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公開日2022年01月03日 08:57
更新日2022年01月03日 09:05
文字数
2098文字(約 7分0秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
姉クノイチ/妹クノイチ
視聴者役柄
君主
場所
妹クノイチの隠れ家
あらすじ
姉クノイチ→「元教育係のクノイチに小言を言われながら耳掃除された」(https://yuruboi.com/creator/writer/script/3503)より登場。
妹クノイチ→「芸妓に化けたヤンデレクノイチに捕まり、洗脳耳かきされてしまう」(https://yuruboi.com/creator/writer/script/3832)より登場。
妹クノイチ→「芸妓に化けたヤンデレクノイチに捕まり、洗脳耳かきされてしまう」(https://yuruboi.com/creator/writer/script/3832)より登場。
本編
A.姉クノイチ B.妹クノイチ
A.御館様!ご無事ですか⁉︎
B.あら、姉上。よくここがわかりましたね。
A.貴女…!お館様を監禁するなんてどういうつもり⁉︎
B.ふふっ、決まっています。姉上からお館様を解放するためですわ。
A.解放…?一体何を言ってるの…?
B.お分かりになりませんか?姉上が自分の都合のいいようにお館様を操っていることくらい、お見通しなんですのよ?
A.…やっぱり貴女とは昔から相容れないわね。貴女はわたしのこともお館様のことも、何も分かっていない。
B.ふふ…その言葉、そっくりそのままお返しします。何も分かっていないのは姉上の方ですわ。
A.もういいわ。貴女と話すことはない。ここで決着をつけましょう。御館様は返してもらう。
B.うふふ♪姉上ったら昔と変わらず、何もかも暴力で解決しようとするところは野蛮なんですから♪
A.お館様をこうして拉致・監禁している時点で貴女は重罪人。弁解なら牢屋で聞くわ。
B.まぁまぁ、落ち着いて。良い解決法を思いついたのですけれど、聞いてくださる?
A.言ったはずよ。貴女と今ここで話すことは何もないと。
B.もぅ、喧嘩っ早いんですから……それより本当にいいの?ここで戦っても?
A.…どういうこと?
B.わたくしたちが本気でぶつかり合えば、そこのお館様も巻き込まれてしまうと思うのだけれど?それとも姉上が守りながら戦う?
A.卑怯な…!御館様を盾に取るなんて…!
B.人聞きの悪いことを仰らないでください。わたくしはただ事実を述べたにすぎませんわ。
A.…それでどうやって決着をつけるつもり?
B.もちろん耳かきで、ですわ。より癒しを与えられた方をお館様に選んでもらう。どう?簡単でしょ?
A.…その前に聞かせて。御館様に何の術を仕込んだの?
B.あはは!さすが姉上!お気づきになられましたか!
A.笑ってないで答えなさい!御館様に何をしたの⁉︎
B.まぁそうカッカせず。お館様にはわたくしのみを愛せるように、少し仕込みをしただけですわ。
A.惚れ薬のようなものか。厄介な…
B.ふふっ、簡単に言ってしまえばそんな感じですわ。さぁ、どうします?この勝負、受けるか受けないか。
A.望むところよ。これ以上、貴女の好き勝手させるわけにはいかないわ。
B.ふふっ、そうこなくっちゃ♪それではお館様、わたくしは左耳を失礼します。
A.わたしは右耳ね。御館様、お隣失礼します。
B.一応補足しておくと、今のお館様はわたくしの術に半分かかっている状態ですわ。
A.つまり、半分は正気を保たれておられる、ということね。御館様、必ずやあなたをお救いしてみせます…!
B.堅物の姉上ごときにできるかしらね?それじゃあ、前振りが長くなっちゃったけど、始めましょうか。
(両耳かき)
A.御館様…どうかお気を確かに…!
B.ねぇ、お館様…姉上などより、わたくしを選んだ方が良いですわよ…?わたくしなら、姉上が絶対しないであろう、あ〜んなことや、こ〜んなことだって…
A.御館様に妙なこと吹き込まないで。今の御館様は一国の君主として立派に戦っておられるのよ?
