- 後輩
- 崇拝型
公開日2022年01月14日 19:11
更新日2022年01月14日 19:11
文字数
2588文字(約 8分38秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
崇拝ヤンデレ(?)な後輩
視聴者役柄
先輩
場所
帰り道
あらすじ
あなたへの好意ゆえ、いつも隣にいようとする後輩は、あなたのことを崇拝しているようであなたを求めたい気持ちも隠せないでいた。
本編
やっと来ましたね。
待っていたのですよ、先輩。
では帰りましょうか。
今日もまた、告白を断ってきたのですか?
素敵な先輩は素敵すぎて大変ですね。
振りまいたはずのない優しさに反応され、すぐ告白されちゃう、まるで罪のような魅惑の持ち主なのですから。
答えてあげるなんて優しいですね。
私がいるというのに、非常識な女はなぜそんなにも盲目なのか。
先輩は告白に真面目に返事をする義理はないのですよ?
そんなの、先輩の大事な時間を奪っているだけのことに過ぎないのですから。
そんなこともわからないような女に、先輩は優しくする必要なんてないのです。
ぶつけられる愛情全てに優しさで返していては、疲れませんか?
先輩が皆にとって魅力的に映ることは私だって嬉しいですけど、時に心配でもありますから。
先輩の隣にはいつだって私がいるというのに、それでもお近づきになろうとする人の気持ちは理解できません。
先輩が私の密着を拒んでないということは、つまり先輩は私とのラブラブな関係を認めているってことですものね。
え、そういうことではない?
すみません、少々調子に乗ってしまいました。
ですけど、私のことは、好き、ですよね?
えへへ、私は先輩のこと大好きですよ。
困っている私を放っておけない優しさも、言葉の隅々から感じられる品性も、女性に対して少々丁寧すぎる純粋さも、男性的だけれど決して乱暴ではない強さも、眺めるのも憚られるまでに艶 めいた髪も瞳も、気を抜くと射抜かれてしまうような無邪気な笑みも、全て、全てが抱き締めてしまいたくなるほどに愛おしく思うのです。
いっそ今ここで抱き締めさせてください。
先輩を強く感じていたいです。
いえ、ごめんなさい。
こんなこと言ったら迷惑ですよね。
先輩の厚意で一緒にいさせてもらえているというのに、すぐ私はわがままに求めてしまうところ、どうにかしないといけないですよね。
求めてくれるのは嬉しい、ですか?
えっと、それは、先輩の心からの本音、ですか?
そんな、私なんかに気を遣わなくてもいいのです。
先輩のために私がいるのに、私のためになんて先輩に優しくされたら私の存在意義がよくわからなくなってしまいます。
あ、え? 本音?
正直、いつもドキドキしてる……ですか。
……う、疑ってすみません!
酷いですよね。
先輩の気持ちを勝手に否定するだなんて私は酷い女です。
先輩の気持ちをもっとわかってあげなくちゃ……
いえ、私なんかが先輩を振り回すだなんてこと、先輩がよしとしても私がよくないのです。
先輩は十分すぎるくらい素敵で優しいのですから、ちょっとくらい相手のことを考えずないで自分の求めるままに愛してもらうことだって必要だと思うのです。
ずっと気を遣われていては、人は心の距離を感じてしまうのですよ?
それに、私は先輩の気持ちを満たすために一緒にいるのです。
少しくらい、乱暴なことしてくれても傷ついたりしませんし、先輩から離れようだなんて思いません。
先輩は今、私に対してどんな欲求を抱いているのですか?
さあ、好きなように教えてください。
……ふふっ、迷っちゃって、とても可愛いです。
いいんですよ、今先輩が思っていることを素直に言っても、先輩のことは嫌いになんかなりません。
私が先輩のことを嫌いになるだなんてありえないのですから。
(囁き)
むしろ、もっと好きになるかも。
正直な先輩、好きですよ。
……これからも、一緒にいて欲しい、ですか。
ふふっ、やはり先輩は可愛いです。
ますます愛おしくなってしまいます。
期待していた答えとは違っていましたが、もちろん先輩が望む限り私は先輩の隣に居続けます。
と、というか、これってもしかして、先輩なりの……
あ、先輩、顔赤くなってます。
やはり、そうだったのですか。
返事は言わなくてもわかりますよね。
(喜びを噛み締めながら)
……嬉しいです、先輩。
え、そんなつもりじゃない?
そんな、恥ずかしがらなくていいのですよ?
