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お姉ちゃんの愛情が壊れた日
written by 霜月鷹
  • NTR
  • 色仕掛け
  • ヤンデレ
  • 嫉妬
公開日2021年09月08日 23:44 更新日2021年09月08日 23:44
文字数
2227文字(約 7分26秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
弟想いの姉
視聴者役柄
場所
自宅、姉の部屋
本編
おかえり、今日は普段より早かったね。
学校、今日も一日お疲れさまでした。
部活はなかったの?そっか、今日はお休みなんだ──え、これからお出掛けするの?
弟君がお出掛けなんて珍しい……もしかして、好きな人とデートとか?
でも弟君、友達はたくさん居るけど今まで異性とお付き合いした事なんて一度もないもんね~
ごめんごめん、からかってる訳じゃ無いよ?
でも、弟君のそういうところって何だか想像できないから……それで、お姉ちゃんにはどこに行くのか教えてくれないの?
どうしたの、そんな複雑そうな顔して……もしかして、お姉ちゃんに言い難い事なの?
「彼女とデートに行く」──弟君、それ本当?
嘘、信じられない……弟君に彼女が居るなんて……ねぇ、本当なの?

嘘じゃない?そっか、そうなんだ──

おめでとう~お姉ちゃん、今すっごく嬉しいよ!
だって、大切な弟君にもようやく彼女が出来たんだよ?嬉しくない訳ないでしょ♪
もしかして、今までこっそりお出掛けしてたのも──やっぱり、デートに行ってたんだ。
もっと早くに報告してくれても良かったのに……それで、弟君の彼女さんってどんな人?
もしかして、私の知ってる人だったりする?
へぇ、部活のマネージャーさん…あの元気いっぱいな子ね。
なんか弟君には不釣り合いな気もするけど……それより、どっちが先に告白したの?
そっか、マネージャーさんから告白してきたんだ。
お姉ちゃん、てっきり弟君が告白したのかなって思ったんだけど……まぁ、とにかくおめでとう!
それよりさぁ、時間……大丈夫?
デートの待ち合わせに遅れたら彼女さんが可哀相だし、そろそろ出発した方が良いんじゃない?
うん、せっかくのデートなんだから思いっきり楽しまなきゃ!
ということで、これは私からのお祝い──あんまり多くはないけど、今日はこれで彼女さんをディナーに誘ってきなさい。
遠慮しなくて良いの、お姉ちゃんだって嬉しいんだから……だからほら、早く行っておいで。
うん、いっぱい楽しんできてね♪




行っちゃった……そっか、やっぱり弟君、彼女居たんだ……弟君は私のモノなのに……私だけの弟君なのに……私から奪わないで……ダメ……絶対にダメ……




おかえりなさい、デートはどうだった?
楽しかった?そっか、それは良かった……弟君が楽しめたなら、お姉ちゃんも嬉しい限りだよ。
そうだ、シャワー浴びたらお姉ちゃんの部屋まで来て欲しいんだけど……うん、ちょっと渡したい物があるんだ。
なんだと思う?うふふ、それは渡す時になってからのお楽しみ♪
ほら、お姉ちゃん待ってるから早くシャワー浴びてきて。

あ、ようやく来てくれた……もう、遅いよ?
どう?この服、ちょっとだけ布面積が不安だけど……とっても可愛いでしょ?
うふふ、この格好……弟君にはちょっと刺激が強いかな♪
どうしたの、なんで目を逸らしてるの?
別に相手はお姉ちゃんなんだし……そんなに照れなくても良いじゃん。
それに、弟君に着てるところを見てほしくて買ったんだもん……ほら、もっとよく見て。
それとも、お姉ちゃんの事を異性として意識してくれてるのかな?
うふふ、いけない子……彼女が居るのに、お姉ちゃんのえっちな恰好見せられて興奮してるんだ。
ほら、弟君……こっちに来て?今日はお姉ちゃんと一緒に寝よう──いいから、こっちに来て。

ねぇ弟君……彼女さんとはこうやって一緒のベッドで寝た事はある?
そっか、それならキスは?へぇ……両方まだしてないんだ。
それじゃあ……弟君のファーストキス、お姉ちゃんが貰っちゃった♪
どうしたの、そんなに驚いたような顔して……好きな人にキスをするのは当たり前でしょ?
なんだか変って……弟君、お姉ちゃんはいつも通りだよ。
いつも通り弟君の事が大大大好きで、私から弟君を奪おうとした女の事が憎くて憎くてたまらない……この世界でただ一人、君と血の繋がったお姉ちゃんだよ♪
お姉ちゃんね、ずっとずっと昔から弟君の事が好きだったの……弟としてだけじゃなくて、一人の異性として。
だから今まで弟君以外の男なんて見てこなかったし、弟君と少しでも一緒に居られるように二人で暮らせるようにたくさん頑張った、弟君に好きって言ってもらえるようにたくさん頑張ったのに……それなのに、弟君は他の女を選んだ。
お姉ちゃん、そんなの許せないよ……私は弟君の為に全てを捧げて来たのに……嫌、そんなの絶対に嫌!
そんな顔をするならあの女と別れてよ……さっさと縁を切って、私のモノになってよ!
私だけを見て私の声だけ聞いて、私だけで満たされて私だけを愛して私だけに愛されて!
私以外を必要としないで、私だけ……私だけを──
「そんなの普通じゃない」……?
そっか……私の気持ちって普通じゃないんだ……そっか……

なら……もう普通じゃなくて良いよ。

弟君を私だけのモノに出来るなら、お姉ちゃんもう普通じゃなくても良いもん♪
弟君、さっきからずっと我慢してるみたいだけど……興奮してるのバレバレだよ?
良いよ……お姉ちゃん、弟君のしたい事なら何でもしてあげる──あの女と別れてくれるなら、だけどね。
弟君はお姉ちゃんの気持ち、受け取ってくれるよね?
うふふ、ありがとう……お姉ちゃん、とっても嬉しい♪
それじゃあ──こっちにおいで。
お姉ちゃんとイイコト、しよう?



……うふふ、いっぱい汗かいちゃったね。
疲れてると思うけど、寝る前に一緒にシャワー浴びよう?
このままだと、朝起きた時に体が汗でベタベタになっちゃうからね。
そうだ、弟君の「元」彼女さんにはさっき撮っておいた写真と一緒に「この人と幸せになります、さようなら」ってメッセージを送っておいたから、もう安心だよ。

これでもう、弟君はお姉ちゃんとずーっと一緒。

もう絶対に、離さないからね……
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
お姉ちゃんの愛情が壊れた日
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
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