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喧騒の後、二人きりのカフェで
written by 霜月鷹
  • 年上
  • お姉さん
公開日2022年04月20日 23:31 更新日2022年04月20日 23:31
文字数
770文字(約 2分34秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
カフェのマスター
視聴者役柄
カフェの従業員
場所
閉店後のカフェ
あらすじ
昨日よりも暑かった今日は、冷たい飲み物を求めて足を運ぶお客さんがいっぱいだった。
心地良い涼しさに満たされたカフェの店内からはいつの間にか余人の気配が無くなり、本日も無事に閉店の時間を迎えた。
つい数時間前までの人気が嘘みたいに消え去り、貴方が妙に安らぐ静けさに身を委ねていると──このカフェのマスターである彼女が、忙しい一日を乗り切った貴方に「ちょっとした」ご褒美をくれました。
本編
ふぅ……お疲れさま、今日はお客さんの数、凄かったわね。
お客さんがいっぱい来てくれるのは嬉しいけど……流石にちょっと、疲れちゃうかも。
今日は少し暑かったから冷房を強めにしてたけど、大丈夫だった?
ほら、冷房とかが苦手で体調を崩しちゃう人って居るでしょ?
もしかしたら君もって思ったんだけど……そっか、それなら安心だわ。
閉店の準備は私がしておくから、今日も頑張ってくれた君にはこれをあげましょう♪
君の好きなケーキと紅茶……私からの気持ちだから、遠慮しないで食べてよね♪

食べながらで良いんだけど……私の話、聞いてもらっても良いかな?
ありがとね、それじゃあ単刀直入に──君、今日が何の日か分かるかしら?
「私がカフェを継いで二年目の記念日」……って、ちゃんと覚えてくれてたんだね。
でも、それとはちょっと違うかな。

正解は……君がお手伝いをしてくれるようになってから二年目の記念日でした♪

私ね、おじいちゃんにこのお店を任せるって言われた時、すっごい不安だったんだ。
でも、君が一緒に手伝ってくれたおかげで、私はしっかりとお店を切り盛りできるようになったの。
だから君には感謝してもしきれなくて──って、いけない……手が止まってたわ。
ごめんなさいね、つい感傷に浸ってちゃって……あ、食べ終わったなら食器は私が洗っておくわ。
遠慮しなくてもいいの、君は今日一日すっごい頑張ってくれたんだから、これくらい私に任せてくれてもいいのよ?うふふ、宜しい♪
その代わり、コーヒーミルの手入れだけお願いしてもいいかしら?
なんだか調子が悪いみたいで……ありがとね、そっちはお願いするわ。
そうそう……君はこの後、何か予定があったりするかしら?
君さえ良ければ、今日は私の家で一緒にご飯を食べたいな~って思ったんだけど……本当に!?
うふふ、ありがとね♪
それじゃあお店の片づけ、急いで終わらせちゃいましょうか……私の手料理、楽しみにしててよね♪
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
喧騒の後、二人きりのカフェで
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を書いてるタヌキ的な「何か」です。
もし宜しければ、使用実績の方もお願いします…!
有償販売利用の条件
有償・無償問わず演者側キャラクターの性別変更、罰ゲーム等への使用は御遠慮願います。
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