あなたは王国騎士団に属する真面目な騎士。
今日も鍛錬が終わり、いつものように帰宅しようとすると先輩騎士さんに声をかけられる。
「もしよかったらさ、たまには一緒に呑みにいかないか？」

いよう！後輩ちゃん！今日の訓練もお疲れ～
急なんだけどさ、この後時間空いてる？
ああ、すまん聞き方がよくなかったな。
もしよかったらさ、たまには一緒に呑みにいかないか？
まぁ無理にとは言わないよ。ただ、ここ最近お互い忙しくてあんまり話せてなかったろ？
色々近況とか聞きたくて。
なにより…お前と飲む酒は美味いからな。
ちなみに、今日行く予定の店は肉料理がめちゃくちゃ旨いらしい。どうだ？
お？行ける？なんなら明日休みだからとことん付き合う？
…ッッ！！よっしゃ！！今日はアタシの奢りだァ！！こうと決まりゃ行こうぜ後輩ちゃん。
（場面転換：飲み屋）
お、キタキタ。それじゃあ…カンパーイ！！
（お酒を飲み干す音）
かぁ～！やっぱ仕事終わりの一杯は最高だなあ。ついでに飯も頼んじまおうか。肉と…肉と…肉でいいか。スタミナ付けないとこの仕事やってられないもんな。あと追加の酒も頼んどこ。お前も呑むか？…うし、わかった。すみませーん。
（店員さんとやりとり）
お願いしまーす。…さてさて、追加分が来るまでは時間もあることだしいっちょ雑談でもかましますかぁ。
まぁなんだ、久しぶりにこうやって呑むんだし、ありふれた話題から…最近どうだ？
「変わらずいつも通りです」…はぁ、お前はいっつもそれだな。もうちょっとないのか、話題的なこと。例えば…そうだな、ワイバーン討伐に行ったらファイヤーボールが直撃して死にかけたとか、間違えて毒キノコ食べて腹壊したとか、報告書の資金の計算があまりにもズレててギルドに怒られたりとか…まぁ全部私の実話なんだけど。アハハ！
全く、ギルドも困ったやつら達ばっかりだよ。いちいち細かいからなぁ。大体私たちは王国騎士団に属する騎士であって、ああいう金勘定とかは苦手なんだよ。はぁ～まったく。
（酒をあおる）
ん？「先輩も相変わらずですね」？そうか？まあ、人間ひと月程度じゃそう簡単に変わったりしないか。
でも…アンタは違うだろ？聞いたぜ、この間のキングゴーレム討伐の功績が認められて、昇格したんだろ！やったじゃねぇか！先輩として、アンタを誇りに思うよ！
いや～よかったなホントに。アタシと同じ軍師になれる日もそう遠くはないんじゃないか。
まぁ、アンタみたいな優秀で努力家なやつならこの先背中任せても安心して眠れるってもんだ。
知ってんだぜ。アンタが夜遅くまで毎日自主的な稽古に励んでることも、休みの日も怠らず鍛錬に打ち込んでいることも。アンタほど真面目なやつ早々いないよ。
ただ、悪くはないがたまには息抜きもしないとな。ずっと張り詰めっぱなしじゃ疲れちまうよ。休みことで見えてくるものや学べることだってたくさんあるんだから。働くのも休むのも何事もバランスが大切さ。…ちょっとは先輩らしいアドバイスできたかな。へへ。
お、追加の飯と酒も来たな。今日はアタシの奢りなんだから、アンタが満足行くまで付き合ってもらうから、覚悟しとけよ！

・台本（ゆるボイ！）
先輩騎士さんと飲みに出かけるようです。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ソライヌ