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公開日2022年02月13日 22:00
更新日2022年02月13日 21:55
文字数
1781文字(約 5分57秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
軍人
視聴者役柄
部下であり婚約者
場所
どこかの拠点
本編
(ドアが勢いよく開く音)
うぐっ...酷い様だな...どこも怪我人ばかりだな...ただ、重傷を負っているのも少ない...本当に良かった。
ふぅ...貴様ら!ただいま本部より電報が参った!敵国が先程、降伏を宣言したそうだ!!貴様ら!よく頑張った!!私達は勝った!
奴らの新兵器の死線をくぐり抜けよくも生き残ってくれた!お前達の中に立派じゃなかった奴なんて一人もいない!もちろん、尊く死んで行ったアイツらの中にも、だ。
だから、祝杯を挙げよう!お前達の分もアイツらの分も全て私の奢りだ!たんと飲め!バカ者ども!!
(歓声)
(足音)
たく...アイツら、元気がありすぎだ。まるで怪我人とは思えん。もしや、サボっていたのか?そう思うだろう?
はは...申し訳ない、少し不謹慎だったな。どうだ?少し外でも眺めないか?無理に、とは言わないが...そうか。ありがとう。
はは...仰天だな。敵ながら見事な花畑ばかりだったが今ではこのザマか。血と死体と残骸だらけの死臭漂う地獄になってしまったな。戦争とは虚しいものだな。
きっと私達はこの場所と似たような地獄に行くんだろうな。だけれど感じるか?この血なまぐさくとも気持ちのいい風を。
きっとアイツらが祝福しているのだろう。この虚しい戦争の終わりと、私達が結ばれるのを。はあ、アイツらめ私より上の位に着きおって....
そうだ、
戦争が終わったら結婚する約束、覚えてるか?そうか覚えてくれたか...
でも?どうか...したのか?
顔の傷?...ああさっくりいかれているな。嫌じゃないの?って嫌なわけないだろう。私はお前が求婚してきた時から...ずっと好きだ。
兵器やロボットと言われてきた私を...一人の女にしてくれた。
そんなお前をそんな事で嫌うと思うか?
それとも...結婚...嫌か?いいや、私はお前が生きていればいい。確かにお前の顔は好みだった。だがなんだ今は関係ない。そんな事でお前を嫌ったりするか。
この宴が終わって、街へ着いたら結婚式を挙げよう、そうなればお前と私は晴れて夫婦だ。夫婦になったら軍を抜けて静かに、慎ましやかに愛し合おう。な?
約束のハグだ。さあ、こい。
っ!!上官殿!何故ここに!?ま、まさか見ておられましたか?...あはは、お恥ずかしい。すっかり感情豊かになったな?
...彼のおかげですよ。彼は私を爆弾から庇ってまで私と結婚したいと強く願ったのです。ええ、惚れましたよ。兵器と呼ばれた私も、そろそろ、女になってもいいですよね?
(カラスの鳴き声)
うん?上官殿、何か言いたげな顔ですね?
どうかしましたか?
はい?何回ここに来るつもりだ?うん?どう言う意味でしょうか、上官殿。
コイツらの上官である私が様子を見るのは当然の務めでしょう?
は?ここは一ケ月も前に、敵国の新型兵器によって制圧された?
アハハハハハハ!!上官殿も面白いことを言う!上官殿もそろそろ私みたいに冗談を覚えるようになったんですね!
ただ、ちょっと不謹慎ですけど。
は?現実を見ろ?私が話しているのはただの死体?ドックタグだってある?....
ありえないありえないありえない...
私の彼が死ぬわけが無いよね...だって約束してくれたもん...結婚するって...
ある訳ないじゃん!!
あれ?あれ?あれ?ある訳ないよね...そうだよね?...痛...あぁ..痛った...痛い痛い痛いいいいい!!......ぅぅぅぅ......はあはあはあはあ....頭...胸も痛い...傷口が...熱い...助...助けて...助けに来て.....嫌嫌嫌嫌嫌嫌...
違うよね、違う違う....悪い冗談だ...どういうつもりですか?...上官殿。
全く持って笑えない冗談です。
むしろ不快です。もう少し冗談というものを学んでみては?
...アイツは私を庇って死んだ?私と同じ指輪をつけている?は?は?少し休んで今日は帰れ?....はあぁ?...はあぁ?...はあぁ?...
お前が帰れ...お前が帰れ!ふざけんな!ふざけんなふざけんな!!私と彼を侮辱するな!死ね!死ね死ね死ね死ね死ね!!
(機関銃を乱射し弾切れを起こす)
侮辱するな侮辱するな侮辱するな侮辱するな
侮辱するな侮辱するな侮辱するな侮辱するな私の夫を侮辱するな!!!
(リロードをし、また撃ち始める)
私の夫が死ぬはずないんだ!!
戦争が終われば結婚するって約束したんだ!そんな彼が死ぬはずないんだ!!
謝れ謝れ謝れ謝れ謝れ!!!
はぁはぁはぁはぁ....
はあ...
邪魔が入ってしまったな...すまん。ううん、誰でもない。ただの狂人だ。気にしなくていい。なんだ?どうした?キスがしたいのか?それは、結婚式に取っておこう...な?