だって、私が先輩の厚意を拒むわけがないのですから。
そんな粋な言い方されたらもう、先輩の声がリフレインされてクラクラしちゃいます……。
(恍惚と)
これからも、一緒にいて欲しい……
私はもちろん先輩と一緒にいたいです……
そして、ずっと一緒ということはつまり、先輩と同じ家で暮らして、子供を育てて……
そっかぁ、先輩は私とそんなことを考えているのですね。
もちろん、私は先輩の望むままに従います。
先輩が100人子供を産んでくれというのなら、もちろん100人産みます。
先輩が私を独占したいから家の外に一歩たりとも出るなって言うのなら、もちろんずっと家の中で先輩のためだけの女でいてあげます。
私は先輩の欲望を叶えるための道具なのですから。
そんなことは言わない?
先輩は優しいですね。
でも、先輩が言ってくれることなら本当になんだってしますから、私に構わず言ってください。
いつでも私は先輩のことを待っているんです。
乱暴にされたって、それが先輩の愛の形なんだって喜べるはずです。
先輩だって男なんですから、ちょっとくらいそんな妄想じみた欲望のひとつくらいあるはずですよね?
……むしろ、私だって先輩とのこと、期待しているのですから。
考えるだけで幸せな気分になれるのです。
頭の中が先輩でいっぱいになって、気持ちの昂りが抑えられなくなって、止められなくなるのです。
……来てください、先輩。
……先輩?
どうしたのですか?
呆然と私のことを見つめて。
緊張、しているのですか?
いいじゃないですか。
私はどんな先輩でも受け止めるだけなのですから。
変? 私が?
そうかもしれませんね。
今、体が熱いし、疼いて治まらないのです。
これは全部、先輩のせいですからね?
こんな近距離で先輩のことを感じると、今までも危なかったことは多々ありましたが、今日はとうとう、どうしようもなくなってしまいました……
この変な感覚は、先輩が私のこと、満たしてくれないと治りません。
ええ、わかりますよ。
私の本能が鼓膜を破りそうなくらい先輩が欲しいと叫んでいるのですから。
私、もう駄目です。
先輩のことは絶対に穢すまいと思い続けてきたのに、今はそのリミッターがまるで利いてくれないのです。
こんな私なんかで本当にごめんなさい……
でも、駄目です。
先輩のことは離しません。
もう私は止められないのですから。
ほら、もうすぐ私のお家です。
心の距離取っ払って、私も欲望ぶつけますから、先輩も私のこと愛してください。
満足させてくれるまで、帰しませんから。
待っていたのですよ、先輩。
では帰りましょうか。
今日もまた、告白を断ってきたのですか?
素敵な先輩は素敵すぎて大変ですね。
振りまいたはずのない優しさに反応され、すぐ告白されちゃう、まるで罪のような魅惑の持ち主なのですから。
答えてあげるなんて優しいですね。
私がいるというのに、非常識な女はなぜそんなにも盲目なのか。
先輩は告白に真面目に返事をする義理はないのですよ?
そんなの、先輩の大事な時間を奪っているだけのことに過ぎないのですから。
そんなこともわからないような女に、先輩は優しくする必要なんてないのです。
ぶつけられる愛情全てに優しさで返していては、疲れませんか?
先輩が皆にとって魅力的に映ることは私だって嬉しいですけど、時に心配でもありますから。
先輩の隣にはいつだって私がいるというのに、それでもお近づきになろうとする人の気持ちは理解できません。
先輩が私の密着を拒んでないということは、つまり先輩は私とのラブラブな関係を認めているってことですものね。
え、そういうことではない?
すみません、少々調子に乗ってしまいました。
ですけど、私のことは、好き、ですよね?
えへへ、私は先輩のこと大好きですよ。
困っている私を放っておけない優しさも、言葉の隅々から感じられる品性も、女性に対して少々丁寧すぎる純粋さも、男性的だけれど決して乱暴ではない強さも、眺めるのも憚られるまでに
いっそ今ここで抱き締めさせてください。
先輩を強く感じていたいです。
いえ、ごめんなさい。
こんなこと言ったら迷惑ですよね。
先輩の厚意で一緒にいさせてもらえているというのに、すぐ私はわがままに求めてしまうところ、どうにかしないといけないですよね。
求めてくれるのは嬉しい、ですか?
えっと、それは、先輩の心からの本音、ですか?
