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酔っぱらいの後輩を仕方なく泊めてあげた
written by 夜木嵩
  • 泥酔
  • 後輩
  • ヤンデレ
公開日2021年07月10日 09:55 更新日2021年07月10日 09:52
文字数
2014文字(約 6分43秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
酔っ払った後輩
視聴者役柄
なんだかんだで優しい先輩
場所
あなたの家
あらすじ
深夜あなたの家に押しかけた後輩は酔っていて、強引に家に入り込んできた。
本編
(インターホン)
「すみませーん、しぇんぱい、いきなりれすが、泊めてくらはい。
なんでって、ご覧の通り後輩ちゃんはお家に帰れないんれすー。
しぇんぱいはぁ、こんな夜遅くに可愛い後輩ちゃんを一人きりにするつもりれすかぁ?

えー? 少なくとも今は可愛く見えない?
ひどいこと言いましゅねぇ、わらしが酔っ払ってるからって、何言ってもいいわけじゃないでふー。
ちゃんと明日になっても、覚えてふからね?

え? じぇったい覚えてないだろって?
わらし、飲んでからのきおふがないってこと、ないとおもうんれす。
れすから、今ここでしぇんぱいが強引にきしゅしても、ちゃんと後で仕返ししまふからね?

え? しゃけくさい口に誰がきしゅするかって?
わらし、怒りました。意地でもしぇんぱいと唇をかしゃねてやりまふ。
それじゃ、しぇんぱいが嫌って言っても上がりまふね。

あ、もし追い出しても、しぇんぱいの家の玄関前に居座りまふからね?
近所の人、怪しく思いまふね。

しぇんぱい、泊めてくれるんれふね。
ありがとうございまふ。えへへ、しぇんぱいのお家に、おとまりー。やったぁー。

あの、お水ありがとうございまふ。
ごくごくごく……んはぁーっ。
……えへへ、おしゃけみたいな飲み方しちゃいまひたね。

え? だからこうやって悪酔いするんだ?
しゅみません。盛り上がってるとついついもう一杯って進んじゃうんです……
でも、こうしてしぇんぱいに迷惑をかけてるんでふから、これからは自重しまふ……。

……ふぅ、少しは、落ち着いたかと、思いまふ。
あ、あの、次から次へと、失礼かと思いまふが、シャワー、貸していたらけませんか?
いいですか? ありがとうございます。
じゃあ、お借りしまふね」

「ふぅーっ、さっぱりしまひたぁー。
しぇんぱい、こんな夜遅くに本当すみません……。

あの、お詫びと言っては変れすが、朝ごはん、私が作ってあげましょうか?
しぇんぱいはちょっとだけ朝をゆっくりできると思いまふ。
そ、し、て。しぇんぱいが一度も経験したことのない彼女との同棲体験!
いやー、男なら憧れるであろう起きたら彼女が朝食を作ってるというシチュエーション!
これを逃す手はないと思いまふよ?

ふふふ、それじゃしぇんぱい、寝る前から期待してくらさいね?
…あ、私ってどこで寝ればいいれすか?
え? しぇんぱいがソファーで寝るからベッドを使っていい?
いやいや、ダメれすよしぇんぱい! 家主をしゃしおいて、勝手な都合で家に上がり込んでる邪魔者なんかがベッドを使っていいわけがないれすよ!

え、命令? これ、命令なんでふか? だったら、聞くしかありませんけど……
わかりました。それじゃしぇんぱい、おやすみらさい」

「あ、おはようございます。
すみません、やっぱり先輩をソファーで寝かせるなんて忍びなかったので、ベッドまで運んでしまいました。
というわけで、先輩の可愛い寝顔も同時に頂いちゃいました!
さっそく携帯の待ち受けにさせていただきました。

え? それよりも説明してほしいことがあるんですか?
あ、その縄のことですか。
多分、想像の通りです。私が先輩を拘束しました。
私、先輩とどうしても一緒になりたかったので、こんな強硬手段を取ってしまいました。

でも、いいですよね? だって、異性を家に泊めるって、そういうことですもんね。
どうしてもって言うんなら、私を逆に縛ってしまえば手を出せなかったんですが、先輩はそんなこと出来る人じゃありませんもんね。

私、知ってるんですよ? 先輩が私のこと気になってるってこと。
だから、私も好きだってこと、積極的にアピールしてたんですが、先輩は告白はおろか、あまり関わろうともしてくれないじゃないですか。
だから、そんな超奥手な先輩に痺れを切らしたんです。

……あの、もしかして好きじゃなかった、なんてこと、ないですよね?
いえ、答えは聞きたくありません。
どっちだとしても、ここまでしておいて後には引けませんから。

それじゃ、宣言通り先輩の唇をいただいちゃいますね」

(キス)

「……先輩、どうです? 私、ちゃんと覚えてたでしょ?
でも、意地でも唇を重ねてやるだなんて言って、本当にできると、なんだか先輩に勝った気分です。
多分、体勢的にマウントを取っている状態っていうのもあるとは思うんですけどね。

さて、これだけで終わると思いますか、先輩。
はい、先輩はよくわかっているようで嬉しいです。
先輩も期待してましたよね?
朝ごはん。

あ、つまんなそうな顔やめてくださいよ!
先輩だって彼女が朝ご飯を作ってくれる生活を期待してるって言ったじゃないですか!
それとも、キスの続きを期待してたんですか?

先輩は奥手なくせに正直ですね。
さすがはむっつりスケベさんです。
もしかして、先輩を拘束する必要、なかったんでしょうか?

まあ、先輩を正直にさせるだけでこうも簡単にいくとは思いませんでしたが、嬉しい誤算といったところでしょうか。
もちろん、してあげますよ。朝ごはんの後でね。

あと先輩。お泊りは、無期限延長でいいですか?」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
酔っぱらいの後輩を仕方なく泊めてあげた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
夜木嵩
ライター情報
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