええ、そうです。一目惚れでした。
文芸部の勧誘で、雑誌を配っていた先輩の顔が素敵で。
先輩が書いたっていうお話に、とても心揺さぶられて。

だから、入部も決めたんです。
先輩に、近づきたかったから。


ねえ、先輩。
はっきり言ってくださってかまいませんから。
私じゃダメな理由、教えてください。


怖い?
私のことが、ですか?


嫌われることが、怖い。
いつか愛想をつかされて、幻滅されるのが、怖い。

……そういうこと、だったんですね。
そうですね。一目惚れですから。
私の中で先輩のことをすごく美化して、先輩のいいところしか見ていないってところはあるとは思います。

私は、心無いことを平気で言う人が嫌いです。
もし先輩がそういう人なら、確かにこの恋も冷めるかもしれません。
でも、先輩はそういう人じゃ、ないでしょう?

他にも確かに、この人苦手だなって思うところはあります。
でも、そんな苦手なところを見つけたから、この人を嫌いだって、そう短絡的に決めつけたりはしません。

言葉だけじゃ、証明にはならないでしょうから。
これから行動で示します。
先輩のことが好きだって。そんなことで嫌いになんかならないって、ちゃんと伝えますから。

だから、お願い。
私のことを信じてもらえませんか。
私のこの思いを、受け入れてもらえませんか。


私ね、確信があるんです。
これからもっと、先輩の素敵なところが見つかるだろうって。
そして、そのたびに、先輩のことがもっと好きになるだろうって。

もちろん、私も。先輩に好きになってもらえるよう、頑張るので。


もう一度、言いますね。
先輩。好きです。
私を、彼女にしてくれませんか。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
もっといい人が見つかると告白を突っぱねたけど、納得いかないと再度猛烈に迫ってきて……
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
チョンマー
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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