B.ふふふ…お館様が本当にそれを望んでいたのかは疑問ですけどね。
A.…どういう意味?
B.お館様はたしかに長男で家督を相続する権利はあったし、姉上の鬼の如きしごきにも耐えた。けど、いつも姉上の見えない所で泣いておられたのよ?
A.それでも御館様は立派に成長されました。今の御館様ならこの国を導き、守ることができる…!
B.それは姉上にとって都合のいい妄想でしょう?お館様は本来、強いお方ではない。それを姉上が無理やり…
A.我が妹ながら愚かね。貴女は今の御館様のことを何も分かっていない。
B.…何ですって?
A.御館様が貴女に仕込まれた術に完全に堕ちていないのがその証拠。御館様は今も懸命に戦っておられるの。
B.へぇ…モノは言いようですわね。お館様は真面目な方だから、このまま快楽に身を浸していいのか、ちょっと迷ってるだけよ。
A.違うわ。御館様は一時の快楽に身を任せるような方ではない。常に己の弱さと向き合い、ご自身を弱いと分かっていながらも強くあろうとしている。それが御館様の本当の強さよ。
B.だからそれは姉上の妄想でしょう?姉上は自分にとって都合のいい「強いお館様」を見たいだけ。お館様は本当は弱いお方だから、守ってあげないといけないの。
A.貴女は過去のお館様しか見ていない。今の御館様を少しも見ようとしてない。…断言するわ。御館様は強いお方よ。貴女に一方的に守られる必要なんてない!
B.(舌打ち) 愚かな姉上だこと……ねぇ、お館様?お館様はずーっとこのままわたくしにお世話されて生きていきたいですわよねぇ…?
A.御館様、妹の誘惑に負けないでください…!わたしは御館様の強さを信じていますから…!
B.…そろそろケリをつけましょう、姉上。最後にお館様の耳に息を吹きかけて、締めにするということで。
A.えぇ、いいわよ。それじゃあ、せーので同時に息を吹きかけましょう。せーの…!
(両耳ふー)
B.お館様ぁ…?わたくしなら、ありのままのお館様を受け入れて差し上げますわ。さぁ、どうぞこちらに…
A.御館様…きっとわたしが教育しなくとも、御館様は御館様として立派に育ったことでしょう。どうかご自身の進むべき正しい道を思い出してください…!
AB.御(お)館様、どうかわたし(わたくし)を選んでください…!
A.御館様!ご無事ですか⁉︎
B.あら、姉上。よくここがわかりましたね。
A.貴女…!お館様を監禁するなんてどういうつもり⁉︎
B.ふふっ、決まっています。姉上からお館様を解放するためですわ。
A.解放…?一体何を言ってるの…?
B.お分かりになりませんか?姉上が自分の都合のいいようにお館様を操っていることくらい、お見通しなんですのよ?
A.…やっぱり貴女とは昔から相容れないわね。貴女はわたしのこともお館様のことも、何も分かっていない。
B.ふふ…その言葉、そっくりそのままお返しします。何も分かっていないのは姉上の方ですわ。
A.もういいわ。貴女と話すことはない。ここで決着をつけましょう。御館様は返してもらう。
B.うふふ♪姉上ったら昔と変わらず、何もかも暴力で解決しようとするところは野蛮なんですから♪
A.お館様をこうして拉致・監禁している時点で貴女は重罪人。弁解なら牢屋で聞くわ。
B.まぁまぁ、落ち着いて。良い解決法を思いついたのですけれど、聞いてくださる?
A.言ったはずよ。貴女と今ここで話すことは何もないと。
B.もぅ、喧嘩っ早いんですから……それより本当にいいの?ここで戦っても?
A.…どういうこと?
B.わたくしたちが本気でぶつかり合えば、そこのお館様も巻き込まれてしまうと思うのだけれど?それとも姉上が守りながら戦う?
A.卑怯な…!御館様を盾に取るなんて…!
B.人聞きの悪いことを仰らないでください。わたくしはただ事実を述べたにすぎませんわ。
A.…それでどうやって決着をつけるつもり?
