受験生の姪の勉強を教えていた貴方は、勉強の休憩中に自分で耳かきをしようとするが、彼女が耳かきをやりたいと言い出して…？

(インターホン)


叔父さーん！遊びに…じゃなかった、勉強しに来たよー！


うん！今日もよろ〜！へへっ♪


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んー…わかった！こう⁉︎


マジ⁉︎ やったー！やっぱウチ、天才かも！


えへへ！でしょー⁉︎ 半端ないっしょ⁉︎
一年前と比べたら成長度合い、マジパナイ！


つかさー、叔父さん、頭良すぎない？


てか、教え方も上手すぎ！


ウチみたいなバカの成績をここまで
上げれるなんてさー、ガチで凄いよ。


家庭教師とかしないの？絶対向いてるよ？


またまた〜。
そんな謙遜しちゃってさぁ。


いやいや！ホントこれ、マジで言ってるから。


え、あ…も〜！叔父さんも
口が上手いんだからさぁ！えへへ♪


ま、まぁたしかに？
ウチの類稀なる才能もあるかもだし？


そだねー。もう二時間以上経ってんじゃん。
ちょっと休憩しよー。


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はぁ〜…ひと息ついた〜。
茶菓子とお茶、めっちゃ美味いね！


いやいや！ウチ、こういう和菓子系も
好きだから！全然気にしなくていいよ！


…ん？あれ？叔父さん、それ耳かき棒？


へー、自分で定期的に耳掃除を…


あっ、じゃあウチにやらせてよ！
てか、ウチがやりたい！


うん！前々から興味はあったから！


ねっ、いいでしょ⁉︎ おねがーい！


マジ⁉︎ やったー！じゃあウチの膝においでー？


いいじゃん！ほら、遠慮せずに！


耳かきは膝枕してやるのが定番って
友達から聞いたしー。


そうそう。膝枕は耳かきの基本だから。
基本が大事って教えてくれたのは
叔父さんでしょ？


うん…よし。ウチの膝に叔父さんの頭、
しっかり収まったねー。


じゃあ耳かき始めっから…動かないでよー。


(耳かき)


おー…なんかスッゴイ手に馴染む。
竹耳かきってこういうもんなのかなー…


あ、やっぱそう？
ウチが叔父さんの姪っ子だから？


まー、叔父さんが愛用してるわけだし、
ウチに使いこなせないわけないよねー。ふふふ♪


つーか耳かきマジ楽しい！
友達が言ってたとおりじゃん！


うん！友達がさー、彼ピッピに
よくやってあげてるらしくてさー…
癒してあげてるって分かると、なんか
やってる方も楽しかったりするんだって。


そうそう！ウチのためにも
叔父さんはしっかり癒されてよねー。


(しばらく無言で耳かき)


ん？どーしたの？叔父さん？


へ？マジ？いいお嫁さんになれそう？


えへ、えへへ♪ やった♪
叔父さんからのお墨付きもらっちゃった♪


もちもち！将来、いい旦那さんできたら
耳かきくらい余裕でするし！
てか、彼氏できてもするし！


叔父さん、マジ褒め上手だね！
ウチのこと、よく分かってんじゃん！


叔父さん！これ、ウチからの
特別サービスね！


(耳ふー)


けっこう良くない？耳吹き。


でしょー？今、ちょっとピクってなったもんね。


じゃ、反対やるから
身体の向き変えてねー。


よーし…反対の耳も
ばっちし綺麗にしてくからねー…


(耳かき)


叔父さんの耳ってさー…
そんな汚くなく無い？


うん。こまめに耳掃除してる
って感じする。


几帳面な叔父さんらしいけどね。


いやいや…ウチは全然。


家族からも友達からも
ガサツだとか、テキトーだとか
言われまくるし。


あ…そ、そう？ありがと…


へへっ…なんか叔父さんに
褒められんのってめっちゃ嬉しい。


なんでだろ…叔父さんはウチのこと
一番ちゃんと見てくれてるからかな？


うん、一番だと思う。
勉強だって教えてくれるし、
こっちに頻繁に通ってても
全然迷惑そうにしないし。


だから…叔父さんも困ったこと
あったら、ウチに言ってね？


ま、まぁウチが何の役に立つか
分かんないけどねー…あはは…


へ？……あ、ありがと。
やっぱ叔父さんのこと好きかも。


もうちょっと若かったら
彼氏にしてたかもなー。


ふふふっ…そんだけ
いい男ってこと。
全然自信持ってもろて。


あっ、ちょ…！
その切り返しは卑怯じゃん…！


むー…ズルい。
叔父さんのその言い方ズルい！


ズルい叔父さんの耳なんて
こうしてやる…！


かりかり…かりかり…かりかり…かりかり…
(※言う回数は自由)


叔父さんなんて、トロットロに
溶かしてやるんだから…！


ウチの耳かきしか受け付けられない
身体にしてやるし…！


ふーんだ。謝っても許しませーん。


…キス、してくれたら
許してあげてもいいよ？


んー…まぁおでこかほっぺくらいなら…


あ……じょ、冗談に決まってるし！
本気にすんな、バーカ！


うぅ…叔父さんってば、さっきから
ウチのことからかってばっか…


ふん…そこまで言うなら
あとで一緒にケーキ買いに行こ。
もちろん、叔父さんの奢りね。


ふふっ♪ はい、交渉成立！
約束だからね！


(しばらく無言で耳かき)


そろそろ仕上げに入ろっか。
いくよー…


(耳吹き)


はい、耳かき終わり！お疲れー！


ふふ、どういたしまして！
ま、ウチにかかれば
これくらい余裕的な？


…そんな子ども扱いしないでよ。
ウチ、来年は大学生だよ？


やめろとは言ってませーん。
頭撫でるなら、最後までちゃんと
撫でてくださーい。


んっ…いつもありがと。
これでもめっちゃ感謝してる。


うん…頑張る。
ちゃんと勉強して
行きたい大学受かるから。


だから…最後までウチの
面倒みててよねっ！にひひ♪

・台本（ゆるボイ！）
JKギャルの姪っ子の竹耳かき
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