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監禁生活X日目
written by 夜木嵩
  • 監禁
  • ヤンデレ
公開日2021年07月17日 13:00 更新日2021年07月17日 12:53
文字数
2116文字(約 7分4秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
あなたを監禁する彼女
視聴者役柄
彼女に監禁される青年
場所
彼女の家
あらすじ
初めは至って普通のカップルだったあなたたち。
それがふとした理由であなたは監禁されてしまう。
彼女に監禁されて、どのくらい経っただろうか……
だんだんと、この日々が日常のように思えて、彼女への畏怖も消えていく。
本編
「おはよう。今日も元気?
そっか。よかった。

はい、今日も愛情たっぷり手作り朝ごはんの時間だよー?
……私、嬉しいよ。
ここ数日になって、君がありがとうって言ってくれるようになった。
そういう些細な一言でも、私は幸せを感じるよ。
お返しに、私はたくさんの愛情を君に注ぐんだ。
今日の朝ごはんだって愛情増量キャンペーンでよりおいしくなってるはずだよ。

それじゃ、今日も口移しで食べさせてあげるね。
いただきます。
口開けて?

んむっ。

……おいしい?
いやー、最近の君は素直に私を褒めてくれて素敵だよ。

あ、でも言っておくからね?
もしその優しさが、監禁生活を終わらせてくれることを期待しての行動だとしたら……
無意味だから。

勘違いしないでね?
確かに君を監禁したきっかけは、彼氏である君が私に冷たかったからだったけど、目的は私に優しくしてほしいっていうことじゃないからね。

もちろん優しい君は大好きだからご褒美はあげる。
でも、君は完全に私のものなんだってこと、よーく覚えておいてね?
そう、君は一生私のものなの。
誰の目にも触れさせず、愛しい君を独り占めさせてもらうつもり。

わかった?
よし、それじゃあごはん、冷めちゃうから食べよっか。
はい、お口開けて? あーん。

んっ。

……本当に、君は従順になったね。

はい、ごちそうさま。
じゃあ、洗い物してくるから、それが終わったら戻って来るね」

「お待たせ。
私、今日もお仕事だから、夜まで待っててね?
うん。今日もそこの漫画とか、読んでていいから。

ごめんね。スマホとかの方が時間は潰せると思うけど、私のいないところで私以外と繋がられると困るから。
そんな心配もないくらいもっと優しくて従順な君なら、使わせてあげてもいいからね?
最近は、だんだんと良くなってるから、検討してもいいかもね。

それじゃあ、大人しくしててね。
いってきます」

(キス)

 ◇

「ただいま、私のこと、待っててくれた?
はい、ただいまのキス」

(キス)

「ふふっ、もう嫌がったりしないよね。
最初にしようとしたときは、君はどんな反応をしたっけ。

確か、手錠を掛けられた両腕で、私のことを近づけないようにしてたよね。
私がナイフをちらつかせたら一瞬でそんな抵抗もやめたけど。
あの時の必死で嫌がって強く目を瞑ってる君に、強引にキスするのも、ちょっと気持ちよかったんだ。

ただ、今みたいにすんなりと受け入れてくれる方が幸せだけどね。
ほら、もう一回しよ?」

(キス)

「今の君、ちょっと口を尖らせてた。
もう、虜になっちゃったんだね。

なんか、だんだんと君が私のものへとなっていくのが分かって、明日の君はもっと私に堕ちているって思うと、この日々に幸せを感じるよ。
いつの日か、君は何の拘束もなしでそこにいてくれて、ただ私に愛されるだけの従順な愛しき肉体になる。
そんな確信を抱けるくらいに、未来への期待が止まらないんだ。

あ、ごめんね。君はごはんを待ってるんだよね。
早く作ってあげないと!」

「ごめんね! お待ちかねの晩御飯だよー。
君の大好きなハンバーグ。
もちろん愛情があふれるくらいに詰まってるからね。

ふふっ、口を開けてもう待ってる。
燕のひなみたいだね。
はーい、親鳥がごはん食べさせてあげるからね。

はむっ。

はうっ。

どう? 愛情感じる? おいしさ感じる?
そっかそっか。私も君がおいしいって感じてるの、なんとなく伝わるよ。

はい、最後の一口。あーん」

(キス)

「何にも口に入ってませんでした、ただのキスでーす。
君、求めるように舌を出してきたね。
ふふふ、かわいい。

はい、ごちそうさまでした。

ご飯食べたから、身体拭いて寝よっか。
はい、今だけ拘束解いてあげる。
……ごめんね、君のこと、信じてないわけじゃないけど、保険のためにスタンガンは持っておくからね。

それじゃあ、服、脱ごうね。
それとも、私に脱がせてもらいたい?
……それはダメなんだ。
いいんだよ? 私のこと、頼ってくれても。

はい、タオル。
大丈夫? 冷たくない?
はい、上から拭いていくからね。

首も、胸も、背中も、ほら、腕出して。
……ここも、洗わなきゃね。
そしたら、最後に足を拭いて、おしまい。

うーん、いつ見ても惚れ惚れしちゃう身体だね……
でも、このままだと風邪ひいちゃうかもしれないから、服、着よっか。
替えの服、用意しておいた……んえっ!?

ちょ、ちょっと、どうしたの?
急に抱きついたりなんかして……

我慢、出来ない?
んふふ……

効いてきたんだね。お薬。
そうだよ。今君が変な気持ちを抱いてるのは、ハンバーグの中に入ってた媚薬のせいなの。
君、全く私のこと、求めてくれないじゃない?
君は私のものだけど、私の彼でもあるんだから、そういうのが全くないのは寂しいよ。

君は、今どうしたい?
込み上げてくるその衝動を私にぶつけたいよね?
私で、この気持ちを鎮めたいよね?

いいよ、私のこと、滅茶苦茶にしちゃいなよ。
私の望むままに、私に堕ちていこうよ。

……え? スタンガン?
そうだね、今の君に、私は抵抗するつもりなんかないから、捨ててあげる」

(スタンガンを投げ捨てる)

「これで、君は私のことを好きにできるよ。

あぁ……///
君に押し倒されること、夢にまで見たんだから……
ほら、来て……私、君のこと最後まで離さないから、しないっていう選択はもう出来ないよ。

もっと私の深くまで、堕ちていこうよ」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
監禁生活X日目
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
夜木嵩
ライター情報
ヤンデレとか書きます。

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