B.もちろん耳かきで、ですわ。より癒しを与えられた方をお館様に選んでもらう。どう?簡単でしょ?
A.…その前に聞かせて。御館様に何の術を仕込んだの?
B.あはは!さすが姉上!お気づきになられましたか!
A.笑ってないで答えなさい!御館様に何をしたの⁉︎
B.まぁそうカッカせず。お館様にはわたくしのみを愛せるように、少し仕込みをしただけですわ。
A.惚れ薬のようなものか。厄介な…
B.ふふっ、簡単に言ってしまえばそんな感じですわ。さぁ、どうします?この勝負、受けるか受けないか。
A.望むところよ。これ以上、貴女の好き勝手させるわけにはいかないわ。
B.ふふっ、そうこなくっちゃ♪それではお館様、わたくしは左耳を失礼します。
A.わたしは右耳ね。御館様、お隣失礼します。
B.一応補足しておくと、今のお館様はわたくしの術に半分かかっている状態ですわ。
A.つまり、半分は正気を保たれておられる、ということね。御館様、必ずやあなたをお救いしてみせます…!
B.堅物の姉上ごときにできるかしらね?それじゃあ、前振りが長くなっちゃったけど、始めましょうか。
(両耳かき)
A.御館様…どうかお気を確かに…!
B.ねぇ、お館様…姉上などより、わたくしを選んだ方が良いですわよ…?わたくしなら、姉上が絶対しないであろう、あ〜んなことや、こ〜んなことだって…
A.御館様に妙なこと吹き込まないで。今の御館様は一国の君主として立派に戦っておられるのよ?
B.ふふふ…お館様が本当にそれを望んでいたのかは疑問ですけどね。
A.…どういう意味?
B.お館様はたしかに長男で家督を相続する権利はあったし、姉上の鬼の如きしごきにも耐えた。けど、いつも姉上の見えない所で泣いておられたのよ?
A.それでも御館様は立派に成長されました。今の御館様ならこの国を導き、守ることができる…!
B.それは姉上にとって都合のいい妄想でしょう?お館様は本来、強いお方ではない。それを姉上が無理やり…
A.我が妹ながら愚かね。貴女は今の御館様のことを何も分かっていない。
B.…何ですって?
A.御館様が貴女に仕込まれた術に完全に堕ちていないのがその証拠。御館様は今も懸命に戦っておられるの。
B.へぇ…モノは言いようですわね。お館様は真面目な方だから、このまま快楽に身を浸していいのか、ちょっと迷ってるだけよ。
A.違うわ。御館様は一時の快楽に身を任せるような方ではない。常に己の弱さと向き合い、ご自身を弱いと分かっていながらも強くあろうとしている。それが御館様の本当の強さよ。
B.だからそれは姉上の妄想でしょう?姉上は自分にとって都合のいい「強いお館様」を見たいだけ。お館様は本当は弱いお方だから、守ってあげないといけないの。
A.貴女は過去のお館様しか見ていない。今の御館様を少しも見ようとしてない。…断言するわ。御館様は強いお方よ。貴女に一方的に守られる必要なんてない!
B.(舌打ち) 愚かな姉上だこと……ねぇ、お館様?お館様はずーっとこのままわたくしにお世話されて生きていきたいですわよねぇ…?
A.御館様、妹の誘惑に負けないでください…!わたしは御館様の強さを信じていますから…!
B.…そろそろケリをつけましょう、姉上。最後にお館様の耳に息を吹きかけて、締めにするということで。
A.えぇ、いいわよ。それじゃあ、せーので同時に息を吹きかけましょう。せーの…!
(両耳ふー)
B.お館様ぁ…?わたくしなら、ありのままのお館様を受け入れて差し上げますわ。さぁ、どうぞこちらに…
A.御館様…きっとわたしが教育しなくとも、御館様は御館様として立派に育ったことでしょう。どうかご自身の進むべき正しい道を思い出してください…!
AB.御(お)館様、どうかわたし(わたくし)を選んでください…!
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