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ツンデレなお姉ちゃんに告白してみた
written by 牛たん塩
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  • 百合
公開日2021年07月09日 02:22 更新日2021年07月09日 02:40
文字数
1191文字(約 3分59秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
姉(社会人)
視聴者役柄
妹(学生)
場所
帰り道
あらすじ
学校の帰り道、大好きなお姉ちゃんを見かけて一緒に帰ろうとした妹(視聴者さん)。
しかしお姉ちゃんの隣に見知らぬ男性の姿が。
お姉ちゃんと男性が分かれたところで、急いで駆け寄る妹、というシチュエーションです
本編
ん?あー、なんだ、あんたか。
一緒に帰ろうって?
まあ別にいいけど。

は?手繋ぎたいの?
えー、やだよ。
知り合いとかに見られたら恥ずかしいじゃん。

…そんな泣きそうな顔しないでよ。
わかったわかった。繋げばいいんでしょ。
はい。

…あんたさ、手冷たすぎない?
確かに今日は寒いけどね。
お姉ちゃんの手、温かくて気持ちいいって?
そりゃ、あんたはいいけどさ。
お姉ちゃんの手冷たくなるじゃん。

甘えん坊なところ、
ほんと昔から変わらないよね。 
そろそろ姉離れしてほしいんですけど。

それにどうせ同じ家なんだし、
帰るときまで一緒じゃなくても良くない?
…まあ別にいいけどさ。
いつまでもお姉ちゃんにべったりじゃ
困るんだからね。

ん?さっき話してた男の人、誰って?
あー、ただの会社の同僚だよ。
別にそんなんじゃないって。
いやほんとに。
なんでそんな疑うの(笑)
嬉しそうな顔して話してた?そう?
気のせいでしょ。

なに?嫉妬してるの?
もー、お姉ちゃんのこと好きすぎじゃない?
お姉ちゃんに彼氏できたら大変だなぁ。
まぁ、できる予定なんてないけどね。
…好きな人もいないの?って余計なお世話です〜。

ていうか、あんたこそいないの?
好きな人の1人や2人。

……うそ?いるの?
え、誰?お姉ちゃんの知ってる人?
あんた見る目ないから、お姉ちゃん心配だわ。
今度教えて。

お姉ちゃんには関係ないって?
ふーん…。
ていうか、私にべったり甘えてくるくせに、
ちゃっかり好きな人いるんだね。
お姉ちゃん寂し〜………なんてね。

やっぱり気になっちゃうなぁ。
あんたの好きな人。
どんな人なの?

ちょっと素直じゃないところもあるけど、
優しい人?
へ、へぇ…。
本当にいるんだ。そうなんだ……。

は?別に寂しそうな顔なんてしてないし!
お姉ちゃんこそ妹離れできてない…って?
いや、あんたに言われたくないんだけど。
私はただ純粋に、姉として心配してただけで。

…え?私がどうかした?

…ごめん、
ちょっと理解が追いつかないっていうか…
あんたの好きな人って……私、なの?

お姉ちゃんとして、じゃなくて…
私のことが好き…?

うそ…。
びっくりするよ、そんなの。

ほんとバカじゃないの…。
私たち姉妹同士なんだよ。
いきなりそんな告白なんてしてこないでよ。

…諦めようとしたのに。
私だって、ほんとは
あんたのことずっと好きだった…。
両思い、だったんだ…嬉しい…。

顔真っ赤って…
あーもううるさい!
こっち見ないで!恥ずかしいから!
バカ!

そんなに可愛いって言わないで…っ。
恥ずかしい…。

それに…あんたのほうが可愛いし……
え?もう1回言ってって?
やだ、もう絶対言わない。

っていうかさ、なんでそんなに近づいてくるの?
これ以上近づいたら殴るよ…って、え?
ぎゅーしたいの…?

バカ…ほんっと甘えん坊なんだから…
こんな道端でできるわけないでしょ?

…でも、い、家帰ってからなら、
たくさんしていいから…。

ぎゅー以上のこともしていい?って…
そ、そんなの、別にいい、けど…。

うるさい、いちいち可愛いって言わないの…!
ほら、さっさと家帰るよ!
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ツンデレなお姉ちゃんに告白してみた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
牛たん塩
ライター情報
百合のフリー台本を書いています(勉強中)。
拙作ばかりですが、ご笑覧いただけましたら幸いです。

ご連絡はtwitterまでお願いいたします。(@gyu_tansio29)
有償販売利用の条件
・アレンジ・アドリブ等ご自由にして頂いて構いません。
・ご使用の際の連絡等も不要です。
(もちろん頂けましたら大変喜びます)
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