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敵国の姫を暗殺しに行ったら返り討ちに遭いました
written by 松平蒼太郎
  • 拘束
  • 監禁
  • 調教
  • お姫様
  • ドS
  • 首輪
  • ペット
公開日2021年09月16日 12:25 更新日2021年09月16日 12:25
文字数
1306文字(約 4分22秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
視聴者役柄
暗殺者
場所
とある国のお城
あらすじ
とある国のお姫様を暗殺しに行ったあなた。
しかし、お姫様はめちゃくちゃ強く、あなたは返り討ちに遭ってしまい…?
本編
残念ながら、そこから先は行き止まりよ。観念しなさい。

何を驚いているの?

わたしがたった一人であなたを追いかけてきたことがそんなに不思議?

それはそうね。一応こんなのでも王国の姫だもの。

わざわざ殺されに来てくれたのかって?

違うわよ。このわたしを暗殺しようとした不届き者のあなたを捕まえに来たの。

これでも結構武術の腕には自信があるの。

そこらの騎士や勇者に負けるつもりはないわ。

で、どうするの?

わたしに大人しく捕まるか、抵抗してボコボコにされてから捕まるか…どちらがお望み?

そう。後者ね。なら、ひさびさに暴れさせてもらうわ。



おはよう。気分はどう?

身体の節々が痛い?

それはそう。わたしがボコボコにしたからね。

ここ?ここはわたしのお部屋。

なんで牢屋じゃないんだって、わたしがお父様…国王にあなたの命乞いをしたからよ。

もちろん、タダで助けたわけじゃないわ。

あなたの首についてるそれ…それで今後あなたがわたしにどう接すればいいか分かるわよね?

正解。あなたは今日からわたしのペットになるの。

お父様も自分できちんと管理できるなら飼ってもいいって言ってたし。

え?俺をペットにするメリットがわからない?

メリットもクソもないわよ。

わたしがあなたのことを気に入った。ただそれだけ。

さっきわたし、自分で腕に自信があるって言ったじゃない?

一応、姫っていう立場だけど、腕っぷしが強すぎるせいで、前までは試合を申し込んできた腕自慢の人たちもだんだん寄って来なくなって退屈してたの。

けど今日は久しぶりにあなたという、わたしに挑戦する猛者が現れた。

いいえ。謙遜しなくていいわ。

あなたと戦ってるとき、結構危ない場面もあったし。

それだけで気に入ったのはおかしすぎる?

おかしいことないでしょ。

本気で心を折ろうとしてあなたを叩きのめしたのに、全然戦意を喪失しなかったのはすごいと思うわ。

だからこそ、あなたをペットにしてわたしの下に跪かせたいと思ったの。

ふふふ、強がってられるのも今のうちよ。

わたしの調教を受ければきっとあなたは従順なペットになる。

えぇ、もちろん自信はあるわ。

わたし、たくさんペットを飼ってるから、しつけ…調教は得意なの。

人間のペットは初めてだけど、まぁやり方は大体一緒でしょ。

ふふふ……あぁ、ごめんなさい。

これから調教できるのが楽しみすぎてつい。

それにしてもあなたも哀れなものね。

あのワガママ放題の隣国の王子から、私怨にまみれた仕事を押し付けられるなんて。

えぇ、私怨よ。

だってあの男、わたしにフラれたからって、何度も刺客をこちらに寄越すんだもの。

あんな器の小さい男が隣国の次期国王なんて世も末ね。

ん?あなた以外の刺客?

みんなわたしと少しやり合ったら、あっという間に尻尾を巻いて逃げていったわ。

どいつもこいつも骨も根性もないし、退屈だったわ。

けどあなただけは違った。

本気でわたしを殺そうとしてくれた。

わたしに本気の殺意を向けてくれた。

あなたならきっとそう簡単にわたしに屈しないだろうし、調教しがいがあると思ったの。

ふふふ、言いたいことはそれだけ?

じゃ、これからはお楽しみのじ・か・ん♡

今日からわたしのペットだってこと、骨の髄まで染み渡らせてあげる。覚悟してね…?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
敵国の姫を暗殺しに行ったら返り討ちに遭いました
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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