ううん、嫌いじゃない。嫌いなわけが無い。それじゃあ、最後にハグをして宴に戻ろう。
ふふ...私も大好きだぞ。ダーリン。
うぐっ...酷い様だな...どこも怪我人ばかりだな...ただ、重傷を負っているのも少ない...本当に良かった。
ふぅ...貴様ら!ただいま本部より電報が参った!敵国が先程、降伏を宣言したそうだ!!貴様ら!よく頑張った!!私達は勝った!
奴らの新兵器の死線をくぐり抜けよくも生き残ってくれた!お前達の中に立派じゃなかった奴なんて一人もいない!もちろん、尊く死んで行ったアイツらの中にも、だ。
だから、祝杯を挙げよう!お前達の分もアイツらの分も全て私の奢りだ!たんと飲め!バカ者ども!!
(歓声)
(足音)
たく...アイツら、元気がありすぎだ。まるで怪我人とは思えん。もしや、サボっていたのか?そう思うだろう?
はは...申し訳ない、少し不謹慎だったな。どうだ?少し外でも眺めないか?無理に、とは言わないが...そうか。ありがとう。
はは...仰天だな。敵ながら見事な花畑ばかりだったが今ではこのザマか。血と死体と残骸だらけの死臭漂う地獄になってしまったな。戦争とは虚しいものだな。
きっと私達はこの場所と似たような地獄に行くんだろうな。だけれど感じるか?この血なまぐさくとも気持ちのいい風を。
きっとアイツらが祝福しているのだろう。この虚しい戦争の終わりと、私達が結ばれるのを。はあ、アイツらめ私より上の位に着きおって....
そうだ、
戦争が終わったら結婚する約束、覚えてるか?そうか覚えてくれたか...
でも?どうか...したのか?
顔の傷?...ああさっくりいかれているな。嫌じゃないの?って嫌なわけないだろう。私はお前が求婚してきた時から...ずっと好きだ。
兵器やロボットと言われてきた私を...一人の女にしてくれた。
そんなお前をそんな事で嫌うと思うか?
それとも...結婚...嫌か?いいや、私はお前が生きていればいい。確かにお前の顔は好みだった。だがなんだ今は関係ない。そんな事でお前を嫌ったりするか。
この宴が終わって、街へ着いたら結婚式を挙げよう、そうなればお前と私は晴れて夫婦だ。夫婦になったら軍を抜けて静かに、慎ましやかに愛し合おう。な?
約束のハグだ。さあ、こい。
っ!!上官殿!何故ここに!?ま、まさか見ておられましたか?...あはは、お恥ずかしい。すっかり感情豊かになったな?
...彼のおかげですよ。彼は私を爆弾から庇ってまで私と結婚したいと強く願ったのです。ええ、惚れましたよ。兵器と呼ばれた私も、そろそろ、女になってもいいですよね?
(カラスの鳴き声)
うん?上官殿、何か言いたげな顔ですね?
どうかしましたか?
はい?何回ここに来るつもりだ?うん?どう言う意味でしょうか、上官殿。
コイツらの上官である私が様子を見るのは当然の務めでしょう?
は?ここは一ケ月も前に、敵国の新型兵器によって制圧された?
アハハハハハハ!!上官殿も面白いことを言う!上官殿もそろそろ私みたいに冗談を覚えるようになったんですね!
ただ、ちょっと不謹慎ですけど。
は?現実を見ろ?私が話しているのはただの死体?ドックタグだってある?....
ありえないありえないありえない...
私の彼が死ぬわけが無いよね...だって約束してくれたもん...結婚するって...
ある訳ないじゃん!!
あれ?あれ?あれ?ある訳ないよね...そうだよね?...痛...あぁ..痛った...痛い痛い痛いいいいい!!......ぅぅぅぅ......はあはあはあはあ....頭...胸も痛い...傷口が...熱い...助...助けて...助けに来て.....嫌嫌嫌嫌嫌嫌...
違うよね、違う違う....悪い冗談だ...どういうつもりですか?...上官殿。
全く持って笑えない冗談です。
むしろ不快です。もう少し冗談というものを学んでみては?
...アイツは私を庇って死んだ?私と同じ指輪をつけている?は?は?少し休んで今日は帰れ?....はあぁ?...はあぁ?...はあぁ?...
お前が帰れ...お前が帰れ!ふざけんな!ふざけんなふざけんな!!私と彼を侮辱するな!死ね!死ね死ね死ね死ね死ね!!
(機関銃を乱射し弾切れを起こす)
侮辱するな侮辱するな侮辱するな侮辱するな
侮辱するな侮辱するな侮辱するな侮辱するな私の夫を侮辱するな!!!
(リロードをし、また撃ち始める)
私の夫が死ぬはずないんだ!!
戦争が終われば結婚するって約束したんだ!そんな彼が死ぬはずないんだ!!
謝れ謝れ謝れ謝れ謝れ!!!
はぁはぁはぁはぁ....
はあ...
邪魔が入ってしまったな...すまん。ううん、誰でもない。ただの狂人だ。気にしなくていい。なんだ?どうした?キスがしたいのか?それは、結婚式に取っておこう...な?
ううん、嫌いじゃない。嫌いなわけが無い。それじゃあ、最後にハグをして宴に戻ろう。
ふふ...私も大好きだぞ。ダーリン。
クレジット
ライター情報
ただの学生です。授業中サボって考えついたネタで書いているのであんまり人に刺さらないかも知れません。でも、それでも好きって言ってくれる人がいたら、嬉しいなぁ.....
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