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浮気されて独占欲を明かす恋人
written by きつねこ
  • カップル
  • 恋人同士
  • シリアス
  • ヤンデレ
  • 拘束
  • 浮気
公開日2021年07月04日 20:44 更新日2021年07月04日 20:44
文字数
1106文字(約 3分42秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
浮気されたヤンデレ
視聴者役柄
浮気した恋人
場所
自宅
あらすじ
浮気されたことをキッカケに、今まで隠していた独占欲を明かす恋人。
今回はシリアスです。ちょっとだけ不穏な空気あります。
口調、アドリブなどの改変OKです。
一人称を変えれば男性向けにも女性向けにもできます。
GL・BLに改変していただいてもOKです。
本編
※「」は彼氏(彼女)の言動
(ここでは相手を”彼氏”としていますが、口調などを変えて”彼女”にしてもOKです)
―――――――――

あ、やっと起きた。
おはよう。ぐっすり眠ってたね。
ふふ、もう晩ご飯食べる時間だよ。
ぼーっとしてるようだけど、大丈夫?

「(頷く彼氏)」

そう、よかった。
まぁでも、あんなにお昼ご飯いっぱい食べてくれたんだから、そりゃあ熟睡しちゃうよね。

「それとこれ関係ある?」

え? 関係あるよ。
だってあのカレー、睡眠薬を仕込んでたもん。私が。
……(くすっと笑って)顔、呆けちゃってるよ。

「どうしてそんなこと」

どうしてって……貴方には心当たり無いの?

「(拘束されていることに気づいてもがく彼氏)」

落ち着いて、そんなに暴れたらベッドから落ちちゃうよ。
貴方の手足は縛ってあるんだから、抵抗したって肌が擦れちゃうだけだって。
(ベッドにあがって彼氏に跨がり)
ねぇ。
金曜日の夜にデートに誘った時、貴方は“会社の飲み会だから”って断ったよね。
私、その言葉を疑ってなかったよ。
暇ができたから、前に貴方と行ったカフェでテイクアウトしようと思って、寄り道して。
コーヒーを買って帰ってたらさ。
駅前で貴方を見かけたんだ。
……目、泳いでるよ。

「違う」

違うって何が?

「違うんだ」

ハッキリ言ってくれなきゃ分かんないよ。
何が違うの? 私の勘違いだってこと?
女の人と2人きりで楽しそうに笑いながらホテル街の方へ歩いていたことに違いは無いよね?

「……」

なんで嘘つく必要があったの。

「……」

黙ってないで何とか言ってよ。
(彼氏の首に手を這わせて)
私、私はね。
(耳元で囁くように)貴方にとっての“唯一”になりたいの。
(耳元にキス)“特別”なだけじゃ駄目なの。
(首筋にキス)私でないと、って思わせられないようなら駄目なの。
何もかも駄目なの。
嫌なの。
意味が無いの。
(溜め息をついて)
今まで黙ってたけど。本当を言うとね。
貴方の髪の毛一本から、唾液一滴まで、ぜーんぶ私のものだって言いたいんだ。
目も、耳も、鼻も、口も、手も、私のことだけ感じていたらいいのにって思うし。
例えば、デート中に通りすがりの女性の香水を強く感じたら、傍にいる貴方が汚されていくような感覚にもなる。
貴方が他の女性をちらっと見るだけで苛立ちもする。
貴方の首に噛みつきたくなるの。
私のこういうところ、見せない方がいいと思って、我慢してたけれど。
もうわかんないや。どうすれば良かったのか。
(ディープキス)
(キスの後、彼にハグして)いつも思うけど、貴方の体って、私よりもずっと温かいよね。
ハグ、いつだって心地良い。
……ねぇ、なんで私だけじゃ駄目なの。
何が足りなかったのか教えて。
私、嫌いになりたくないよ。
ずっと好きでいたい。
お願い。教えて。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
浮気されて独占欲を明かす恋人
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
きつねこ
ライター情報
シチュボのフリー台本を書き始めた新米です。たまに録音もしてます。
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