そんな、私なんかに気を遣わなくてもいいのです。
先輩のために私がいるのに、私のためになんて先輩に優しくされたら私の存在意義がよくわからなくなってしまいます。
あ、え? 本音?
正直、いつもドキドキしてる……ですか。
……う、疑ってすみません!
酷いですよね。
先輩の気持ちを勝手に否定するだなんて私は酷い女です。
先輩の気持ちをもっとわかってあげなくちゃ……
いえ、私なんかが先輩を振り回すだなんてこと、先輩がよしとしても私がよくないのです。
先輩は十分すぎるくらい素敵で優しいのですから、ちょっとくらい相手のことを考えずないで自分の求めるままに愛してもらうことだって必要だと思うのです。
ずっと気を遣われていては、人は心の距離を感じてしまうのですよ?
それに、私は先輩の気持ちを満たすために一緒にいるのです。
少しくらい、乱暴なことしてくれても傷ついたりしませんし、先輩から離れようだなんて思いません。
先輩は今、私に対してどんな欲求を抱いているのですか?
さあ、好きなように教えてください。
……ふふっ、迷っちゃって、とても可愛いです。
いいんですよ、今先輩が思っていることを素直に言っても、先輩のことは嫌いになんかなりません。
私が先輩のことを嫌いになるだなんてありえないのですから。
(囁き)
むしろ、もっと好きになるかも。
正直な先輩、好きですよ。
……これからも、一緒にいて欲しい、ですか。
ふふっ、やはり先輩は可愛いです。
ますます愛おしくなってしまいます。
期待していた答えとは違っていましたが、もちろん先輩が望む限り私は先輩の隣に居続けます。
と、というか、これってもしかして、先輩なりの……
あ、先輩、顔赤くなってます。
やはり、そうだったのですか。
返事は言わなくてもわかりますよね。
(喜びを噛み締めながら)
……嬉しいです、先輩。
え、そんなつもりじゃない?
そんな、恥ずかしがらなくていいのですよ?
だって、私が先輩の厚意を拒むわけがないのですから。
そんな粋な言い方されたらもう、先輩の声がリフレインされてクラクラしちゃいます……。
(恍惚と)
これからも、一緒にいて欲しい……
私はもちろん先輩と一緒にいたいです……
そして、ずっと一緒ということはつまり、先輩と同じ家で暮らして、子供を育てて……
そっかぁ、先輩は私とそんなことを考えているのですね。
もちろん、私は先輩の望むままに従います。
先輩が100人子供を産んでくれというのなら、もちろん100人産みます。
先輩が私を独占したいから家の外に一歩たりとも出るなって言うのなら、もちろんずっと家の中で先輩のためだけの女でいてあげます。
私は先輩の欲望を叶えるための道具なのですから。
そんなことは言わない?
先輩は優しいですね。
でも、先輩が言ってくれることなら本当になんだってしますから、私に構わず言ってください。
いつでも私は先輩のことを待っているんです。
乱暴にされたって、それが先輩の愛の形なんだって喜べるはずです。
先輩だって男なんですから、ちょっとくらいそんな妄想じみた欲望のひとつくらいあるはずですよね?
……むしろ、私だって先輩とのこと、期待しているのですから。
考えるだけで幸せな気分になれるのです。
頭の中が先輩でいっぱいになって、気持ちの昂りが抑えられなくなって、止められなくなるのです。
……来てください、先輩。
……先輩?
どうしたのですか?
呆然と私のことを見つめて。
緊張、しているのですか?
いいじゃないですか。
私はどんな先輩でも受け止めるだけなのですから。
変? 私が?
そうかもしれませんね。
今、体が熱いし、疼いて治まらないのです。
これは全部、先輩のせいですからね?
こんな近距離で先輩のことを感じると、今までも危なかったことは多々ありましたが、今日はとうとう、どうしようもなくなってしまいました……
この変な感覚は、先輩が私のこと、満たしてくれないと治りません。
ええ、わかりますよ。
私の本能が鼓膜を破りそうなくらい先輩が欲しいと叫んでいるのですから。
私、もう駄目です。
先輩のことは絶対に穢すまいと思い続けてきたのに、今はそのリミッターがまるで利いてくれないのです。
こんな私なんかで本当にごめんなさい……
でも、駄目です。
先輩のことは離しません。
もう私は止められないのですから。
ほら、もうすぐ私のお家です。
心の距離取っ払って、私も欲望ぶつけますから、先輩も私のこと愛してください。
満足させてくれるまで、帰しませんから。
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ライター情報
ヤンデレとか書きます。
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