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撫でられるのが好きな彼氏くんの前世は、きっと猫だと思うな。
written by チョンマー
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  • なでなで
公開日2026年07月26日 23:45 更新日2026年07月26日 23:45
文字数
1337文字(約 4分28秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
あらすじ
夜の時間。
僕は彼女に甘えながら、頭をなでてもらうのが好きだ。
彼女はそんな僕のことを、前世はきっと猫なんじゃないか、なんてからかってきて……。
本編
あっ、お風呂あがったの。
ちゃんと髪も乾かしてきた?


ほんと? ちゃんと確認させて。
この前、濡れたままで私の膝に頭乗せたでしょ?
私の膝まで濡れて、困ったんだから。
ほーら、頭、見せて。


んー、大丈夫。ちゃんと乾いてる。これなら、いいかな。
ほら、おいで。


わっ、もう……そんな飛び込むみたいに。
そんなに、してほしかったの? なでなで。


うん、って。素直すぎか。かわいいなぁ……もう。
それじゃ、ご希望通り、撫でてあげる。

よしよし。よしよーし。
君の頭、洗い立てでいい匂いだね。
さらさらで、撫で心地もいいし。


そっか、私のために髪の手入れ、頑張ってるんだね。
私に撫でてもらうためにかー。
嬉しいこと言ってくれるね。このこのっ!


ごめんね。つい、いじわるしたくなっちゃって。
君が可愛いのが悪い。

ほら、もっと撫でてあげるから。許して。


なでなで。なでなで。
よしよし、よしよし。

ふふっ、お顔とろけてる。
ねえ、お顔も触っていい?


ふふっ、こうやってほっぺをさするの、好きだよね。
それと、ここ。顎の下。やさしくこしょこしょされるのも。
ふふっ、あいかわらず少しじょりじょりしてる。君のおひげだね。


気にしてるの? 別にいいのに。
私、このひげの手触り、嫌いじゃないし。
こういうところは、ちゃんと男の人だなって思うし。


そうね、君は男の人。
というよりは、オスって感じかな。多分、オス猫。
こうやって甘えたな所なんて、まさにそうじゃない?


ふふっ、きっとそうだよ。
君の前世、オス猫とかだったんじゃない?
こうして人間に甘えて、たくさんなでなでされて、可愛がられてきたんじゃないかな。
そう考えたら、君がこうして撫でられるのが好きなのにも説明が付くもの。


来世は、もう一度猫になりたい?
ふふっ、確かにそうだね。
猫なら、外に出て一生懸命に働かなくたっていいし、ずっとなでなでしてもらえるもんね。
君の頭だけしか乗らない、君のお気に入りの膝にも、全身乗れるだろうし。

まあ、来世のご主人のお膝はどうか、私には分からないけれど。


来世も、私と一緒がいいんだ……。
そんなに、私に撫でてほしいんだ。

今でもこんなに可愛いのに、猫になったらもっとやばいだろうな……。


何でもない。
少しは、自分のあざとさとか、可愛さを自覚してほしいって話。
まったくもう。


なでなでが止まってたね。ごめんなさい。
もう……体のおっきな猫ちゃんだこと。

あのね、私は……君が人間で良かったって思ってるよ。
来世がもしあるなら……また人間として、会いたいな。


だって……君とこうして会話できるのが好きだから。
表情と言葉で、私に甘えて、好きだって気持ちを伝えてくれるのが、何より嬉しいの。

それにね……ちょっと体、起こしてくれる?


はい、ぎゅー。
こうしてぎゅーしながら、後ろ頭を撫でられるのも好きでしょ?
これ、猫ちゃんだったら、きっとできないよ。


悩んでるんだ。
まったくもう。君って人は。

大丈夫だよ。
人間には、お仕事とか、人間関係とかいろいろと大変なことはいっぱいあるけれど。
ここに帰ってきてくれたら、いっぱいなでなでしてあげるから。
だからもう少し、人間として、頑張ってみよう?


ふふっ、えらいえらい。頭をなでてあげよう。
って、もう撫でてたや。いいこ。いいこ。


今日はたっくさん、私に撫でられて、甘えて、可愛がられて。
明日も、頑張ろう。ねっ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
撫でられるのが好きな彼氏くんの前世は、きっと猫だと思うな。
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
チョンマー
ライター情報
pixivでフリー台本を書いています。
甘々な話も、ちょっとエモいお話も、どっちも好きで書いています。
元々小説畑の人間なので、どこか物語染みてるところがあるかも……。
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