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君を寝取られた彼女が黙ってるはずがない
written by 夜木嵩
  • ヤンデレ
  • 恋人同士
  • 監禁
公開日2022年03月17日 18:27 更新日2022年03月17日 18:27
文字数
2127文字(約 7分6秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ヤンデレ彼女
視聴者役柄
冴えない男子生徒
場所
屋上→彼女宅
あらすじ
彼女以外の女との一夜を過ごし、愛情の快楽を知ったあなたは、他に好きな人が出来たと彼女に別れを告げようとするが、彼女はそれを許さず、あなたを監禁する。

関連台本「寝取ってあげよっか?」
当台本の前日の話になりますが、使用方法は台本使用者に一任します。
台本へのリンク
本編
こんな急に呼び出して、彼氏くん一体どうしたの?

あ、今週末ならどっちも空いてるからいいよ?
君の行きたいところとか、やりたいこととか、何でも。

……え?
そ、それって、別れたいって、意味だよね?

わかんない。
どうして私は君と別れなきゃいけないの?
私、こんなにも大好きなのに。

あぁ、そうか。
君、昨日の夜、どこにいたんだっけ?

自分の家だなんて見え透いた嘘は禁止。
だって、君の家には私の監視カメラが仕掛けてあるから、昨日帰らなかったことぐらい確認済みなんだ。

ちゃんと、真実を話してくれる?

へー、あのギャルと?
もしかして、唆されてホイホイっとついて行っちゃったってこと?

困るなぁ。
私の彼氏ともあろう君が、そんな取るに足らない下衆女に簡単に負けるなんて。
私の彼氏だっていう自覚、足りないんだね。

それに、仮に私たちが別れたとしたら、君はすぐにでもその女のところに行くんでしょ?
私のこと捨ててさ。

彼氏として、最低だね。

え、私が別れさせてあげると思う?
嫌だよ?
君を彼氏にしたからには、もう永遠に離すつもりなんてないんだから。

だから、最終手段、取らせてもらうね?

 (スタンガン)
 (間)

おはよ。
と言っても深夜なんだけどね?

今なら、嫌でもわかるよね。
私が君のこと離すつもりがないってこと。

心だけでどうにもならないんなら、物理的に縛るしかなかったんだ。
ちょっと痛いでしょ、ごめんね?

だけど、君に別れようって言われた時の私の心の痛みはこんなものじゃないから。
心臓が一気に締め付けられて、身体ごと千切れてしまいそうなくらい、いや、それでも優しいくらいの痛みなんだよ。

だからお願い。
もう二度と、別れようだなんて口にしないで?

……言ったところで、この部屋から出られないから無駄なんだけど。

何その反応。
出たいの? ここから?

それって、私の愛を拒むってことだよね?
酷いなぁ。

いくら君が必死に出してくれって言ったって、絶対にこの部屋から出さないから。
もう、君に外の世界なんて行かせない。
他の女になんか会わせない。

ここから出る方法なんてないんだよ?
私が君のことを好きであり続ける限り。
つまり、君が死んでも、私が死んでも、永遠に、私たちは一緒なんだっていうこと。

君のことは誰にも渡さない。
どんな女にも、特に、あの女には……

だって、あの女は昨日の夜、君のことを骨の髄まで穢したんだよ。
私が清潔に守り続けていた美しい君という存在を滅茶苦茶にしたんだ。

人間のし得る最大の罪をあの女は犯したんだよ。

幼馴染として、君を守り、君を自分の色に染める命を受けた私がこれまで一生という時を掛けて作り上げてきた聖なる君という存在を一夜にして壊したんだもの。
許せるわけがないよ。

唯一あの女を認めることが出来るのは、君の価値を見抜いたということだけ。
そもそも、気付かれてしまったらこうなってしまうから、あえて君の美しさを隠すような冴えない姿にしてあったのに。
その価値を知るのは私だけで十分なんだもん。

だけど、何で今の君は髪型も、肌も、着こなしも、儚いまでに美しいの……?

全部、全部あの女にされたことなんでしょ?
悔しいけど……欲情を掻き立てるまで綺麗なことを否定できない……

私も、こんなに君が美しいなんてこと、隠してたせいでわからなかった……
こんな君を見たら、本能に逆らえなくなっちゃう……

どうしたの、そんな意外そうな顔で私のこと……

そうだよ。
本当は、君とキスも、ハグも、もっと深い交じり合いも、したくてしたくてたまらなかった。

だけどね、一度でも、少しでもそんなことをしてしまえば、私は私を保てなくなってしまうこと、よくわかってたの。
だから、君のことをわがままに壊したりしないように必死でその衝動を抑えてた。

君だって恋人なりのスキンシップ、したかったんだよね。
それなのに断って、それはごめん。
だけど、君の誘いに乗るわけにはいかなかったんだ。

……そのせいで、君はあの女に穢されちゃったんだけど。

だからね、私はもう我慢しないことにした。
君だってそういうこと、したかったんでしょ?

それに、私とだとそういうことできないって思って、別れようって言ったんでしょ?
……全部お見通しだよ。

君のことを考えなかった瞬間なんて、一秒たりともないの。
君のこと、君以外で一番わかってるのは絶対に私なんだから。

あの女は知ってるのかな。
君の欲しがっていたものをプレゼントした時の太陽のような笑顔を。
私の涙を知った君の、思わず寄り添ってしまう優しさを。
君が大好きな人にしか見せない、気の抜けた幸せそうな微笑みを。

こんなもの、私以外には誰も知らないって私は自信を持って言える。

だって、君の人生で一番愛おしい人は私だから。
私の人生で一番愛おしい人は君だから。

私たちは二人であってこそ、お互いに生きる意味を持つんだ。
そうでしょ?

 (威圧)
……そうだよね?

だから、あの女にも、世界中のどんな女にも君のことは満たせない。
君を愛していいのは私だけなんだから。

君がどんなに迷っても、必ず私への愛一色に染め直してあげる。

今から、穢された分を私の愛で綺麗にしないとね。
そうしたら、私たちにしか生み出せない真実の愛が私たちを包んでくれるから。

もう、君は愛されるだけでいいの。

これからは、目の前の私のことだけを考えて生きていこうね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
君を寝取られた彼女が黙ってるはずがない
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
夜木嵩
ライター情報
ヤンデレとか書きます。

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