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ヤンデレな科学部の部長に薬を盛られ、なすすべなもく…
  • 告白
  • 学校/学園
  • 甘々
  • 学生
  • 先輩
  • 微ヤンデレ
  • サディスト
公開日2022年04月05日 01:07 更新日2022年04月05日 01:07
文字数
2305文字(約 7分41秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
科学部長
視聴者役柄
科学部に勧誘される学生
場所
科学部室
あらすじ
自分を勧誘してくる科学部の部長に、告白されたことを明かしたら薬を盛られて身動きを封じられた上誘惑してきた。しかし部長は意外と純粋(?)で…
強硬策に出る部長ですが、実は根は純粋。しかし独占欲が抑えきれないヤンデレな一面も?
本編
[ドアが開く音]
おや、君か。うん。待ちくたびれたよ。我が科学部へようこそ。
いつもは放課後になるとすぐに来てくれるからね。今日は少し遅かったが。
それなりに交友関係の広い君のことだ。誰かに声でもかけられたんだろう?

ほう…呼び出されて告白された、か…
いや、何でもないさ。知っての通り、私はそういうのに興味はないからな。
経験もないし、何も言うことは無いさ。あぁ、なんとも思っていないさ…何とも…

まぁ、せっかく来てくれたんだ。コーヒーでも淹れようじゃないか。湯を沸かすための実験道具の類もこの化学準備室、いや”科学部”の主たる私の城のこの部屋に豊富にそろっているからな。足りないのは部員だけさ。その勧誘のために君を毎日呼びつけているわけだが…

さて、こっちが君の分のコーヒーだ。冷めないうちに飲んでくれたまえ。
で、どうしたんだ?
こ、告白のことだよ。されたんだろう?君。その…受けたのか?

ほ、保留?フーン…いや、なんでもない。何でもないぞ。
本当に何でもない!
(咳払い)
…こ、コーヒーの味はどうだ!?
おいしい?そうか。喜んでもらえて嬉しいよ。

ところで、今日は何を見せるか教えていなかったな。ここしばらく、君を1人目の科学部員として勧誘するべく、色々と実験をして見せてきたわけだが…
今日は、とある薬を作ったのでその効果を、確かめる実験をしようと思う。
怪しい?そんなことは無いさ。危険なものではないからね。

あぁ。実験は、もう始まっているよ。君に飲ませたコーヒーに仕込んでおいたからね。
おぉっと、危ない。

[後から抱きつき、支える]

君に飲ませたのは、いわゆる筋弛緩剤の一種だ。害はないが、体に力が入らなくなる。今も、私が後から抱きついて支えなければ座った体制を維持するのも難しいだろう?なに、私の天才的な頭脳にかかれば、その程度の調剤は朝飯前なのだよ。

無理に暴れるな。どうせ無駄なんだ。ほら、こっちに簡易的ながらベッドを用意したんだ。私が運んでやろう。
むむ…君、意外としっかりした体をしているな。なかなかに重いぞ…


ふう、これでよし、っと。痛いところはないな?ちょっと乱暴に引きずったからな。仰向けに寝かせているし、苦しいということもないだろう?
それでは、君にまたがらせてもらうよ。
ふふん。かわった顔をしているな?私の意図が分からずに困惑、いや、恐怖を感じているのかな…?

[顔・声が近づく/耳元でささやくように]

それとも、私の体が密着して興奮している、とか…
あっははは!図星のようだなぁ。いいのか?ついさっき告白され、ひとまず保留にするほどには気に入った相手がいるのだろう?それが全くの別人である私に犯されそうになって興奮するなんて。
んっ。私の腰に当たっている、この固いのが何よりの証拠だろう?いいんだ。誤魔化そうとしなくても。
男としての生理現象だろう?これも。だから隠さなくていい。君は、私に密着されて、今にも犯されそうになって、興奮しているんだよ。あぁ。私も嬉しいよ…

で、私の目的の話をしなくてはな。
私はねぇ。君に惚れたのさ。そう、大好きだったんだ。私と君は同級生。隣のクラスで君を見かけることもあった…初めて気持ちを自覚したのがいつだったかは忘れてしまったが、その記憶がかすれるほどに長い間、君を追い続けていたんだよ…
ずっとその姿を目で追うだけだったが、最近になってやっと勇気を出して、この科学部に勧誘したんだ。二人きりの部室で、親睦を深めてやがては…と考えてね。

しかし、なんだ。君、告白されたと言うじゃないか。しかも、断らずに保留にしたんだって?今までそんな様子はなかったし、君が人気があるという噂も聞かなかったからな。油断していたが…
だから、やや強引ではあるが君に薬を盛って拘束させてもらったんだ。
あぁ、そうだ。今日、ここで、君を私のものにする。拒否権は無いが…すぐに自分から求めるようになるさ。

惚れ薬、媚薬の類を君に盛ることも考えたさ。あれを使えば、きっと君はすぐに私の言うことを聞いてくれるようになる。でも、君の心を手に入れるのに、薬には頼りたくなかったんだ!本当に、私のことを好きになってほしくて…
私は、こういうことをするのは、その、初めてだ…はじめは不快かもしれないが、きっと気持ちよくするから。我慢してくれ…

と、止めないでくれ!もう私には後がないんだ!今日君を返せば、君は告白してきた女と付き合うんだろう!?そ、そんなの絶対だめだ!君は、私だけのものなんだ!君は…

…え?告白は断るつもり?傷つけないためにいったん保留して答えを考える…?
う、嘘をついてこの場を切り抜けようとしたってダメだぞ!き、君はきっと…


本当は、今日告白するつもりだった…?私に…?

なななな、何を言っているんだ君は!君が、私に、告白…?ということは、君は私のことが…その、まぁなんだ。好き、だった、と?
ば、馬鹿言え!そんなそぶり、一度も…
…毎日部室に来たのも、私に会うため?

そ、そうなのか…恥ずかしいな。
そうだとしたら、今回はさすがに焦りすぎだったか…?


[蕩けたような声/耳元で]

おぉっと、だからといって君は離さないぞ?薬が切れて動けるようになるまで少なくともあと1時間弱はかかる。
なんてことは無い。私が愛を一方的に押し付ける行為から、二人が愛を確かめ合う行為に変わっただけさ。私が初めてなのは変わらないが…しばらくは私の下で我慢してくれ。想像しただけで興奮してきたよ…ぐちゃぐちゃになっている君もそそるなぁ。ああ、絶対に、私だけのものにしてやるからな…?もう、誰に告白されても私の元から離れないよう、徹底的に体と、その心に教え込んでやるからな…

でも、薬が切れたら…その、君からしてくれると嬉しいな。
あぁ、愛しているよ。大好きだ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレな科学部の部長に薬を盛られ、なすすべなもく…
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
奏流 漁(幼女かなで)
ライター情報
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