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諭しながら看病してくれる年上彼氏
written by きつねこ
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  • 純愛
  • 年上
  • 看病
公開日2021年07月04日 20:37 更新日2021年07月04日 20:37
文字数
902文字(約 3分1秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
年上
視聴者役柄
年下
場所
自宅
あらすじ
年上彼氏が、熱を出した彼女を看病するお話。全年齢向けです。
大事だからこそ心配してくれる人がいると嬉しいですね。
本編
※「」は彼女の言動

―――――――

(体温計の音)
うーん……やっぱり熱あるね。
薬は?

「飲んでない」

飲んでないって……もー、またそうやって。
キミは大した事ないって言うけど、悪化して倒れでもしたらどうするの?

「だって、あなたに悪いし」

ほら、俺の事はいいから。横になってて。
おでこ見せて。はい上手。
冷えピタ貼るからねー、冷たいよ。
……これでよし。
服、着替えなくて大丈夫?

「なに、えっちなこと企んでる?」

こんな時に何言ってんの、えっちなこと考えてないよ。
いや顔赤いの可愛いなって思うけど、今それどころじゃないでしょ。
汗かいて気持ち悪くなってたらアレだなと思って訊いたんだよ。

「(くすくす笑う彼女)着替えなくて大丈夫だよ」

……からかう元気はあるようで良かった。
そう、じゃあご飯作ってくるから待っててね。

「待って(彼女が彼の裾を掴み)」

ん? どうしたの、俺の服掴んで。

「まだここにいて」

ここにいて、って……でもご飯食べないと。薬も飲めないよ?

「もう少しでいいから、ここにいて」

仕方ないなぁ。ちょっとだけだよ。

「うん。ありがとう」

どういたしまして。
体調が悪くて寝込んでると、心細く感じる事もあるだろうしね。
……あのさ。こう言うと説教くさく聞こえるかもしれないけど。
ちょっとでも熱があったら、薬を飲んで安静に過ごした方がいいよ。
キミは周りの人のことばかり心配して、自分のことには無頓着だから、見てて俺不安になるんだ。
今日と明日は休みだからこうして傍に居てやれるけど、明後日からはまた仕事だし。
もし俺の目の届かない所で倒れたら、とか、考えるんだよ。

「(じっと彼を見つめる彼女)」

だから……え、めっちゃ見てくるじゃん。
もしかして怒ってるように聞こえた?

「ううん。大事に思ってくれてるんだなって。嬉しくて」

そりゃ、そうだよ、大事だよ。
大事だから心配になるの。
俺の気持ち、わかってくれる?

「うん」

そっか。いい子だね、よしよーし。(頭なでなで)
熱、はやく下がるといいね。
そうだ、おまじないしてあげよっか?
目を閉じて。ほら、早く。
……そう、いい子。
(数回軽くキス。どこにキスするかはお任せ)
ふふ、可愛い。
さて。じゃあ卵がゆでも作ろうか。
すぐに作って戻ってくるから、いい子で待っててね。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
諭しながら看病してくれる年上彼氏
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
きつねこ
ライター情報
シチュボのフリー台本を書き始めた新米です。たまに録音もしてます。
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