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ボクっ娘イケメン執事のステンレス耳かき
written by 松平蒼太郎
  • 耳かき
  • 甘々
  • 年上
  • ボーイッシュ
  • ボクっ娘
  • イケメン
  • 執事
  • 耳吹き
公開日2022年11月16日 08:35 更新日2022年11月16日 08:35
文字数
1750文字(約 5分50秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
執事
視聴者役柄
お坊ちゃん
場所
お坊ちゃんの部屋
あらすじ
名家のお坊ちゃんである貴方は、部屋を訪ねてきた女性執事に耳かきをして欲しいと頼む。彼女は快く承諾し、貴方の耳かきをすることになったが…?
本編
(ドアをノック)


坊っちゃん、入ってもいい?
飲み物、持ってきたよ。


うん。それじゃあ失礼するね。


(ドアを開く)


はい、どうぞ。ここに置いておくね。


…?どうかした?
僕の顔に何かついてる?


え?…あぁ、耳かき?
それくらいならお安い御用だけど…大丈夫?


あ、いや…坊っちゃん、耳かき
苦手だったのに、なんでかなーって…


へぇ…ASMR動画。なるほどね。
擬似的に耳かきを体験できるやつだね。


それで実際の耳かきも
してもらいたくなったと…


でも不思議だね。耳かき苦手な
坊っちゃんがどうしてASMRを聴いてたの?


そうなんだ。耳かき苦手なのを
克服したかったんだね。


いいよ、わかった。
僕も協力する。


じゃあ僕の膝においで?
膝枕しながら耳かきしてあげる。


ん…その位置でいい?
今からこのステンレスの
耳かき棒を突っ込んでいくね。


え?大丈夫大丈夫。
僕、自分で言うのもなんだけど
耳かき上手いからね。


たしかにステンレス製は
上級者向けだけど…安心して。
これ、僕愛用の耳かき棒だから。


そ。使い慣れてるってこと。
ご主人様や奥様にもこれで
耳掃除をしているからね。


あ、もちろん毎回ちゃんと
洗ってから使用してるから
衛生的には問題ないよ。


うん。分かってくれたところで
さっそく始めていこうか。じっとしててね…


(ステンレス耳かき)


浅いところから深いところに
少しずつ棒を下ろしていくからね…


んー…ちょっと身体固いかな。
リラックス、リラックス…


うん…耳の中、まぁまぁ汚れてるね。


耳垢、取り除き甲斐がありそうだ。


ちょっとずつ、ゆっくり、ゆっくり…


カリカリ…カリカリ…カリカリ…カリカリ…
(※言う回数は演者さんにお任せします)


どうかな?耳かき棒の感触、
少しは慣れてきた?


そっか、よかった。
ひんやりしてて気持ちいいでしょ?


そろそろ奥の方、突っ込んでいくね…
痛くしないようにゆっくり、慎重に…


ふふ♪ 大物、取れちゃった♪
これだから耳かきはやめられないんだよね。


うん、楽しいよ。人の耳を掃除するの…


汚れが取れていく爽快感っていうのかな…
そういうのが感じられて楽しくってさ…


あはは、そっか。あんまりピンとこない?
まぁ坊っちゃんは掃除苦手だもんね。


でも大丈夫…坊っちゃんには僕がついてる。


部屋の掃除も耳掃除も、僕がしてあげる。


坊っちゃんは僕のことを
信じてくれさえすれば、それでいい。


坊っちゃんのお世話は
全部僕がしてあげるからね…


(しばらく無言で耳かき)


はい、できた。
こっちの耳掃除は完了ね。


頑張った坊っちゃんに
ちょっとだけオマケ、つけてあげる。


(耳吹き)


ふふふっ♪ 耳かきのASMR動画なら
これもよくするんでしょ?


さ、反対の耳やるから、ゴローンして?


はい、よく寝転がれたね。えらいよ。


耳かき棒は新しいモノに取り替えて、と…


じゃあこっちの耳もお掃除していくねー…


(ステンレス耳かき)


うん…なるほど。こっちも
そこそこ汚れてるね。
僕がしっかり取ってあげる。


さっきと同じ感じで、浅いところから
少しずつ深いところに突っ込んでいって、と…


カリカリ…カリカリ…カリカリ…カリカリ…
(※言う回数は演者さんにお任せします)


だいぶリラックスできてきたみたいだね。
最初はちょっとだけ身体こわばってたけど…


どうかな?耳かきもそんなに
悪いものじゃないでしょ?


うん、もちろん。また耳垢が
溜まってきた頃にしてあげるね。


あまりやりすぎると
耳を傷つけちゃうからね。
一定の間隔をあけてやらないと…


でもよかった。坊っちゃんに
気に入ってもらえて…


本当のこと言うと、前からずっと
坊っちゃんの耳掃除はやりたかったからさ…


ちょっと痒そうにしてるところを見てたら
「あぁ、耳掃除してあげたいなぁ」って。


だから今日は坊っちゃんの方から
言ってきてくれて嬉しかったよ。ありがとう。


さ、そろそろ深いところもやっていくね。


ゆっくり、やさーしく、カリカリするね…


(しばらく無言で耳かき)


はい、こっちも大物取れた。スッキリした?


よかった。これでちゃんと人の話も
聞けるようになったね。


さぁ?どういうことでしょうか?ふふふ…


(しばらく無言で耳かき)


んー…あとは細かい汚れも
ササっと取り除いて…


うん、これでこっちの耳掃除も完了だ。お疲れ様。


はいはい…オマケというかご褒美、
欲しいんでしょ?今からしてあげるから…


(耳吹き)


ふふっ、クセになっちゃったかな?
身体、ピクってしてるし。


それじゃあ僕はそろそろ行くけど…
あまり夜更かしはしちゃダメだよ?


うん、おやすみ。
また明日、起こしに来てあげるからね。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ボクっ娘イケメン執事のステンレス耳かき
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
 pixivにてフリー台本を投稿しています。
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